10代のおすすめ!心温まる“美味しい小説”7選!

あの子たちがひとつになる場所、それは大切な「食卓」。おいしいごはんに囲まれ、今日も明日も笑顔が溢れています。新鮮な食材たちが美味しい料理に変わり、人々の気持ちを繋げる奇跡。その魅力に引き込まれる、10代の皆さんにピッタリな小説を7つご紹介します。料理を通じて友情や恋愛、家族の絆を描いた作品から、料理自体が主役の作品まで。美味しい物語に包まれながら、普段見過ごしてしまう日常の「美味しさ」に気づけるかもしれません。食事がもっと楽しく、人生がもっと豊かになる。そんな心温まる時間を、ぜひこの7作品で感じてみてください。
『古書カフェすみれ屋と本のソムリエ』

作者 | 里見,蘭 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2016年04月 |
『満月珈琲店の星詠み』

満月の夜にだけ現れる満月珈琲店では、優しい猫のマスターと星遣いの店員が、極上のスイーツやフードとドリンクで客をもてなす。スランプ中のシナリオ・ライター、不倫未遂のディレクター、恋するIT起業家……マスターは訪問客の星の動きを「詠む」。悩める人々を星はどう導くのか。美しいイラストにインスパイアされた書き下ろし小説。
作者 | 望月 麻衣/桜田 千尋 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年07月08日 |
『東京バルがゆく 会社をやめて相棒と店やってます』

大手メーカーの正社員の座を捨て、独立を決意した貝原。始めたのはカフェ兼酒場、スペイン風のバル。それも移動屋台という意外なものだった。
大都会東京は24時間眠らない。そこで暮らす人々は多種多様、思いがけぬ出来事に遭遇することもある。でも、出会いは一期一会。貝原は青年ならではの純朴さで客に振る舞うのだ。料理と酒とちょっとだけおせっかいを添えて。
なんとかなるし、明日は変わらずやってくる。そんな気持ちにさせてくれる、大都会のささやかな出会いの物語。
作者 | 似鳥 航一 |
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価格 | 671円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年11月25日 |
『おいしいベランダ。 : 午前1時のお隣ごはん』

作者 | 竹岡,葉月,1979- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年05月 |
『藤丸物産のごはん話 恋する天丼』

集う社員の数だけ、思い出の味があるーー。
藤丸物産の社員食堂で働く杏子は、二か月前に会った社員を探している。
エレベーターホールでぶつかった時に優しくされ、ときめいてしまったのだ。
ただ、コンタクトが外れていたせいで、顔をちゃんと見られなかった。
手がかりは、「藤」の一文字。
至近距離で視界に飛び込んできた社員証で、唯一認識できたのがそれだった。
しかし、社員食堂は高い喫食率を誇るにもかかわらず、彼らしき社員はなかなか見つからない。
おまけに、先月入ってきたばかりの、ひとつ年下の調理師・渚にこき使われる毎日。
そんな折、社食に花見弁当の注文が舞い込み…?
作者 | 高山 ちあき/桜田 千尋 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2021年09月17日 |
『最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ(21)』

ロイドがひょんな事故から「入院」し、
海里と夏神はふたりで「ばんめし屋」を営業することに。
そんな中、海里の兄の一憲が、同僚の佐藤を連れてやって来る。
最近母を亡くしたという彼には何か事情がありそうだった。
やがてロイドが復帰した後、佐藤が再び店を訪れ、
部屋に母親らしき霊がいるかもしれない、と言う。
彼の部屋に赴いた海里とロイドが出会った霊とは……。
美味しい料理と優しい人々が織りなす大人気シリーズ、第21弾!
プロローグ
一章 ひとり足りない
二章 眼鏡の帰還
三章 そこにいるもの
四章 傷を持ち寄る
五章 ありがとうの気持ち
エピローグ
作者 | 椹野 道流/くにみつ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2025年07月25日 |
『神様の定食屋』

妹とともに、両親の遺した定食屋を継ぐことになった高坂哲史。ところが哲史は料理がまったくできず、妹に怒られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「誰かに料理を教えてもらいたい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様に、この世に未練を残した魂を憑依させられてしまった。神様曰く、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞い、未練を解消してやってほしいということでー。思い出の味を繋ぐ、五編の心温まる物語。
作者 | 中村颯希 |
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価格 | 672円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2017年06月15日 |
これらの素晴らしい作品を通して、私たちは美味しさが引き立てる物語の楽しみ方を学びました。料理の描写だけでなく、登場人物たちの感情の揺れ、日常の暖かさ、喜びや悲しみも美味しさとともに盛り込まれています。また、料理を通じて人間関係が結びつき、深まり、そして時には複雑に絡み合う様子を読み解くことで、普段私たちは気づかない日常の中に流れる愛や絆を感じられることでしょう。
食卓は家族や友人と団らんする場所であり、その中で繰り広げられる料理や会話の一つ一つが、物語を賑やかに彩ります。美味しさを伝えるだけでなく、料理を通じた人々の心の触れ合いを描き出す作品は、読む者の心を温め、食べ物に対する思いや価値観に新たな視点を提供します。また、読んだ後には、きっと自分も手料理を作りたくなるはずですよ。
10代の頃は人生の節目でもあり、自分自身と向き合いながら、大人への階段を一歩ずつ登る時期でもあります。そのような時期にこれらの小説や漫画を読むことで、料理を通じて人と人がどのように結びつくのか、また、料理が人生にどう影響を与えるのかを学ぶことができます。
最後に、これらの作品から感じられるのは、「美味しい」ことの喜びだけではなく、「作る」こと、「分かち合う」ことの素晴らしさです。料理は心を込めて作り上げた結果であり、それを誰かと分かち合う場面は、人間の深い情感を感じることができる瞬間でもあります。
以上の7つの作品は、ただ美味しいものを描いているだけではなく、美味しさを通じて私たちの心を豊かにしてくれます。ぜひ一度手に取ってみてください。きっと新たな「美味しい」を発見することができるでしょう。それでは今日はこの辺で、みなさまの美味しい読書生活が楽しく豊かなものになりますように。
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