子供をいじめっ子・いじめられっ子にしないために読む本10選

子供たちが様々な人間関係や心の葛藤に直面し、それをどのように乗り越えていくか。そんなテーマを描いた小説や漫画をご紹介します。思春期特有の葛藤を素直に描いた作品から、いじめの問題を直球で投げかけたものまで、バラエティ豊かに10冊をピックアップ。大人が読んでも一読の価値ありですよ。子供たちに対する理解を深めて、いじめ防止につなげさせてみてはいかがでしょうか。本を通した共感や理解が、子供たちの「心のケア」に必ず役立つはずです。
『子どもカウンセリングいじめ : いじめられちゃった いじめちゃった いじめを見ちゃった自分を助ける方法』

作者 | 寺戸,武志 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 少年写真新聞社 |
発売日 | 2024年07月 |
『いじめ対応の限界』

作者 | 内田 良/古殿 真大/藤川 寛之/澤田 涼 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 東洋館出版社 |
発売日 | 2024年04月08日 |
『いじめをめぐる意識と行動 : 「いじめ集団の四層構造論」の批判的検討』

作者 | 久保田真功 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 関西学院大学出版会 |
発売日 |
『娘がいじめをしていました』

【あらすじ】
中学時代にいじめられた経験を持つ赤木加奈子はある日、小学5年生の娘・愛が同級生の馬場小春をいじめていることを知り、家族で馬場家に謝罪に向かう。
加奈子たちの謝罪はその場では受け入れてもらえたものの、小春はその後、不登校になってしまう。
小春の母・千春は苦しむ娘を見て知り合いに相談するが、SNS上での匿名の告発をきっかけに、思いもよらない事態へと発展してしまうのだった──。
我が子への不信感、夫との意見の相違、SNSで巻き起こる炎上…様々な問題に翻弄される二つの家族。
自分の子供がいじめの当事者と知った時、「正しい対応」とは果たして何なのか?
いじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクション。
【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
作者 | しろやぎ 秋吾 |
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価格 | 1485円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年03月30日 |
『家族全員でいじめと戦うということ。 = Fight for our bullied daughter with my family』

作者 | さやけん |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年06月 |
『娘はいじめなんてやってない』

作者 | しろやぎ秋吾 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 |
『いじめ・不登校「先生、その対応間違ってます!」 : 保護者とつくる“こどもまんなか”の学校9つの秘訣』

作者 | 嶋﨑政男 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 教育開発研究所 |
発売日 |
『マンガで解説いじめと戦う!プロの対応術』

作者 | 黒川,清作,1981- 千葉,孝司 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年03月 |
『いじめのある世界に生きる君たちへ いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉』

精神科医の卓越した人間論に裏づけされた「いじめ」論であり、学校関係者にも必読の書です。読むか読まないかで、いじめへの対応が変わります。深い「いじめ」論が、やさしく読める。精神医科が自身の体験をもとに綴ったバイブル。
作者 | 中井久夫 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2016年12月 |
『平気で他人をいじめる大人たち』

20年以上、カウンセラーとして職場の「嫌がらせ」やいじめなどの問題を扱ってきた著者によると、他人をいじめる大人はおおよそ3種類に分けられるという。自分の感情をコントロールできない「感情型」、自己愛が強い「自己愛型」、他者が自分にとって使える人間かどうかでしか判断しない「他者利用型」である。
では彼らによるいじめにどのように対抗すればいいのか。敵愾心を持つのは逆効果。本書では大人としてもっとふさわしい対抗策を解説するとともに、長い目で見て最も有効な解決策として、他者と本当の信頼関係を作り上げる「傾聴」のスキルを紹介する。
(内容例)
「自分が正しい」と思い込んでいる人の怖さ/自分たちと違うからいじめるという同調圧力/「そんな発注は受けていない」と言うCさん/上司から大量の本を読むことを強要されたBさん/人の噂に尾ひれをつけて拡散する人たち/公園デビューで仲間外れにされたOさん/自分自身を楽にする「傾聴」の本質
作者 | 見波 利幸 |
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価格 | 1023円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2021年09月16日 |
さて皆さん、10作ものおすすめの本をご紹介させていただきまして、いかがでしたでしょうか。いじめという問題は本当に深刻で、一人でも多くの子供がその影響を受けないように、そしてむしろ共感や理解、友情や愛情といった美しい人間関係を深めることができるように、すべての親御さんや教師の方々、そしてもちろん子供たち自身に、今回の本を手に取ってほしいと心から願っています。
物語の中には、人間関係の難しさや痛み、悲しみ、そしてそのすべてを包むような愛や優しさ、また立ち上がる勇気など、私たちが現実世界で直視することが難しい忘れられた大切なメッセージや教訓が詰まっています。それは、文字になった瞬間に生きものとなり、読むものの心にしっかりと届きます。これらの本を通じて、子供たちは新たな視点を得るだけでなく、他人の痛みを理解し、差別や偏見、いじめなどの問題をより深く考えるきっかけを得ることでしょう。
それぞれ異なるテーマや視点を持つ今回の作品は、それぞれの子供の立場や感情に寄り添ってくれます。そしてその中に描かれる様々な人間模様や争い、そして解決策は、「いじめ」でも「いじめられ」でもない、心地よい人間関係を築く一助になることでしょう。
もちろん、本だけでいじめがなくなるわけではありません。しかし、本は心の窓。決して目を背けてはいけない問題への理解と共感を深める手助けをしてくれます。読書による教養と共感力が、子供たちが抱える悩みを理解し導く力となることを願います。これからの子供たちが、困難な人間関係に疲弊せず、お互いを尊重し合って、自己肯定感を大切にしながら生きていくことを心より願っています。
本の力は無限大です。子供たちが読書を通じて、「いじめ」の問題を深く考え、「自分も相手もわかり合いたい」という気持ちを育てていけることを希望しています。全ての子供たちに、笑顔が溢れる学校生活が訪れますように。
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