西洋哲学史の本 おすすめ5選
哲学に興味があるあなた。ただ、西洋哲学史って広すぎてどこから手を付けていいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。そんなあなたにぴったりの5冊をご紹介します。1冊目は、西洋哲学の歴史を時系列で辿りながら理解できる一冊。2冊目は、哲学者たちの人間模様も紐解く面白さ満載の一冊。3冊目は自由とは何か、を深掘りする考えさせられる一冊。4冊目は、アートと哲学が交差する刺激的な一冊。最後の5冊目は、哲学的思考を身につけるワークブック形式の一冊です。この5冊であなたも西洋哲学の魅力にどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか。
『新しく学ぶ西洋哲学史』
古代から現代思想まで概観する正統派テキスト
古代ギリシア・ローマから現代思想(ドイツ、フランス、英語圏)に至るまでの西洋哲学史の流れを一冊で概観でき、新しい研究動向を反映しつつも、簡便かつ水準の高い正統派の概説書。 索引・年表など学ぶための資料も充実。
作者 | 荻野 弘之/山本 芳久/大橋 容一郎/本郷 均/乘立 雄輝 |
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価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2022年11月15日 |
『イラスト西洋哲学史新版』
哲学のはじまりからマルクスなどの近代哲学までを丁寧に解説!
作者 | 小阪修平/ひさうちみちお |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2019年08月 |
『西洋哲学史 ルネサンスから現代まで』
戦後日本を代表する哲学者による、ロングセラー入門書。ルネサンス期から現代まで、代表的哲学者約80人の理論の核心とそれが生み出された背景を丁寧に描き、哲学史500年の歩みを通覧する。中世の神に権威づけられた世界秩序は、17世紀の数学的自然学の誕生とともに人間の理性を基盤とした科学的世界観に移行していく。18世紀に登場した啓蒙主義とロマン主義の哲学の相克の歴史は現代まで形を変えて繰り返され、その反省の下で20世紀、新たな世界観を選びとろうとする実存の哲学へと繋がっていく。決定的な転換点に光をあてつつ、流れを一望する。
作者 | 野田 又夫 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2017年05月10日 |
『概説西洋哲学史』
本書は、ヴィンデルバントの名著『哲学史教本』の精神を生かし、哲学史を問題史的にたどることによって、「哲学すること」をめざしたユニークな概説書である。全体の流れの理解を助けるために各部に通史的「概観」を付し、各章末には、時代から時代への推移ないしは補説を「余論」として加え、巻末には哲学史年表と索引を付けて読者の便宜をはかっている。
作者 | 峰島旭雄 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 1989年02月 |
『西洋哲学史』
哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)
1 古代前期
1.古代ギリシアこそ西洋哲学の源泉
2.ソークラテース以前の哲学
3.「汝自らを知れ」
--ソークラテースを中心とする対話篇
4.魂が神の国で見ていたことーー対話篇「メノーン」
5.偉大なことは狂気によってのみ生ずる
--プラトーンの書物のなかから
6.哲学の原型をつくろうと努力した哲人たち
2 古代後期
1.実体といわれるのもは何か
--アリストテレースの特色
2.実践哲学とその学派ーーヘレニズム前期
3.宗教哲学と4人の学者ーーヘレニズム後期
3 中世
1.中世は暗黒であったか
2.ダイナミックな時代としての中世
3.教父の時代ーー理論的に教会を守った人
4.ニッサのグレゴーリオスーーギリシア教父
5.アウグスティーヌスーーラテン教父
6.大学の問題ーー中世の偉大な制度とアベラール
7.トマス・アクィナスーー中世最大の大学的な哲学者
8.個について考えた人びとーースコトゥスほか
4 近世
1.ヒューマニズムの時代
2.フィレンツェのプラトーン・アカデーミア
3.自然科学の中心地・パドワ
4.16世紀のヒューマニズム
5.17世紀の哲学(1)
--デカルト、ホッブス、パスカル、スピノーザ
6.17世紀の哲学(2)
--ライプニッツ、ロック、バークリー、ヒューム
5 近代
1.大陸合理論と英国経験論の統合
--ルソーとコンディヤックの思考実験
2.近世哲学を近代につないだ哲学者カント
3.カントの三批判書
--『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』
4.ドイツ観念論ーーフィヒテ、シェリング、ヘーゲル
5.人間への志向回帰ーーシェリング、キェルケゴール、フォイエルバッハ、ヴィーコ、ニイチェ
6 現代
1.20世紀初頭の哲学
2
作者 | 今道 友信 |
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価格 | 1386円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1987年05月 |
以上、哲学史を学べるおすすめの本5選をご紹介させていただきました。これらの本は、哲学という重厚なテーマを、分かりやすく、かつ深く解説してくれる名著揃いです。難解な哲学のイメージを覆す、とても読みやすいものばかりですよ。
アルキメデスが風呂桶で重要な発見をし、アインシュタインが相対性理論を生み出すまで、科学も哲学から生まれた学問です。古代ギリシャの哲学者から現代の思想家まで、彼らの思考の歴史をたどることで、自分自身の人生観や価値観を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
それぞれの本は、一つ一つの思考や考え方の背景にある歴史や文化、時代背景を理解することで、ただの知識としてではなく、自分の中に生きる哲学として吸収することができるでしょう。また、それぞれの哲学者の人生観や視点から、自分の人生や未来についても新たな視点を提供してくれます。
これらの哲学史の本を読むことで、人生の選択肢が広がり、より深い理解や考え方、人とのコミュニケーションを通じて自己成長を促すきっかけになるかもしれません。哲学は難解な学問だと思って敬遠していた方も、これらの本で新たな世界に触れる感動を体験してみてはいかがでしょうか。
皆様の哲学への興奮と、自己理解を深めるきっかけになれば幸いです。これからも、皆様の興味を引き立てるような、おすすめの本をご紹介してまいりますので、ぜひまたご覧くださいね。
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