法人税申告書の書き方の本 おすすめ5選
法人税申告書の書き方、初めてだとなかなか難しいですよね。でもご心配無用!今回は、初心者から上級者まで使える本5選をご紹介します。まず1つ目は、初心者向けで実際の書き方を丁寧に説明してくれる1冊。2つ目は、項目ごとの説明が豊富で、深い理解を助けてくれる本。3つ目は、少し複雑な計算もスムーズにこなせるような実践的な内容。4つ目は、最新の税制改正を反映した内容で常に最新情報をチェックできます。最後の5つ目は、一般的な事例を多数紹介しているので、自社の状況に合わせやすいですよ。どれも業界専門家が手掛けているため信頼性バツグンです! 身近に感じる税務処理、これらの本で一緒にマスターしましょう!
『法人税申告書の書き方がわかる本 : 経理処理から各種別表の作成、提出まで』
作者 | 小谷,羊太 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本実業出版社 |
発売日 | 2020年09月 |
『とりあえず法人税申告書が作れるようになる本』
税理士事務所に入って法人税の申告書を初めて作成する。それはおそらく赤字の会社の決算書ではないでしょうか。赤字の会社なら、たとえ少しくらい間違えても繰越欠損金の金額がズレるくらいで納税額に影響が出ないため、所長としては新人にやらせてみよう、という気持ちになるようです。
しかしながら、新人にとっては赤字会社とはいえ難しいのです。新人がつまずくのはズバリ「源泉所得税の処理」でしょう。期中の処理の仕方によって申告書の書き方が変わりますので、数字は小さくともわかりにくいのです。次いで、別表5(1)、別表5(2)がわからない。出てくる用語が会計と似て非なるため、なんだかよくわからずシステム頼み。本屋さんに行って法人税の申告書についての本を買おうとするのですが、難しすぎて買わずに帰ってきてしまい、申告日が迫ってきて、理解は及ばずうやむやのまま……。
本書では、そのような初めて法人税の申告書を作成して面食らった若手スタッフのために、特殊な難しい話は全て省き、赤字会社の申告書の書き方(源泉所得税の処理)、別表5(1)・別表5(2)の理解、中間納付のある申告書の書き方、中間還付のある申告書の書き方に絞って解説しました。別表の書き方は複数あり、全てを紹介できませんが、理解してしまえば、あとはその応用です。この本の内容を知っていれば、特殊な処理がない限り別表4、5(1)、5(2)を書けるようになるはずです。
また、若手スタッフは新規の関与先の担当となることも多いと思われますので、新規案件において注意したい点を盛り込んだ、法人の処理の注意点を第2部にて解説しています。
「カフェでの読書がOJT」を目指して、いつもの会話形式で梅沢税理士が新人ふたりに説明するスタイルですので、気負わずに読んでいただけると思います。
第1部 法人税の申告書を書いてみる
第1章 赤字法人の申告書
1 1期目の申告書
2 法人なのに源泉所得税
3 別表4と別表5(1)
第2章 赤字の申告書 2期目
1 ケース1(源泉所得税を損金経理する方法)
2 ケース2(源泉所得税を仮払経理する方法)
第3章 黒字化した申告書
第4章 中間納付のある申告書
第5章 中間還付のある申告書
第2部 知っておきたい基礎知識・周辺知識
第6章 法人税の前に消費税
第7章 税込経理か税抜経理か
第8章 少額減価償却資産を考えてみる
第9章 前払費用と繰延資産
第10章 交際費
第11章 役員の賞与は損金?
第12章 法人税と消費税の申告期限
作者 | 高山弥生 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 税務研究会出版局 |
発売日 | 2023年03月25日 |
『令和6年1月改訂 法人税申告書作成ゼミナール』
30年以上にわたり読み継がれる申告書作成の入門書。第1部は基礎編、対話式で税務会計の基礎知識を説明。第2部は個別編、各別表とも計算例に基づき詳細に解説。
作者 | 鈴木 基史 |
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価格 | 3300円 + 税 |
発売元 | 清文社 |
発売日 | 2024年01月26日 |
『すぐに役立つ 入門図解 最新 法人税のしくみと法人税申告書の書き方』
法人税と決算書の関係、法人税算出のための会計と企業会計との違い、課税対象と税率、税額控除など、法人税を理解するためのルールがわかる。法人税計算のしくみや税務申告書の書き方を解説。電子帳簿保存法や消費税のインボイス制度にも対応。令和5年度税制改正大綱もフォロー。
第1章 法人税と決算書
第2章 法人税の基本ルール
第3章 法人税の収益・費用
第4章 法人税の申告と読み方
第5章 法人税や決算書と関わるその他の知識
作者 | 武田 守 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 三修社 |
発売日 | 2023年02月20日 |
『法人税申告書の書き方と留意点. 令和6年申告用特殊別表編』
作者 | 右山事務所 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央経済グループパブリッシング |
発売日 | 2024年03月 |
さて、今回は法人税申告書の書き方に関する本を5つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
いずれの本も、税理士ではない一般の方でもしっかりと理解できるように書かれています。これまで税金については専門家に任せきりだった、という方も、ぜひ一冊手に取ってみてください。税金のことを知るということは、自分の会社を守るということでもあります。当然、すべてを自分でやる必要はありませんが、専門家に頼る際の判断基準を身につけることは非常に重要です。
また、これまで詳しく知らなかった法人税の世界は、意外と面白いですよ。税金というと「難しそう」「大変そう」と敬遠しがちですが、理解できればビジネスの幅も広がります。一度知ってしまえば、それは一生モノの知識となります。
また、これらの本は法人税だけでなく、会計知識も豊富に含まれています。会社経営には欠かせないスキルの一つですから、今後のビジネス生活に活かしてみてもいいでしょう。
最後に、税金に関する知識は日々更新されています。新しい法律の施行、改正などによりルールが変わることもありますので、ぜひ最新の情報をチェックしていきましょう。書籍だけでなく、ウェブサイトやセミナーなど、情報を得る手段は多種多様です。
今回ご紹介した本たちは、そのスタートラインとなることでしょう。それぞれに特色があるので、自分の知識レベルや習得したい内容に合わせて選んでみてくださいね。
これからも皆様のビジネスと学びが充実することを願っております。次回のおすすめ本もお楽しみに!
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