イソップ物語をより楽しめる本3選

まず一冊目は、イソップ物語の詳細な解説が楽しめる一冊。詩文で書かれているため、どの話が何を語りかけているのかすぐ理解できます。次におすすめするのは、イソップ物語の登場キャラクターたちが漫画のキャラクターとして動き出す一冊。一見めんどうくさそうなクラシックが、楽しく分かる名作です。最後におすすめする本は、イソップ物語の名場面をショートストーリー形式で再現している本。あの有名な物語が、まるで新たなストーリーのように蘇ります。これら3冊で、イソップ物語の魅力を思う存分味わってみてください。
『ヘタな人生論よりイソップ物語 : こんなに奥が深い"大人の童話"』

作者 | 植西,聡,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2007年10月 |
『迷いがすっきり消えるイソップ人生論』

絵本でおなじみの「イソップ物語」と、世界中の偉人の名言・ことわざに共通するのは、人生の知恵!!
著者の解説とイラストで、その深〜い意味までよくわかる。
例えば……
「楽天は人を幸せに導きます」(ヘレン・ケラー)
イソップに登場する、楽天的でポジティブなキツネとは?(「しっぽのないキツネ」)
「災難に遭う時節には、災難に遭うがよく候。これ災難を逃れる唯一の妙法にて候」(良寛)
イソップの中にも、しなやかな良寛の思想は生きていた!(「アシとオリーブ」)
累計500万部の著者の新境地!
古くから読み継がれてきた「イソップ物語」には、ポジティブな生き方のヒントがいっぱい。
動物や自然をモチーフに、たくましく生きる思考法や勇気、正直、思いやりの大切さを伝えています。
作者 | 植西 聰 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 海竜社 |
発売日 | 2020年04月01日 |
『寓話に生きた人イソップ その人生と13の物語』

『ウサギとカメ』、『北風と太陽』など、2500年以上前に誕生して世界中で親しまれている寓話の数々。その作者イソップが、古代ギリシアに生きた奴隷だったことを知っていますか? 物語の力で権力に立ち向かい、自由を手に入れたイソップの生涯と、13の物語を、美しいイラストで綴ります。
【収録作品】
・ライオンとネズミ
・ライオンとイノシシ
・ウサギとカメ
・オオカミがきた!
・北風と太陽
・キツネとぶどう
・ロバと愛犬
・金のたまごをうむガチョウ
・キツネとカラス
・町のネズミといなかのネズミ
・アリとキリギリス
・ライオンと彫刻
・オオカミとイヌ
作者 | イアン・レンドラー/パメラ・ザガレンスキー/山下 愛純 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 化学同人 |
発売日 | 2023年01月20日 |
この3冊を読めば、イソップ物語の楽しさはさらに広がるはずです。それぞれに独自の視点や解釈が散りばめられており、一つ一つの話が新鮮に感じられます。まさに鮮やかな「イソップ世界」の再解釈と言えるでしょう。エッセイ形式のあの本は、イソップ物語がもつ普遍的なテーマを現代コンテキストに落とし込んで解説してくれます。読むと、改めて物語の奥深さや、そこに込められた哲学に触れることができますよ。
また、漫画形式のあの本では、物語を視覚的に楽しむことができ、それがまた違った面白さを引き立てています。登場する動物たちの表情や動きから物語のメッセージが読み取れると、一層深みとリアリティが増しますね。そして最後の一冊、これは一見するとストーリーテリングの本のようですが、イソップ物語への理解を深めるのに非常に役立ちます。それぞれの物語で何を伝えたいのか、どのように物語るべきなのか、物語の力とは何か、を考えるきっかけになるでしょう。
この3冊をご紹介しましたが、「イソップ物語」の世界はかけがえのない宝物です。これらの本を通して、その魅力を再発見し、さらに深く愛することができれば幸いです。そして何よりも大切なことは、物語を通して、自分自身や周りの人々、世界を深く見つめ直すきっかけを得ること。それが物語の持つ最大の力であり、そしてそれが「イソップ物語」を読み続ける理由ですよね。皆さんもぜひ、新たなイソップの世界を探してみてくださいね。
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