チャーチルに関する本 おすすめ6選 20世紀のイギリスの首相
イギリス史を彩った名首相、ウィンストン・チャーチルの魅力に迫る書籍をピックアップしました。スピーチの名手として信念を貫き通した彼の生き様を詳細に描いた伝記から、火を噴くような政治戦争を描いたドキュメンタリーまで、様々な角度からチャーチルを追体験できます。また彼の知識欲や、繊細な感性を描いた小説もここにて紹介します。彼が築いた名言の数々を紡ぎ出した背景も見えてきますよ。それぞれから見えてくる彼の人間像やリーダーとしての本質に迫りたい方におすすめです。魅惑の一冊を、ぜひ手に取ってみてください。
『チャーチル : イギリス現代史を転換させた一人の政治家』
作者 | 河合,秀和,1933- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論社 |
発売日 | 1998年01月 |
『英国の危機を救った男チャーチル なぜ不屈のリーダーシップを発揮できたのか』
ヨーロッパの命運を握った指導者の強烈なリーダーシップと知られざる人間像を描いたノンフィクション。ナチス・ドイツに徹底抗戦し、ヨーロッパの命運を握ったチャーチルは、ワシントン、モスクワ、カサブランカ、ケベック、カイロ、テヘラン、ヤルタ、ポツダムと、連続する首脳会談実現のためエネルギッシュに東奔西走した。ルーズベルトとスターリンの動きも詳しく描き、さらには東條英機とも比較して、非常時に求められるリーダー像に迫る。
作者 | 谷光 太郎 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 芙蓉書房出版 |
発売日 | 2018年06月18日 |
『チャーチル イギリス帝国と歩んだ男』
20世紀のイギリスを代表する政治家チャーチルは、植民地支配が拡大する帝国主義の時代の開始とともに生まれ、脱植民地化の時代に植民地が独立していくなかで世を去った。ジャーナリストとして植民地戦争に臨んだ若い日から、彼はその生涯を通じて、世界最大の支配地域をもったイギリス帝国を守っていくことを重視した。本書は、2度にわたる首相時代を含む曲折に富んだ彼の一生を、帝国との関連に焦点をあてて描いていく。
作者 | 木畑洋一 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 山川出版社(千代田区) |
発売日 | 2016年02月 |
『「泣き虫」チャーチル 大英帝国を救った男の物語』
「チャーチルには、それが弱点なのか強味なのか、よく分からないクセがある。……泣き虫。感きわまると目をうるませて涙を浮かべる。人前であろうとおかまいなし。弱味を見せてしまうなどとはまったく考えない」
チャーチル生誕150年(2024年)!
これまでに描かれたチャーチル像を覆す、著者渾身の評伝。
※※目次より※※
第1章 血と汗と涙と苦汁
学校ぎらい/「ギヴイン」か? 「ギヴアップ」か?/「神の名のもとに告げる!」見え見えの《罠》
第2章 血を流して戦う国民
フランスの悲鳴/"ホーリーフォックス"/感涙にむせぶ/チャーチルVSケインズ/ヒトラーを使用人と間違えた男/謎の「進撃停止命令」/閣議室バトル/ダンケルクのヒトラー/毒ガスには毒ガスで!/ケネディ駐英大使の「最後」/"チャーチル謀略説"を検証する/初めて「母の地」アメリカへ
第3章 ヒトラーVS地獄の悪魔
《十字架上の日本》/日独伊三国同盟/「イギリス帝国主義野郎」/「日本は戦争を仕掛けてくる」/老政治家の熱涙/日ソ中立条約の舞台裏/ヒトラーが地獄に侵攻するなら/世界中を驚かせたチャーチル演説
第4章 大統領という愛人
独裁者の本音/「なんと無礼な!」/"愛人"の気まぐれ/マジック情報/ふたりの日本大使/「アメリカは参戦すべきでしょう!」/幻の日米トップ会談/「ハル・ノート」/タイムオーバーした《最後通告》/"卑劣な攻撃"に涙する/それぞれの「その後」
第5章「敗北と不名誉とはわけが違う」
主治医モーラン卿/史上初の東京空爆/運命のミッドウェー海戦/ルーズヴェルトに激怒/ロボットのようなモロトフ/マンハッタン計画/まさかのときの友こそ、真の友である
第6章「ロンメル!ロンメル!ロンメル!ロンメル!」
チャーチルもはまった落とし穴/内閣不信任案/エジプトへ飛ぶ/「この陰気で邪悪なボルシェヴィキ国」/"食えない相手"同士/エンド・オブ・ザ・ビギニング/オーバーロード作戦/イタリア降伏/テヘランのビッグ・スリー/チャーチルの帝国主義ショー
第7章「ディス・イズ・ユア・ヴィクトリー!」
ロバート・キャパ/ベヴィンという男/副首相の苦言/ヤルタ会談/アイゼンハワー元帥/「戦友」との涙の別れ/ゲシュタポ・スピーチ/史上最大のサプライズ
※※著者略歴※※
広谷直路(ひろたに なおみち)
1942年生まれ。ノンフィクションエディター。東京外国語大学卒。集英社グループの元編集者。『PLAYBOY日本版』編集長、翻訳書編集長、集英社新書編集部長、綜合社代表などを経験。
作者 | 広谷 直路 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 集英社インターナショナル |
発売日 | 2023年12月05日 |
『チャーチル』
圧倒的不利な戦況にあっても、一瞬たりとも祖国の勝利を疑わず、ドイツ軍の空襲の下、国民の心を一つにし、アメリカの参戦を実現させ、ついには連合国に勝利をもたらした最大の功労者、「英国版 鉄の宰相」は、いかにして生まれたか。
作者 | ソフィー・ドゥデ/神田順子 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2015年09月02日 |
『人間チャーチルからのメッセージ 不安な豊かさの時代に生きる私たちへ』
作者 | 松本正 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 小学館スクウェア |
発売日 | 2017年12月 |
今回おすすめしました6冊の作品を通して、ウィンストン・チャーチルの人格や政治哲学、また彼が生き抜いた時代の舞台裏など、様々な角度から彼の人生を知ることができます。ビッグな存在感を持つ「獅子」チャーチルを描いたこれらの作品は、彼のエネルギーに満ちた話すスキルやリーダーシップ、そして困難な時代を乗り越える強さを私たちに教えてくれます。
あなたが歴史学者であろうと、歴史にはあまり興味がないという方でも、これらの本はあなたを飽きさせません。根深い情熱を湛えたスピーチの数々、戦時の重要な意思決定、そしてその人生の軌跡の中には、私たち自身の人生にも照らし合わせて考えることができる要素がたくさん詰まっています。
そして、これらの本を読めば、チャーチルが単なる政治家ではなく、画家でもあり、作家でもあり、そしてときには優れた詩人でさえあったことに気づくでしょう。彼の多才な才能や彼を形成したエピソードの数々は、私たちが人生のさまざまな局面でどのように行動するべきか、あるいは人生の意義とはなにか、といったテーマについて思いを馳せるきっかけを提供してくれます。
チャーチルの物語は、政治の舞台だけでなく、人間生活の様々な面を通して語られる、一人の人間の生きざまそのものです。これらの本の中には、それぞれ違った視点から、彼の生涯を描き出すための様々な素材が散りばめられています。一冊でも手に取ってみて、ウィンストン・チャーチルの世界へ足を踏み入れてみてください。きっと、あなたの視界が広がり、考え方が深まるきっかけになるはずです。
今お伝えした6冊の中から、あなたの興味や好みに合った一冊を見つけてみてください。みなさまの読書ライフが、新しい発見と感動に満ち溢れるものになることを心から願っています。そして最後に、言わせていただきたい。本を通じて学び、考え、感じる幸せを、どうか大切にしてくださいね。
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