独裁者の思考がわかる本10選

どんな人でも内心に微かな野望を抱くもの。それが独裁的な想いになることもあるでしょう。でも現実になると恐ろしい事態に。そこで、今回は黙ってその願望を叶えるための10冊を紹介します!侵略者の視点、民衆の絶望感、宮廷の陰謀。これらを描いた作品から、独裁者とは何者かを垣間見ることが出来ます。自分自身の野望が頭をよぎる時、どのように振る舞うべきか学ぶ一方、人々の不幸への警鐘ともなるでしょう。ネコをかぶった独裁者、カリスマ的なリーダー、そんな人々の心情を紐解く一冊は、あなたの視野を確実に広げますよ。
『ポピュリスト・ナポレオン 「見えざる独裁者」の統治戦略』

作者 | 藤原翔太 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 |
『文庫 アドルフ・ヒトラーの一族 独裁者の隠された血筋』

アドルフ・ヒトラーは、自分の出生の秘密を生涯隠しとおした。
自分の過去にまつわる多くの痕跡を徹底的に削除したのである。
……歴史家ヨアヒム・フェストは書いている。
「彼は一生、自分のことを隠しつづけ、美化しつづけた。
史上これほど強引に、かつこれほど枝葉末節と思えることにいたるまで
個人的事情に立ち入らせなかった例はほとんどない。
彼はたえず血筋を錯綜させ、身元を曖昧にし、
ただでさえ見通しがたい氏素性をいっそう曇らせようとした」(本書より)
ヒトラーの一族について徹底的な調査を行なって書かれたはじめての書!
<目次より>
第1章 一家の秘密
父アロイスの疑わしい出自/一族の父アロイスと女性たち/母クララとその子供たち/お母さん子のアドルフ/家庭崩壊/失踪者ヒトラー
第2章 隠された故郷
一族の記憶を抹消/「祖先地区」の親戚たち/一族の政治的故郷/ヒトラーにとっての「憎悪の手本」/地図から消された父祖の地
第3章 プライベートな絆
ゲリ──ヒトラーが夢中になった姪/ヒトラーの唯一無二の愛/消えた光/アンゲラ──ユダヤ人食堂で働いていた異母姉/女性同士の闘い/エーファ・ブラウン──ヒトラーの愛を求めつづけた女
第4章 一族の変わり種
異母弟ヒトラーとの争い/「もう一人のヒトラー」/重婚/一年だけのナチス党員/レストラン開業/地下組織からの接触/改名
第5章 ヒトラー対ヒトラー
「ドイツの偉大な親戚」/ルーツを求めて/おじヒトラーへの圧力/「私 がおじを憎んでいる理由」/アメリカでの使命/ローズヴェルト大統領」への手紙/FBIの捜査/ヒトラーの心理分析への協力/前線での戦闘
第6章 陰の妹
苦労ばかりの少女時代/妹の生活費を使いこむ兄/「ドイツ首相の妹」という立場/奪われたヒトラー姓/ヒトラー最後の「厚意」/残された妹の戦後
第7章 現在のヒトラー家
ヒトラーの遺産をめぐる争い
作者 | ヴォルフガング・シュトラール/畔上 司 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2025年02月05日 |
『悪の系譜 : 独裁者と民族』

作者 | 堀口,尚夫,1943- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 清風堂書店 |
発売日 | 2024年08月 |
『独裁者プーチン』

作者 | 名越,健郎,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年05月 |
『独裁者トランプへの道』

作者 | 町山智浩 |
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価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
『独裁者の学校』

「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。
まえがき
登場人物
第一場
第二場
第三場
第四場
第五場
第六場
第七場
第八場
第九場
解 説
作者 | エーリヒ・ケストナー/酒寄 進一 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2024年02月17日 |
『20世紀の独裁者列伝 = Dictators of 20th century』

作者 | 桂,令夫,1968- 瀬戸,利春 司,史生,1965- 中西,正紀,1969- 福田,誠,1964- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | イカロス出版 |
発売日 | 2020年09月 |
『スターリン : 独裁者の新たなる伝記』

作者 | Khlevniuk,OlegVital'evich,1959- 石井,規衛,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白水社 |
発売日 | 2021年06月 |
『「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント』

作者 | 池上,彰,1950- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年09月 |
『独裁者のデザイン ヒトラー、ムッソリーニ、スターリン、毛沢東の手法』

「『権力を握る』ことは、蜜の味である。それをめざす人間はあとを絶たない」いま私たちに必要なのは、「独裁者」により巧妙に張り巡らされた罠を見極め、物事の「本質」を見抜く眼を養うことだ!「独裁者」たちはプロパガンダを駆使して、どのようにして大衆を踊らせ、抑圧していったのか?その手法を「デザイン」の観点から分析した、現代を生き抜くための必読書、待望の文庫化!
作者 | 松田 行正 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2022年06月07日 |
ここまで「独裁者の思考がわかる本10選」をご紹介しました。冒険の舞台となる中で、個々のキャラクターが自身の信念や理念、野望に基づいて行動する様を通して、読者は多角的な視点から独裁者の心情や哲学に触れることが可能になります。
それぞれの作品は一種の鏡であって、読むことで私たち自身の考え方や価値観を反省する機会を与えてくれます。主人公たちの強大な力の行使、そしてその結果が人々にもたらす影響は、多くの場合、我々が目指すべき道徳とは大きく逸脱したものです。しかし、それぞれがどのようにその力を手に入れ、どのように行使し、そしてどのようにその結果と対峙するのかを知ることは、我々が生きる社会での力関係やリーダーシップについて考える上での大切な教訓となることでしょう。
独裁者という言葉だけを聞くと、我々は否応なく一種の恐怖や抵抗感を感じます。しかし、それは結果だけを見ているからであって、その背後にあるプロセスや思考という視点から考えてみることで、様々な異なる視点から新たな理解を得ることができます。
これらの作品を通じて、自分自身の理解や考え方の幅を広げ、より多角的な視点から世界を見ることができるようになれば幸いです。面白さだけでなく、そうした視点から考えるきっかけを作品から得ていただければと思います。
独裁者の思考がわかる作品選びましたが、ただ彼らを理解するだけでなく、絶対的な力がもたらす結果とその責任について、読む者自身がどのように考えるかを問うてくれる作品ばかりです。お時間のある時にぜひ探してみてくださいませ。
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