舞台裏をのぞく!舞台芸術エッセイおすすめ20選「わたしの舞台は舞台裏」「K-POP時代を航海するコンサート演出記」など名作をご紹介

舞台の魅力は見える部分だけではありません。見えない部分、裏側にも別の魅力が存在するのです。舞台裏でどんなことが起きているのか、舞台装置や照明、音響、衣装、演出などの秘密を明かすエッセイがたくさん存在します。そんな舞台芸術エッセイから、特に面白い作品を厳選してご紹介します。K-POPのコンサート演出について綴ったレポート形式のエッセイもあります。華やかなステージ裏で何が行われているのかを紹介しつつ、現代の音楽業界とその舞台裏を垣間見させてくれます。これらの作品を通して、舞台芸術の裏側にある大変さや楽しさなど、さまざまな舞台の魅力を感じてみてください。
『わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記』

夢も涙も笑いもなんでもござれ、華やかな大衆演劇の世界を裏方の立場から見つめるコミックエッセイ。義理と人情、失われつつある昭和の雰囲気を色鮮やかに描く、いままでにないコミックエッセイに仕上がりました。
作者 | 木丸 みさき |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年07月04日 |
『K-POP時代を航海するコンサート演出記』

作者 | 金,相旭 金,允珠 岡崎,暢子,1973- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年11月 |
『オスカー・シュレンマー: バウハウスの舞台芸術』

作者 | 柴田 隆子 |
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価格 | 4894円 + 税 |
発売元 | 水声社 |
発売日 |
『テレビドラマの間取り』

フジテレビを中心に多くのドラマにおいて空間美術を手掛けたデザイナー、荒川淳彦さん。本書では彼が手掛けた印象深い間取りをHOUSE、OFFICE、RESTAURANT、OTHERSの4ジャンルに分けて、全19作品ご紹介していきます。
懐かしの名作から最新作まで、さまざまな作品の舞台となった架空の空間はいかにして作られ、劇中でどのような効果を生んだのでしょうか? セットを作るときに大切にしていること、美術が生み出すシチュエーションの幅、深みの出し方も含めていろいろ教えていただきました。豊富な図版や写真とともに語られる「舞台裏のドラマ」をお楽しみください。
【CONTENTS】
INTRODUCTION 荒川淳彦インタビュー
PART1 HOUSE
『抱きしめたい!』
『ひとつ屋根のした』
『ロングバケーション』
『鹿男あをによし』
『過保護のカホコ』
PART2 OFFICE
『東京ラブストーリー』
『あすなろ白書』
『ナースのお仕事』
『HERO』
『ヒポクラテスの誓い』
『正義のセ』
『イノセンス 冤罪弁護士』
『恋はDeepに』
PART3 RESTAURANT
『ビーチボーイズ』
『東京タラレバ娘』
『偽装不倫』
PART4 OTHERS
『おちょやん』
『婚カツ!』
作者 | |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 立東舎 |
発売日 | 2021年11月13日 |
『伊藤熹朔 : 舞台美術の巨人』

作者 | 伊藤,熹朔,1899-1967 俳優座劇場 |
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価格 | 不明 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2014年09月 |
『特撮の空 : 島倉二千六、背景画の世界』

作者 | 島倉,二千六,1940- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ホビージャパン |
発売日 | 2021年03月 |
『バウハウスの舞台』

作者 | Schlemmer,Oskar,1888-1943 Moholy-Nagy,László,1895-1946 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論美術出版 |
発売日 | 2020年04月 |
『青騎士の誕生 : カンディンスキーの舞台芸術』

作者 | 小林,奈央子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早稲田大学出版部 |
発売日 | 2011年09月 |
『創造を支える劇場技術者』

20世紀後半、高度経済成長とともに公共の劇場やホール、商業劇場が日本中の至る所で建設された。1990年代入ると、大型の先駆的な設備をもつ専門劇場やホールも次々とオープンし、「劇場変革時代」に突入した。数だけなら日本は世界に名だたる劇場国家になったと言えるが、劇場やホール側にとっては、箱の中身、つまりソフトや管理運営の面を充実させることが何よりも急務となった。そもそも劇場やホールの使命とは、多くの観客に足を運んでもらい、夢と感動の舞台を届けることである。こうした劇場やホールの放つ活力が観客を引きつけ、地域を活性化し、本物の劇場国家への道を歩んでいくことになるのだ。
その舞台裏を支えているのが劇場技術者なのである。劇場やホールの専門性が高まり、指定管理者制度の導入によって劇場技術のさらなる向上が求められ、芸術文化の発信基地としての役割がなお一層期待されている。そうした創造型の劇場やホールでは、何より優秀な劇場技術者の確保と育成が必須の課題となる。
劇場やホールにおいて、クリエーターたちは創造に向けて計り知れない大きな力を結集させ、作品を生み出している。本書で描かれる舞台裏の世界も同様で、作品創造には常に生みの苦しみがある。それを乗り越えて創造が結実したとき、表舞台に連鎖して観客に感動が伝わるのである。世間から見れば、これまで劇場やホールの舞台裏はヴェールに包まれた世界だったと思われる。劇場技術者は、現場でさまざまな経験を積みながら育っていく。舞台づくりの過程においても数々の興味深いドラマが生まれる。本書では、そんな舞台裏で彼らが奮闘する姿を交えながら、劇場技術者の具体的な仕事内容を紹介している。彼らの仕事への情熱などを、少しでも知ってもらえたら幸いである。と同時に、この仕事を目指す人たちが一人でも増えることを望んでいる。
(著者 齋藤譲一)
作者 | 斎藤 譲一 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 新評論 |
発売日 | 2009年06月10日 |
『舞台道具帳・大阪市内の劇場散歩』

作者 | 竹内,志朗 |
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価格 | 不明 |
発売元 | たる出版 |
発売日 | 2006年01月 |
『ステージを支える匠たち : そしてオペラの幕が上がる』

作者 | 野口,卓,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ヤマハミュージックメディア |
発売日 | 2003年09月 |
『河童が語る舞台裏おもて (文春文庫 せ 4-5)』

作者 | 妹尾 河童 |
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価格 | 15円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 |
『歌舞伎モノがたり』

作者 | 織田,紘二,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 淡交社 |
発売日 | 1998年03月 |
『祝祭の仮設舞台 : 神楽と能の組立て劇場』

作者 | 西,和夫,1938- 神奈川大学 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彰国社 |
発売日 | 1997年12月 |
『舞台装置の仕事』

作者 | 河野国夫 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 未来社 |
発売日 | 1984年03月31日 |
『フジタの白鳥 : 画家藤田嗣治の舞台美術』

作者 | 佐野,勝也,1961-2015 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新宿書房 |
発売日 | 2017年01月 |
『オペラ座のお仕事 : 世界最高の舞台をつくる』

作者 | 三澤,洋史,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 2016年09月 |
『舞台監督読本 舞台はこうしてつくられる』

作者 | 舞台監督研究室/浅香 哲哉/岩戸 堅一/大刀 佑介/澁谷 壽久/田中 伸幸/北條 孝/みかみ つかさ/矢野 森一/舞台監督研究室 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 四海書房 |
発売日 | 2021年09月30日 |
『朝倉摂の見つめた世界 = The World of Setsu Asakura : 絵画と舞台と絵本と』

作者 | 朝倉,摂,1922-2014 神奈川県立近代美術館 東京都練馬区立美術館 福島県立美術館 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 青幻舎 |
発売日 | 2022年05月 |
『舞台監督の仕事: 舞台づくりの基本から仕掛けのテクニックまで (舞台技術入門新シリーズ 2)』

作者 | 加藤 正信 |
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価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | レクラム社 |
発売日 |
それぞれの作品を通して、舞台芸術の裏側を描いたエッセイたちは、見る者に一体感やエモーションを届けるための人間の努力や工夫が詰まった作品ばかりでした。スポットライトが当たる人たちだけでなく、舞台裏で活動する人々の存在を感じたり、彼らがどんな思いを抱えながら仕事をしているのかを覗かせてもらえる貴重な本たちですね。
また、K-POPの急速な流行を背景に、コンサート演出の一部始終を航海するように描かれた作品は、まさに革新的で、私たちにとって新鮮な感覚を味わわせてくれます。このような作品を読むと、パフォーマンスの魅力を最大限引き出すための空間演出や、ライト、サウンド、映像などをどう組み合わせていくのか、その造形美や楽しさについて深く感じることができます。
そして何より、舞台裏を描く作品が豊かさを感じさせてくれるのは、それらが私たちに、あらゆるエンターテイメントは決して一人の力だけで成り立つものではないということを余すところなく教えてくれるからでしょう。それぞれの役割が織り成す一つの作品。それぞれが主役で、その結果が"舞台"という名の芸術を生み出しています。それぞれの立場から見た舞台裏を描くエッセイたちは、人々が共同で作り上げる「舞台」への新たな視点を私たちに提供してくれます。
以上、舞台芸術エッセイをご紹介しました。これらの作品は、芸術を愛するすべての人にとって、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。舞台芸術の魅力を再確認したい方、普段見ることができない舞台裏の世界に興味がある方におすすめします。芸術は無限で、その裏側にもきっと魅力が詰まっています。あなたも一緒に、その深みを探りましょう。
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