細谷功の本(著書) おすすめ6選

細谷功氏の本は、多くのビジネスパーソンから愛読されている自己啓発書です。彼の作品は具体的なビジネススキルを学ぶだけでなく、人間関係や生き方について深く考えさせてくれます。独特な視点と鋭い洞察力が詰まった本6選は、読むだけでなく、日常生活に活かすヒントが満載です。しっかりとした論理的思考を身につけたい方、チームでのコミュニケーションを円滑にしたい方に特におすすめです。細谷氏の言葉には魔法があり、読者をより良い未来へと導きます。精神的にも豊かになる絶対に読むべき一冊を手に取ってみてください。
『具体と抽象』

永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。
その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。
動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解きます。
具体的言説と抽象的言説のズレを新進気鋭の漫画家・一秒さんの四コマ漫画で表現しています。
作者 | 細谷功/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | dZERO |
発売日 | 2014年11月27日 |
『Why型思考トレーニング 自分で考える力が飛躍的にアップする37問』

【大好評! 細谷功「トレーニング」シリーズ】
『メタ思考トレーニング』『「具体⇔抽象」トレーニング』に続く最新刊
お客様の「値段で他社に決めた」を鵜呑みにして、失敗を商品のせいにする営業マン。
自社商品のすごさをひたすらアピールする、顧客不在の「オレオレプレゼン」。
二言目には「それ前にやったことあるのか?」「実績あるのか?」といった言葉が出る「前例主義」。
「一人歩き」を始め、それを守ること自体が目的化した規則やマニュアル……。
いたるところで思考停止がはびこっているのはなぜか?
それはすべて、表面的な目に見える「What」にばかりとらわれて、その「向こう側」にある目に見えない「Why」を考えていないから。
問題解決の能力はAIが人間を凌駕していっている時代に、「Why」を考える能力はますます重要性を増している。
「AIに言われたままに生きることを望むのであれば、AIが発見した問題をAIが解決し、AIに言われるままに生きるのが人間の歩んでいく道になっていくことでしょう。このような道を歩みたい人も中にはいるかもしれませんが、大多数の人は自らの選択した人生を歩みたいと思うのではないでしょうか。そうなれば『そもそも何を解決すべきか』は人間が考えることが必須になります。そのような場合に必要になるのが能動的思考力、とりわけ人生の目的そのものを問うWhy型思考力になることでしょう」(本書「増補改訂版 はじめに」より)
Why型思考の身に付け方および活用法を説く本書を読めば、鋭いアウトプットを出すための頭の使い方がわかる。
《本書の内容》
第1章 イントロダクションーーあなたは「そのままくん」か「なぜなぜくん」か?
第2章 職場にはびこる「WhyなきWhat病」
第3章 Why型思考とは何か?
第4章 WhatとWhyを切り分ければ「世界が変わって見える」
第5章 Why型思考のビジネスへの応用例
第6章 「そのままくん」の原点はWhat型教育にあり
第7章 Why型思考を鍛えるために
第8章 Why型思考の「使用上の注意」
ロングセラー『「Why型思考」が仕事を変える』(PHPビジネス新書、2010年刊)を増補改訂し、改題。
作者 | 細谷 功 |
---|---|
価格 | 1133円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2024年03月08日 |
『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』

企業、特にコンサルティング会社の採用現場などでは、単に頭がいい人ではなく、「地
頭のいい人」が求められている。
インターネット情報への過度の依存が思考停止の危機を招き、検索ツールの発達による
「コピペ(コピー&ペースト)族」が増殖しているいま、「考える」ことの重要性がかつ
てないほどに高まっているからだ。これから本当に重要になってくるのはインターネット
やPCでは代替が不可能な、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の
意味での創造的な「考える力」である。本書ではこの基本的な「考える力」のベースとな
る知的能力を「地頭力(じあたまりょく)」と定義している。
では、地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える
3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレ
ームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。
この3つの思考力は鍛えることができるものであり、地頭力を鍛える強力なツールとな
るのが「フェルミ推定」である。「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」。こうした荒
唐無稽とも思える問いへの解答を導き出す考え方のプロセスを問うのが、「フェルミ推
定」だ。「フェルミ推定」と呼ばれるのは、「原子力の父」として知られ、ノーベル物理
学賞受賞者でもある、エンリコ・フェルミ(1901〜1954)に由来する。
本書では、「日本全国に電柱は何本あるか?」といった例題やその解答例から「フェル
ミ推定」のプロセスを紹介しつつ、「好奇心」「論理的思考力」「直感力」という地頭力
のベースとそれらのベースの上に重なる仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考
力の3つの構成要素とその鍛え方を解説している。
本書は、季刊『Think!』2007年春号に掲載されて大きな反響を呼んだ
「フェルミ推定で鍛える地頭力」をもとに全面的に書き下ろしたものである。
本書が対象とするのは、「問題解決」を必要とする業務に携わるビジネスパーソンはもちろんのこと、
「考える力」を向上させたいと考える学生なども含めたすべての職業の人である。フェルミ推
定による地頭力トレーニングの世界を経験し、「地頭力」という武器を持ってインターネ
ットの情報の大海をうまく乗り越え、読者なりの「新大陸」を発見してほしいというのが、
著者から読者の皆さんへのメッセージだ。
作者 | 細谷 功 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2007年12月 |
『フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則』

本書の目的は、「世の中の具体的な個別の事象を抽象度を上げて連続的に捉えることで、その変化のメカニズムからさまざまな事象を説明し、次に起きる出来事の予想を可能にする」ということです。
本書を読み終えたとき、人間の成長と保守化、組織の栄枯盛衰、イノベーションはどのように起き、抵抗勢力はどこから現れるか、資本主義の未来はどうなるか、そして生成AIは我々の生活をどう変えるか、などの事象に明確な答えが出せるようになっていることでしょう。
本書で細谷氏はまず、「具体と抽象」と並ぶ最重要コンセプト「フローとストック」を提示します。そこで目に見える「フローとストック」の構造はもちろん、目に見えない「お金」や「ルール」などの「フローとストック」の構造までも赤裸々に明らかにされます。
そして、この「フローとストック」を、人間の思考の根幹をかたちづくる「具体と抽象」という考え方にかけ合わせて提示するのが「CAFSマトリックス」。この新しいフレームワークを使いこなし、誰もが日常の事象の先読みができるようになるために、本書は制作されました。
内容例:世の中の大半は「フローとストック」に大別できる/「フローとストック」から見た「水」「お金」「人間」/「所有」という概念が人類に与えたインパクト/精神的な世界も「フローとストック」で説明可能/抽象とは動物が感じない「目に見えない概念」/都合のよい切り取りが生む「認知バイアス」/先人の知恵の流用こそ「具体化」の真骨頂/「CAFSマトリックス」四象限を解説する/なぜ手段はいつの間にか目的化するのか/「陰謀論」にとらわれる人の思考回路/人間の学びのサイクルとアンラーン/いかなる組織も逃れられない「栄枯盛衰」/「技術による世界の歪み」を見つけ出そう……ほか
第1章 世界は「フローとストック」からできている
第2章 人間の思考に欠かせない「具体と抽象」
第3章 新しいフレームワーク「CAFSマトリックス」
第4章 「CAFSマトリックス」を回して未来を読む
終章 「CAFSマトリックス」のリアルな使い方
作者 | 細谷 功 |
---|---|
価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2024年04月22日 |
『有と無 見え方の違いで対立する二つの世界観』

『具体と抽象』から10年。
満を持して、シリーズ第4弾刊行!
「ある型」の思考回路は、「あるもの」に目を向ける。
「ない型」の思考回路は、「ないもの」も視野に入れる。
その両者の圧倒的ギャップが世の中を動かしている。
そのメカニズムとは?
私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている……と著者は説きます。
本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムをひも解きます。そこからは、私たちが世の中の事象に対して抱くモヤモヤ感を晴らすヒントが見えてきます。
序 章 歪みとギャップが世の中を動かしている
第1章 「答えがある」と「答えがない」:無意識のうちに幻想を抱いていないか
第2章 問題解決と問題発見:「見えている」問題に気をとられていないか
第3章 カイゼンとイノベーション:「比較表」的世界観の限界
第4章 レッドオーシャンとブルーオーシャン:壮絶な「シェア争い」のなぜ
第5章 具体と抽象:知的能力が厄介な副産物を生む
第6章 魚と釣り方:二重のジレンマが二極化を招く
第7章 自分と他人:意識されていない非対称性
第8章 「同じ」と「違う」:なぜ「同じ」に吸い寄せられるのか
第9章 安定と変化:目を向けにくい「無限の可能性」
第10章 守りと攻め:完璧に守るか、失敗覚悟で数を打つか
第11章 受動と能動:「きっかけ」がなくても動けるか
第12章 ツッコミとボケ:自らの賢さを誇示してしまうメカニズム
第13章 常識と非常識:所詮それは仮初のもの
第14章 内と外:「中立的な立場」は可能か
第15章 閉と開:セクショナリズムは悪か
第16章 部分と全体:「ほんの一部分」であることに気づくことの難しさ
第17章 既知と未知:「わかっていない」から「自分は正しい」と考えられる
終 章 「無の境地」とは何か
作者 | 細谷 功 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | dZERO |
発売日 | 2024年06月28日 |
『「無理」の構造』

努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。
本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。
本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さメカニズム〉とも言えます。
そして、本書のキーメッセージは、
「理不尽なのは〈世の中〉ではなく、私たちの〈頭の中〉である」
です。
作者 | 細谷功/著 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | dZERO |
発売日 | 2016年02月26日 |
以上、細谷功さんの自己啓発本6選をご紹介しました。細谷さんの本を一冊でも手に取ってみれば、その説得力と深みに引き込まれることでしょう。読むことで新たな視点を提供してくれ、自身の価値観を見つめ直すきっかけを作ってくれます。それぞれの本は、豊かな人間性と成功への道筋を示してくれ、これまで気づかなかった自分自身の可能性に気づくことができるでしょう。
そして何よりも、細谷さんの本は心地よい読み応えがあります。まるで心の奥深くまで響き渡るような言葉たちが、あたたかくもパワフルに私たちを突き動かします。これらの本を読むことで、まるで細谷さん自身が自分の隣にいて、温かく支えてくれるような感覚に包まれます。
どの本も一度読んだだけでは全てを理解するのは難しいかもしれません。ですが、繰り返し読むことで、その本が持っている本質やメッセージが自分の中に深く染み込んできます。普通の自己啓発本とは一線を画す、深みと重みを感じることができるでしょう。
私自身もこれらの本には多くを学び、考えるきっかけをもらいました。細谷さんの本を通して、自分自身の未来に向けた新たな一歩を踏み出す勇気をもらったと言っても過言ではありません。
あなたも細谷功さんの本を通じて、自分自身のあり方や目指すべき道を見つけ、自己に充ち溢れる可能性を引き出してみてはどうでしょうか。そして人生がより良い方向に進むきっかけとなる、素晴らしい一冊と出会えますように。この場を借りて、心よりそんなあなたを応援しています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。