不気味な魅力満載!おすすめ心理ホラー小説10選「保健室登校」「犬鳴村」など注目作をご紹介
数々の恐怖作品を読み漁ってきた私が選び抜いた、“心理ホラー小説”が10作です!日常でありえない怖さを描き出したり、理解不能な恐怖を押し付けてくる作品、そして読了後も脳裏から離れないような心理的な恐怖を味わうことができます。定番の「保健室登校」やテーマパークのゾンビ化に挑んだ「犬鳴村」など、骨の髄まで冷える恐怖が待っています。気軽に楽しむことはできませんが、その分、味わい深い恐怖と興奮が体全体を貫くこと間違いなしですよ!あなたも一度読んでみてはいかがでしょうか?楽しい読書ライフをお過ごし下さい!
『保健室登校』
とある中学校に転入した少女。新しい級友たちは皆、間近に迫るクラス旅行に夢中で転入生には見向きもしない。女子グループが彼女も旅行に誘おうとすると、断固反対する者が現れて、クラスを二分する大議論に発展。だが、旅行当日の朝、転入生が目の当たりにした衝撃の光景とはー!19歳で作家デビューを果たした異能の新鋭が、ごく平凡な学校生活を次々に異世界へと変えていく。気持ち悪さが癖になる、問題作揃いの短編集。
作者 | 矢部嵩 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2009年12月 |
『犬鳴村〈小説版〉』
臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。「わんこがねぇやに ふたしちゃろ〜♪」奇妙なわらべ歌を口ずさみ、おかしくなった女性、行方不明になった兄弟、そして繰り返される変死…。それらの共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”だった。「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た…」突然死した女性が死の直前に残したこの言葉は、一体どんな意味なのか?全ての謎を突き止めるために、奏は犬鳴トンネルに向かう。しかしその先には、決っして踏み込んではいけない、驚愕の真相があった…!
作者 | 久田 樹生/保坂大輔/清水崇 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 竹書房 |
発売日 | 2020年01月16日 |
『悪の教典 = Lesson of the evil』
作者 | 貴志,祐介,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2011年11月 |
『いま、殺りにゆきます』
深夜の路上で凶徒に遭遇したカップルの恐怖を描く「峠で壊れて」。愛犬の足が何者かにより一本ずつ折られていく「だんだん少なくなっていく」。常軌を逸したイタズラ電話が母子を追いつめる「謎電」。電車内で理由もなく乗客を殴り続ける男、「おら男」。日本ホラー界の第一人者が、徹底した取材を元に日常に潜む恐怖を描いた36話を収録。狂気が支配する、逃げ場のない世界が展開する実話恐怖集。
作者 | 平山夢明 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 英知出版 |
発売日 | 2006年09月05日 |
『黒い家』
顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞。
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1998年12月10日 |
『禁じられた遊び (ディスカヴァー文庫)(本のサナギ賞受賞作)』
伊原直人は、妻の美雪と息子の春翔と共に幸せな生活を送っていた。しかし、念願のマイホームを購入した矢先、美雪が交通事故に遭い、死亡してしまう。絶望する直人に対し、春翔は「ママを生き返らせる」と美雪の死体の指を庭に埋め、毎日熱心に祈りを捧げる。同じころ、フリーのビデオ記者、倉沢比呂子のまわりで奇怪な出来事が起こり始める…。第4回本のサナギ賞大賞作品。
作者 | 清水 カルマ |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2019年06月14日 |
『リカ』
平凡な会社員がネットで出会ったリカは恐るべき怪物だった。長い黒髪を振り乱し、エスカレートするリカの狂気から、もう、逃れることはできないのか? 第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。
作者 | 五十嵐 貴久 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2003年10月07日 |
『骨灰』
作者 | 冲方,丁,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年12月 |
『ほねがらみ』
作者 | 芦花公園 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2022年05月 |
『小説 シライサン(1)』
親友の変死を目撃した女子大生・瑞紀の前に現れたのは、同じように弟を亡くした青年・春男だった。何かに怯え、眼球を破裂させて死んだ二人。彼らに共通していたのはある温泉旅館で怪談を聞いたことだった。
作者 | 乙 一 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年11月21日 |
それでは、これら10作品の魅力を簡単にお伝えしましたが、どの作品も一読の価値があります。各作品が異なる視点から恐怖を描いており、読者はそれぞれの作家の才能によって引き込まれ、その世界観を深く掘り下げることで、読書の新しい楽しみを発見できるでしょう。
本来ならば、現実の世界で起きることのない恐ろしい事態に直面することはありませんが、それらは小説の世界を通して読者に無数の感情を引き出し、読者の感性を刺激します。彼らの作品は見事にその役割を果たしており、読者が自分自身の恐怖や不安を処理する一助となることでしょう。
ここで紹介した作品は、ストーリーの面白さだけでなく、登場人物たちの複雑な心理描写や緻密なプロット構成が魅力的です。ある作品では生々しい恐怖を、ある作品では人間の心理を深く探ることで、読者に新たな視点を提供し、さまざまな想像を膨らませます。
さて、最後になりましたが、ホラー作品に対する理解や感じ方は人それぞれです。あなたがどの作品に惹かれ、どの作品があなたの中に響き、あなた自身の「恐怖」を見つめ直す機会になるかは、一人一人違います。これらの作品があなたの心を揺さぶり、深い感動や考察を与えてくれることを心から願っています。
どれも個性的で魅力的な今日紹介した作品たち。あなたの読書ライフに少しでも彩りを添えられれば幸いです。これらの作品を手に取ってみて、深淵を覗き込む勇気があるなら、ぜひ一冊でも読んでみてくださいね。それでは、暗闇の中であなたを待ち受ける恐怖体験を、ぜひ楽しんでみてください。
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