世界の問題に目を向けるーオススメ3選

あるキャラクターは、家族の貧困に立ち向かいつつ、自分の可能性を見出す冒険の旅を送ります。読者を遠い国の生活に引き込み、我々が普段目を向けない問題に光を当てます。次に取り上げるのは、人間の欲望と共存について描かれた作品。一面的な規範を描きながら、同時に社会の矛盾を繊細に描き出します。最後に、地球の未来を描いた作品。環境問題に対する人間の挑戦と解決策を描き、解決の一端を示唆します。それぞれが鮮烈なメッセージを投げかけ、読む者に思考を促します。
『わたしは女の子だから』

作者 | Butcher,Tim,1967- Guo,Xiaolu,1973- Harris,Joanne,1964- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 英治出版 |
発売日 | 2012年11月 |
『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』

2016年、無名の31歳の弁護士が書いた回想録がアメリカでミリオンセラーとなった。「ラストベルト(さびついた工業地帯)」と呼ばれる、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自らの家族も含めた貧しい白人労働者階層の独特の文化、悲惨な日常を描いた本書は、トランプ現象を読み解く一冊として世界中でセンセーションを巻き起こす。2020年、ロン・ハワード監督によって映画化もされた歴史的名著が、文庫で登場!
作者 | J・D・ヴァンス/関根光宏/山田文 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2022年04月12日 |
『貧困の克服 : アジア発展の鍵は何か』

作者 | Sen,Amartya,1933- 大石,りら,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2002年01月 |
私の紹介した作品たちを読んで、皆様がそれぞれの世界の問題を改めて考え、語り合い、そして行動に移せることを願っています。漫画や小説は、単なる娯楽としてだけでなく、現代社会のさまざまな問題が訴えられるツールでもあります。視覚から情報を取り入れ易しく、人々の意識や行動を変える力があるんですよ。
テーマはほんの一部ですが、作品の数だけ世界の問題があり、それぞれが深く考えることが求められます。それぞれの視点から世界を祈り、その核心に触れてみてください。それは、新たな発見、理解、解決策につながるかもしれません。
しかし、すべての問題を一人の力で解決することは難しいでしょう。社会全体が関与し、語り合い、それぞれが小さくとも何か行動を起こすことが大切なのです。一つの小説や漫画が持つ力を信じ、語り続けることで、少しずつでも世の中が良い方向へと動いていくことを信じています。
皆さん、ぜひこの3作品を読み進めてみて、問題への新たな視点を自身の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。そしてその視点を自分の言葉で表現し、人々に伝える。そんな小さな行動が、全てを変える大きな力を持つことを、決して忘れないでください。世界の問題と向き合うことは大変かもしれませんが、皆さん一人一人の力が集まることで、きっと良い未来を作り出すことができるはずです。
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