中島花野がイラストを描いた本10選

中島花野さんのイラストが描かれた本は、まるで絵画を観るような気持ちにさせてくれます。色彩豊かで独特のタッチが印象的、一つ一つの作品がまるでストーリーを語っています。ファンタジーな世界観は、遊び心満載で魅了されます。彼女の描くキャラクターたちは、見ているだけで心が癒やされますよ。ファッションやデザインもこだわりを感じられ、読み手を楽しませてくれます。10冊の本を選びましたが、どれも彼女の世界観が溢れ、選びきれないほど全てが素晴らしいです。この記事が、中島花野さんの作品に興味を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。
『光の粒が舞いあがる』

だれかと出会うこと。あこがれること。勇気をもって向き合うこと。
そうしてひとは、強くなる。
【あらすじ】
中学1年生の心愛は母親と二人暮らし。仕事が忙しい母親を助けるため、部活動を諦め家事の手伝いに奮闘する日々を送っていた。そんな心愛のささやかな楽しみは、駅前のボクシングジムで練習に励む少女を眺めること。踊るように、舞うようにサンドバッグを叩くその姿は、見ているだけで胸のモヤモヤが吹き飛び、前向きな気持ちになれるのだった。しかしある日、見つめていることが少女に気づかれてしまい……。
ボクシングを通じて紡がれていく絆。絆を通じて解かれていく迷いと悩み。迷いと悩みを通じてたどり着いた、「自分がするべきこと」とは?
【もくじ】
●Chapter1:透明な壁の向こうがわ
●Chapter2:新世界
●Chapter3:世界の終わり
●Chapter4:氷の女王
●Chapter5:光の粒が舞いあがる
作者 | 蒼沼 洋人 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2024年06月26日 |
『でぃすぺる』

『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ
小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。
優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。つまり、自殺の可能性はなく、マリ姉を殺した犯人が雪が積もる前に凶器を持ち去ったはず。犯人はまだ捕まっていない。
捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。警察がこの怪談に注目することはなかった。そして、マリ姉に怪談を集める趣味がなかったことをサツキはよく知っている。
マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。
死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
作者 | 今村 昌弘 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2023年09月21日 |
『薬師寺ロミの推理処方せん』

情熱と深い専門知識で今日も窓口の患者を救う!
成都(せいと)調剤薬局に勤める薬師寺(やくしじ)ロミは少しおせっかいで、ちょっぴり短気な薬剤師。地域医療に根差した調剤薬局の役割を認識しつつも、難病治療の研究に携わりたいと願っている。処方せんから患者をプロファイリングする薬剤師の活躍を描いた、新たなお仕事小説!
作者 | 平野 俊彦 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年01月18日 |
『ぼくはうそをついた』

広島に住む小学校5年生のリョウタ。同居する祖父から、原爆で亡くなった祖父の兄ミノルの話を聞く。平和学習で資料館に行き、戦争は怖い、二度と繰り返してはいけないと思っていた一方、どこか遠い昔の出来事のようにも感じていた。しかし、祖父の話から興味を持ったリョウタは、亡き大おじミノルの足跡をたどろうと思う。
リョウタが憧れる女子バレー部のキャプテン、レイは共働きの両親にかわり育ててくれた曾祖母のことが好きだった。原爆で子どもをなくしている曾祖母は、時おり記憶がまだらになり、我が子を捜し始める。近所の子どもたちからも変人扱いされている曾祖母の姿を見るのは辛く、なんとか彼女を救いたいと思うレイだがーー。
平和のために、今、私たちは何ができるのだろうーーすべての人が幸せに生きられる世界へ、祈りをこめた物語。
作者 | 西村 すぐり/中島 花野 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2023年06月07日 |
『ぼくはなにいろ』

あなたは生きていい。著者渾身の人間賛歌!
交通事故で体に傷を負って以来、人目を避け孤独に生きてきた祥司は、行きつけの居酒屋で一人の女性に出会う。祥司には眩しいほどに快活に見えた千尋だったが、人に言えないトラウマを抱えていた。スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。文具店の試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。文章で学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年。 心を閉ざした若者たちの繊細な人間関係を描き、読む者すべての人生を肯定する大傑作。
【編集担当からのおすすめ情報】
デビュー作『まったく、青くない』では、生々しい青春をリアルに描き、本読みYouTuberが絶賛して話題になりました。あれから3年、ついに完成した今作には、ジャングルポケットの斉藤慎二さんと作家の町田そのこさんが推薦コメントを寄せてくださいました。書籍の帯を、ぜひご覧ください!
作者 | 黒田 小暑 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年01月17日 |
『やわ肌くらべ』

作者 | 奥山景布子 |
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価格 | 1833円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2022年07月07日 |
『大学で何を学ぶか』

作者 | 永守,重信,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年10月 |
『虹の音色が聞こえたら』

父とふたり暮らし、過酷な環境で過ごす眠人_みんと_は三線の魅力を知る。出会いと別れ、恋と友情。沖縄民謡のしらべに乗せた青春ストーリー。
作者 | 関口 尚 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年08月19日 |
『ななみの海』

児童養護施設で暮らす高校生のななみ。「馬鹿にされるな」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のためのアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選択した道とはーー。十代の心許なさや揺らぎを繊細に掬いとり、前途を温かく照らす青春エール小説。
作者 | 朝比奈あすか |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2022年02月17日 |
『困ったときは再起動しましょう : 社内ヘルプデスク・蜜石莉名の事件チケット』

作者 | 柾木,政宗,1981- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年09月 |
全ては中島花野さんの優雅な絵筆から生まれた、心を揺さぶる物語たち。それぞれがその鮮やかさと、繊細なタッチで読者の心に深く刻まれます。中島さんのイラストが描かれた全作品は、彼女のアートに対する深い情熱と、物語とキャラクターへの愛情があふれています。それが物語をよりエキサイティングにし、読者を更に引き込んでいくのです。
これまで紹介した10冊の本は、そのうちの一部に過ぎません。あなたが未読の方はぜひ手に取ってみてください。まだ知らないキャラクターや世界を楽しむことでしょう。そして中島花野さんが描く一枚一枚の美しいイラストに、感動すること間違いなしです。
もしすでに読まれた方々に対しては、もう一度手に取ってみてはいかがでしょうか。きっと初めて読んだときとは違う角度で、新しい発見があることでしょう。中島花野さんのイラストは一度見ただけでは味わいきれないほどの奥深さを秘めていますから。
そしてまだ知らない方々も、今日この記事を読んで中島花野さんのファンになった方々も、これから出会っていく新たな作品集にも目を向けてみてください。中島花野さんの新たな一面を発見する喜びを体験いただけるでしょう。
こんな素晴らしいイラストが描かれた本を一冊でも多くの方に読んでいただくために、これからも私達ライターは中島花野さんの作品をおすすめし続けるつもりです。あなたにとっても、中島花野さんのイラストが描かれた本が素晴らしい読書時間をもたらすことを心より願っています。
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