幼い頃に読んだ思い出の児童書4選

子どもの頃、読んだ本には特別な感情がありますね。まずはタイムスリップもの。ある日突然過去へ送られる主人公の冒険が、幼心に刺激を与えました。そして、生き物たちが話す不思議な世界。キツネやカエルとお話しする姿に、幼い自分も参加したいと願ったものです。もちろん、巨大なイヌと少年の絆を描いた物語。一緒に冒険し、時には敵に立ち向かう彼らに、勇気をもらいました。悩む少女の心情を丁寧に描いた小説もあります。家族や友人との関わりを通して成長する彼女の姿に、心を寄せました。あなたにも、思い出の一冊はありますか?
『クレヨン王国の十二か月 新装版』

家出した王さまをさがす王妃さまとユカの不思議な旅。大みそかの夜、ユカが目をさますと、12色のクレヨンたちが会議をひらいていました。なんと、クレヨン王国の王さまが家出してしまったのです。王妃さまとユカが王さまをさがす、不思議な旅の結末は?ロングセラー「クレヨン王国」シリーズ新しいイラストで読みやすく!
家出した王さまをさがす王妃さまとユカの不思議な旅。
大みそかの夜、ユカが目をさますと、12色のクレヨンたちが会議をひらいていました。なんと、クレヨン王国の王さまが家出してしまったのです。王妃さまとユカが王さまをさがす、不思議な旅の結末は?
ロングセラー「クレヨン王国」シリーズから特に人気の作品を選び、新しいイラストでおとどけします!
※小学中級から
作者 | 福永 令三/椎名 優 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2011年11月11日 |
『モモ』

第一部 モモとその友だち
1章 大きな都会と小さな少女
2章 めずらしい性質とめずらしくもないけんか
3章 暴風雨ごっこと、ほんものの夕立
4章 無口なおじいさんとおしゃべりな若もの
5章 おおぜいのための物語と、ひとりだけのための物語
第二部 灰色の男たち
6章 インチキで人をまるめこむ計算
7章 友だちの訪問と敵の訪問
8章 ふくれあがった夢と、すこしのためらい
9章 ひらかれなかったよい集会と、ひらかれたわるい集会
10章 はげしい追跡と、のんびりした逃亡
11章 わるものが危機の打開に頭をしぼるとき……
12章 モモ、時間の国につく
第三部 〈時間の花〉
13章 むこうでは一日、ここでは一年
14章 食べものはたっぷり、話はちょっぴり
15章 再会、そしてほんとうの別れ
16章 ゆたかさのなかの苦しみ
17章 大きな不安と、もっと大きな勇気
18章 まえばかり見て、うしろをふりかえらないと……
19章 包囲のなかでの決意
20章 追手を追う
21章 おわり、そして新しいはじまり
作者のみじかいあとがき
訳者のあとがき
エンデの人柄にふれた日々 佐々木田鶴子
作者 | ミヒャエル・エンデ/大島 かおり |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2005年06月 |
『いやいやえん』

作者 | 中川李枝子/大村百合子 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 株式会社 福音館書店 |
発売日 | 1982年11月 |
『エルマーとりゅう』

作者 | Gannett‖RuthStiles Gannett‖RuthChrisman 渡辺‖茂男 ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 福音館書店 |
発売日 |
あの頃の私たちにとって、これらの本は本当に魔法のような存在だったんじゃないでしょうか。目に見えるものだけが現実ではない、心の中に広がる想像力の世界は無限大、そんなことを教えてくれた記憶があります。
たった一冊の本で、新しい世界へ連れて行ってくれたかと思えば、時には自分自身と向き合うきっかけを作ってくれたり。体一つで大冒険に出掛けたり、友情や家族の大切さを教えてくれたり。あの暖かな手触り、ページをめくるたびに香る紙の匂い。それらはいつの時代でも変わらない宝物です。
そして心を揺さぶるストーリーに触れることで、私たちは自分自身の感情にも気付かされました。勇気や哀しみ、怒りや喜び。絵本や小説の中に描かれる様々な感情を通じて、自分という生き物について少しだけ理解することができたのです。
この4冊の本は、私たちが成長して大人になる過程で一度は忘れてしまった、そんな大切な思い出を取り戻すキーになったのではないでしょうか。子どもの頃に感じた素直な感動を思い出すだけでなく、大人になった今改めて読み返すことで、新たな発見や感動があるかもしれません。
大人になってから読むと、当時見えなかった部分に気づいたり、一見子ども向けのようでいて深い哲学に触れることもあります。だからこそ、これらの本は大人も楽しめるのです。
今、この記事を読んでいるあなたにも、きっと幼い頃に読んだ本の中に、心に残る一冊があるはず。ぜひ手元にあるならば、久しぶりにそのページを開いてみてください。あの頃の温かな記憶と共に、今、新たな発見や感動が待っていることでしょう。それがこの記事を書いた私の願いでもあります。
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