両性を尊重する心を育てる!絵本10選「ピンクはおとこのこのいろ」「せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子」など話題作をご紹介

性別に囚われず自由に生きたい、そんな気持ちを育てる絵本をご紹介します。男の子がピンクを好きだっていいじゃない、女の子がズボンをはくのも自由だって教えてくれる作品もありますよ。性別の概念を優しく揺らすストーリーに、子供だけでなく大人も心動かされるはず。笑いあり、涙ありのストーリーに加えて、色鮮やかな絵も見どころ。これらの絵本を読んで、子どもたちには「自分らしさ」を大切にすること、大人たちは「理解と寛容」の心を再認識してもらえたらうれしいですね。一緒に読んで、思考の幅を広げてみませんか?
『ピンクはおとこのこのいろ』

ピンクは女の子の色?男の子の色?
いいえ、すべての色はすべての人のもの。
SDGsの目標のひとつに掲げられた「ジェンダー平等を実現しよう」
色をテーマに、やさしい絵と文章でえがかれています。
日本文学研究者であり、様々なメディアで活躍するロバート キャンベル氏による翻訳。
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好き嫌いは、あって当たり前だけれど、最初から人に「それ、好きになっちゃダメでしょ」とか言われるのはどうかなと思う。好きになったらとことん好き!好きなものはお友だちにもシェアしてあげたい。いろんな色で遊び、自分に取り込み、時々取り替えっこすることほど楽しいことはないでしょ。大きくなって、みんなのパレットが広がっていけばいいなと思いながら、この本を翻訳してみました。色があって、生きることって、素敵だね。
日本文学研究者 ロバート キャンベル
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※この本は環境に配慮した資材を使用しています。
作者 | ロブ パールマン/イダ カバン/ロバート キャンベル |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月18日 |
『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』

今から約150年前、女性はズボンをはいてはいけないという常識に疑問を投げかけ、非難されても抵抗した少女がいました。後に女性初の軍医として活躍し、フェミニストとして知られたメアリー・E・ウォーカーの幼い日を描く。
作者 | キース ネグレー/石井睦美 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 光村教育図書 |
発売日 | 2020年12月28日 |
『ぼくがスカートをはく日』

今度、学校で演劇のオーディションが開催される。ぼくは、女神の役をやりたい。「男子が女子の役をやるんだって!」と言われるだろう。けれど、ぼくは自由に自分らしく生きたい。本物の女の子になりたい。--12歳のグレイソンは、一歩、進みはじめる。
作者 | エイミ・ポロンスキー/西田佳子/まめふく/松中権 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 学研プラス |
発売日 | 2018年07月31日 |
『タンタンタンゴはパパふたり』

動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。
ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。
ロイとシロのおすペンギンは、いつからかお互いに気に入り、カップルになりました。一緒に泳いで一緒に巣づくりして、いつも一緒にいました。
ところが、他のカップルは、ただ一緒にいるだけでなく、どうやら巣の中で何かをあたためている模様。しかもそうこうしているうちにそのあたためたものがかえって赤ちゃんペンギンが誕生しているではありませんか。
ロイとシロは、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、さっそく毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはちっともかえりません。
そんな様子を眺めていた飼育員がはたと思いつきます。
他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれたのです──。
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。
なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、読み終わった後、ほんのりあたたかい気持ちになれる絵本です。
子供たちにも、そして大人たちにも、読んでもらえるとうれしい一冊です。
作者 | ジャスティン・リチャードソン/文 ピーター・パーネル/文 ヘンリー・コール/絵 尾辻かな子/訳 ほか |
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価格 | 1500円 + 税 |
発売元 | ポット出版 |
発売日 | 2008年04月15日 |
『ふたりママの家で』

ふたりのママ&子どもたちの暮らしを描いた、とある一家のにぎやか成長記録
名作絵本を多数手がける絵本作家
パトリシア・ポラッコによる温かみあるイラストも魅力!
うちは、お母さんが2人、子どもが3人の「かぞく」。
でも、特別なんかじゃない。
生まれてすぐのわたしが、どうやってこの家に来たか。
その話になると、ママたちは目をキラキラさせて、
思いっきり、にっこりする。
暑く乾いた砂漠を歩いて、荒れた海を渡って、
高い山を飛び越えて、
嵐の中をずんずん歩いたんだって。
ただ、わたしを家に連れて帰るために。(本文より)
『ふたりママの家で』は、ふたりの母親と子どもたちの何気ない日常を描いた絵本です。
語り手は、母親たちのもとへ一番初めに養子としてやってきた、長女の「わたし」。「わたし」の視点から、同じく養子として迎えられた弟ウィル・妹ミリーとともに、愛情たっぷりに育てられる日常が描かれます。物語は、やがて子どもたちが自立して孫が生まれ、仲良く年老いた母親たちを見送ったその後までを映し出し、終焉を迎えます。
「ふたりママ」のミーマとマーミーは、正反対の性格ながらも息ぴったりで、楽しいことを次から次へと思いつくお母さんたち。ふたりの手にかかれば、ハロウィーンの手作り衣装だって、家族の食事会だって、野外パーティの企画だってお手のもの!そんな明るいふたりがいとなむ一家の日常は笑い声にあふれ、地域にしっかり溶け込み、親戚やご近所さんたちからも愛されています。しかし、ひとりだけ、ふたりママ一家に鋭い視線を向ける人が…?
特別なことばかりではありません。楽しいことも、悲しいことも、たくさん繰り返して、家族の毎日は進んでいきます。ふたりママ一家も、無数に存在するそんな家族のうちのひとつ。地域に根ざす生活者として、軽やかに、しなやかに、力強く日々を送る、ふたりママ一家のあたたかな物語です。
作者 | パトリシア・ポラッコ |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | サウザンブックス社 |
発売日 | 2018年10月29日 |
『ジュリアンはマーメイド』

表情豊かな美しい絵で描かれた
人魚になりたかったぼく、ジュリアンの物語
おばあちゃんと行ったプールの帰り道、ジュリアン少年は地下鉄に乗っていました。人魚が大好きなジュリアンは、おしゃれな人魚の格好をしている女性3人に見とれて、おばあちゃんに打ちあけます。「ぼく、人魚なんだ」。たちまちジュリアンは想像の世界へ入りこみ、人魚になりました!
おばあちゃんに声をかけられ想像の世界からもどったものの、ジュリアンは家に帰るなり身近な物をつかって人魚に変身して満足します。けれど、おばあちゃんには不評のようで、ジュリアンはがっかり。「ぼく、人魚の格好をしちゃいけないのかな……?」
ところが、人魚の姿のまま外へ出ようとおばあちゃんに誘われ、おっかなびっくり出かけてみると、さきほど見かけた人魚姿のお姉さんたちをはじめ、海の生き物に扮した色鮮やかな人たちのパレードが!そこでジュリアンは……。
ボローニャ・ラガッツィ賞(伊)、ストーン・ウォール賞大賞(米)受賞作品。
作者 | ジェシカ・ラブ/文・絵 横山和江/訳 |
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価格 | 不明 |
発売元 | サウザンブックス社 |
発売日 | 2020年06月22日 |
『くまのトーマスはおんなのこ』

女の子になりたいとずっと悩んでいたテディベアのトーマス。
それを打ち明けたら、大好きなエロールはもう友だちじゃなくなってしまうだろうか…。
本当の自分を打ち明ける勇気を持ったテディベアと、
そしてそれを知らされた親友のエロールの返事は……。
「大事なのはきみがぼくの友だちだってことさ」
ジェンダーと友情についてのやさしいお話。
作者のジェシカ・ウォルトンの父は男性から女性に性別移行したトランスジェンダーだった。ジェシカは、自分の息子エロールに読んで聞かせるトランスジェンダーをテーマにした絵本を作りたいと思ったことがきっかけで、自分でこの絵本を制作した。
本文は、すべてひらがなとカタカナ。幼い読者がひとりでも読める絵本です。
作者 | ジェシカ・ウォルトン/さく ドゥーガル・マクファーソン/え かわむらあさこ/やく |
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価格 | 不明 |
発売元 | ポット出版プラス |
発売日 | 2016年12月07日 |
『ホオナニ、フラおどります』

「自分は男と女のまんなかにいる」ホオナニはいつもそう思っていました。
そんなある日、ホオナニの学校で、男子フラのチームがつくられることに。地区のイベントでステージに立つのです。メンバーになりたくてたまらないホオナニは、オーディションをうけ、男子フラチームに参加することになりました。めきめきと実力をあらわし、ついにホオナニはリーダーに! そして、いよいよイベント当日、ステージの幕が上がります……
両性を自認する12歳の少女ホオナニが、トランスジェンダーの先生クム・ヒナのもとで、ハワイの伝統文化である男性の古典フラをとおして「ありのままの自分」を表現しようとします。自分の居場所を求めて、みずからの手でつかみとるまでの姿を描いた、実話に基づく物語です。
作者 | ヘザー・ゲイル/ミカ・ソング/クウレイナニ橋本 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | さ・え・ら書房 |
発売日 | 2021年02月05日 |
『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』

ニューヨークの地下鉄でおきた奇跡の実話
たくさんの偶然を積み重ねて
僕たちのもとに赤ちゃんがやってきた!
これは、ニューヨーク市の地下鉄で自分の家族を見つけたある赤ちゃんのおはなし。
8月のよるのこと。
その赤ちゃんとの出会いは、ダニーと、パートナーのピートの人生を大きく変えました。
まるで奇跡のような
本当の出来事です。
作者 | ピーター・マキューリオ/レオ・エスピノーサ/北丸雄二 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | サウザンブックス社 |
発売日 | 2022年04月27日 |
『あおいらくだ』

作者 | 茂田,まみこ 長村,さと子 楓,真知子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 北樹出版 |
発売日 | 2020年10月 |
以上、あまり一般的でないかもしれないテーマに積極的に取り組んだ絵本10冊をご紹介しました。これらの作品を読むことで、自分自身のジェンダーや性別の捉え方が全てではないと気づくことができると思います。私たちの社会は多様性に溢れており、それぞれの個性や価値観が互いに尊重されるべきだということを忘れてはいけません。
子供たちは大人が思っている以上に純粋で、自由な発想を持っています。しかし、社会の常識や価値観が強く影響を与え、それに縛られてしまうことも少なくありません。そんな時、このような絵本を通じて、自分らしさを大切にすること、他者を尊重する心を育む手助けになればと思います。
また、これらの作品は子供だけでなく、大人にとっても新たな視点を提供してくれます。自分自身の視野を広げることは、人間関係を豊かにし、自身の生き方を見直すきっかけにもなるでしょう。
最後に、この選書が、子供たちだけでなく親御さんや教育関係者の方々にとっても、ジェンダーや性別について考える機会になれば幸いです。本を通じて、子供たちが自分自身を理解し、周りを尊重する心を育むことができれば、それに勝る教育はありません。
以上、「両性を尊重する心を育てる!絵本10選」の紹介でした。これらの作品を通して、豊かな気づきと成長を支えてくれることでしょう。次回も素敵な本をご紹介できることを楽しみにしています。
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