壮大な三国志からコメディまでおすすめ中国歴史小説12選!楊家将や楚漢戦争など幅広い小説をご紹介!三国志の読み比べも楽しいかも!?
中国の歴史と言えば、まず思い浮かぶのは三国志でしょうか。
魏・呉・蜀の三国が大陸統一を目指して争う様は、昔から日本人に愛されてきました。
それだけに、三国志を題材とした歴史小説も多く出版されていますよね。
ですが、三国志以外にも魅力的な中国史の小説はたくさんあります。
今回は、中国史に関係するおすすめの歴史小説を12作品ご紹介します!
数の多い三国志は、それぞれの作品によって視点や書きぶり、底本なども異なるので、
読み比べをしてみると新たな発見があって面白いですよ。
三国志の他にも、有名な楚漢戦争を巡る項羽と劉邦の小説や、
中国では三国志以上に人気があるという楊家将を扱った小説などもピックアップしています。
中国という広い土地で繰り広げられる一大スペクタクルをぜひ堪能してくださいね。
『項羽と劉邦. 中巻』
作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2005年07月 |
『三国志 第一巻』
建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。六代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に一人の幼い宦官がついた。その名は曹騰。後に八代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。
作者 | 宮城谷 昌光 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年10月10日 |
『泣き虫弱虫諸葛孔明(第1部)』
口喧嘩無敗を誇り、いじめた相手には得意の火計(放火)で恨みを晴らすーなんともイヤな子供だった諸葛孔明。奇怪な衣装に身を包み、宇宙の神秘を滔々と説いて人を煙に巻くアブナイ男に、どうしてあの劉備玄徳がわざわざ「三顧の礼」を尽くしたのか?新解釈にあふれ無類に面白い酒見版「三国志」待望の文庫化。
作者 | 酒見賢一 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年10月09日 |
『劉邦 (一)』
劉邦の挙兵までを描く第一巻!
劉邦には超人的な武威も徳もなかったにもかかわらず、項羽を倒して、天下を取った。
このふしぎさを合理のなかにすえなおせば、個の力ではなく、集団の力がそうさせたというしかない。 宮城谷昌光
農民の子に生まれ、五十歳手前まで平凡な一地方官吏に過ぎず、戦闘においても項羽におよばなかった劉邦が、なぜ漢王朝の初代皇帝になれたのか。「集団の力」に着目して、挙兵から皇帝即位までを描いた大河小説全四巻。
リーダーシップについて、人心掌握について、現代のビジネスパーソンにとっても、深い示唆に満ちた作品。
毎日芸術賞受賞作。
作者 | 宮城谷 昌光 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年07月10日 |
『奇貨居くべし(一) 第一巻 春風篇』
秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。一商人から宰相にまでのぼりつめた謎多き人物の波瀾に満ちた生涯を描く歴史大作。本巻では呂不韋の少年時代を描く。
作者 | 宮城谷 昌光 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年10月22日 |
『史記 : 武帝紀 1』
作者 | 北方,謙三,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2013年04月 |
『新装版 三国志(一)』
二世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄巾賊が各地にはびこって、民衆は苦しんでいた。青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園で義盟を結び、世を救うことを誓う。ここに百年に亘る治乱興亡の壮大なドラマの幕が開く。吉川英治の名著『三国志』本編のみをまとめた新装版。「桃園の巻」「群星の巻」収録。
作者 | 吉川 英治 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年10月15日 |
『秘本三国志(上)』
天下大乱、黄天立つべし。黄巾軍の蜂起に漢朝もはや力なし、天下制覇を競う英雄豪傑たちが擡頭。中国歴史小説の最高傑作を再び。大文字で読み易くなりました。
作者 | 陳舜臣 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞出版 |
発売日 | 2004年02月 |
『呉書 三国志』
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった! 民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。(第1章 将の巻〜孫堅伝)
野間賞受賞作家、「ルドルフとイッパイアッテナ」の斉藤洋が描く、「呉」の視点から描く三国志。
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった!
第1章 将の巻〜孫堅伝
民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。
第2章 王の巻〜孫策伝
父・孫堅が討ち死にした後、長男・孫策には領地もなく家来も数名しかのこらなかった。が、姿も気質も父ゆずりのはげしさを見せ、数年後、江東の小覇王とよばれるまでに……。
第3章 帝の巻〜孫権伝
孫策の弟・孫権は、やさしい気質の、どちらかというと戦国の大将にはふさわしくない若者。だが、兄が志なかばで倒れた後、真の平和を求めて知恵者・周瑜と呉国を建てる。
(装画:広瀬 弦)
※本書は、1990年に講談社より刊行された『呉書 三国志』全3冊を再構成し、新たに1巻にまとめたものです。
作者 | 斉藤 洋 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年03月28日 |
『三国志名臣列伝 後漢篇』
作者 | 宮城谷,昌光,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年12月 |
『楊家将(ようかしょう)(上)』
中国で「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていないこの物語が、作家・北方謙三により新たなる命を吹き込まれ、動き始めた。▼物語の舞台は10世紀末の中国。小国乱立の時代は終わりを告げ、中原に残るは北漢と宋のみ。楊家は北漢の軍閥だったが、宋に帰順。やがて北漢は滅び、宋が中原を制する。▼その宋の領土を北から虎視眈々と狙うのが、遼という国。強力な騎馬軍団を擁するこの国は、宋の一部であった燕雲十六州を奪い取り、幼い帝を支える蕭太后の命により、南下の機会を窺っていた。▼奪われた地を取り戻すのは宋王の悲願ーー。外様であり、北辺の守りを任されている楊家は、遼との血戦で常に最前線に立たされる。楊家の長で「伝説の英雄」として語り継がれる楊業と七人の息子たちの熱き闘い。苛酷な運命のなかで燦然と光を放った男たちを描き、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。
●第一章 いま時が ●第二章 北辺にわれあり ●第三章 白き狼 ●第四章 都の空 ●第五章 遠き砂塵 ●第六章 両雄
作者 | 北方謙三 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2006年07月05日 |
『朱元璋皇帝の貌』
作者 | 小前,亮,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年01月 |
以上、おすすめの中国歴史小説12選を紹介しました。この中でご自分の好みにあった作品が見つかるかもしれませんね。歴史の中でも重要なエピソードや伝説、戦いや政治などがしっかりと脈々と受け継がれている小説は、その時代背景をより深く理解することができます。また、三国志といえば有名なのが、いくつかのバージョンがあることも特徴です。それぞれの作者が創り上げた世界観に触れて、比べてみるのも楽しいかもしれませんね。コメディも含めた幅広いジャンルの小説を集めましたので、読むのが好きな方はぜひ挑戦してみてください。これからも、さまざまなジャンルの作品を紹介していきますので、お楽しみに!
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