仏教の歴史がわかる本 おすすめ6選

一度は耳にしたことがあるでしょう、仏教。その考え方や歴史には深遠な知恵が秘められています。そこで、今回は仏教の歴史がわかる本を6冊、ピックアップしました!日本が未だ仏教国であった時代の様子から、仏教誕生の地・インドの歴史までを網羅。また、専門的な表現を避け、一般の方にもわかりやすく綴られた本もラインナップします。初心者はもちろん、深く学びたい方にも満足いただけること間違いなし。ぜひ手に取り、仏教の世界へ足を踏み入れてくださいね。
『わかる仏教史 (角川ソフィア文庫)』

作者 | 宮元 啓一 |
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価格 | 729円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年04月25日 |
『仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか』

インドで誕生した仏教は、いかにして世界に広まったか。その鍵は、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教など他の一神教とは異なり、仏教は現地の言語に翻訳されることを積極的に認めたことにある。本書の著者、ジャン・ノエル・ロベール氏によれば、仏教が中国に伝播するのは、同じインド・ヨーロッパ語族のユーラシア西部に伝わるよりもずっと困難だったはずだという。
チベット、モンゴルから中国、朝鮮、さらに日本へ、また、東南アジアやヨーロッパでは全く別の姿を見せながらも「仏教」としてひとつのまとまりを見せる「世界宗教」の変遷と広がりを、フランス屈指の東洋学者が平易に解説する。
なお著者は、日本語、中国語はもちろん、チベット語、サンスクリット語、ラテン語、ギリシャ語など多くの言語に通じ、日本仏教の研究などにより、2021年、第3回日本研究国際賞を受賞している。
チベット文献学の第一人者で、著者と旧知の今枝由郎氏が翻訳し、充実した訳注と解説を付した。巻末には関連年表、索引も完備。著者による「日本語版のための序文」も掲載。
原著=Petite histoire du bouddhisme: Religion, cultures et identites,.Edition J’AI LU, Paris, 2008
序 言 ジャン・ボべロ
日本語版のための序文
はじめに
第一章 諸宗教の中での仏教
第二章 ブッダ 〈仏─第一の宝〉
第三章 ダルマ 〈法─第二の宝〉
第四章 サンガ 〈僧─第三の宝〉
第五章 三つの叢書 〈三蔵〉
第六章 大乗と真言乗
第七章 中央アジアと中国への伝播
第八章 チベットからモンゴルへの伝播
第九章 東南アジアへの伝播、そしてインドへの回帰
第十章 朝鮮から日本への伝播
第十一章 仏教と言語
第十二章 仏教の欧米への伝播
第十三章 仏教研究批判
注
仏教の歴史 略年表
主要参考文献
訳者解説
索引
作者 | ジャン=ノエル・ロベール/今枝 由郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年11月09日 |
『ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 仏教二五〇〇年の歴史』

インドに始まり、アジアを貫く一大思潮である仏教。この初期仏教から上座部仏教、大乗仏教、密教までの、二五〇〇年を超える仏教の歴史とさまざまな教えを、碩学がわかりやすく解説する。ブッダ、阿弥陀仏、大日如来の違いとは何か?長年の著者の現地調査のエピソード等もまじえつつ、最新の知見をふまえ、仏教の基本とアジア各地で花開いた仏教思想と「ほとけ」の多様性を知ることができる、空前の仏教入門書。
作者 | 立川武蔵 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2014年09月17日 |
『仏教史研究ハンドブック』

作者 | 仏教史学会 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 法藏館 |
発売日 | 2017年02月 |
『超越と実存 : 「無常」をめぐる仏教史』

作者 | 南,直哉,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年01月 |
『教養としての仏教思想史 (ちくま新書)』

作者 | 木村清孝 |
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価格 | 1155円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2021年12月17日 |
今回は仏教の歴史について興味をもつ方々に向けて、ピックアップした6冊のおすすめ書籍の紹介をいたしました。一冊ずつ、それぞれの特徴や重点をしっかりと説明してきましたので、あなたが何を求めているのか、どの角度から仏教を学びたいのか、自分自身の目的に合わせて選んでいただければと思います。
古今東西、仏教は長い歴史を経て多種多様な教えや思想を育んできました。そのため、仏教の全体像を把握することはとても難しいかもしれません。しかしそこに立ちはだかる壁があってこそ、読者の皆さんには学びのひとつひとつが新鮮な驚きとともに身についていくのだと思います。
また、これらの書籍はただ事実を伝えるだけでなく、仏教を深く理解するための解釈や視点、思考のヒントを提供します。読むだけでなく、自分なりに考えるきっかけを与えてくれるのが、これらの本の素晴らしい点です。
しかし、残念ながらこれら6冊が仏教のすべてを丸ごと網羅しているわけではありません。これはあくまで「入口」に過ぎません。しかし心配いりません、これらの書籍があなたの学びの道しるべとなり、次の一歩を踏み出す勇気を持つ手助けになることでしょう。
そして最後に、一つだけ確信していることがあります。それはどの本を選んだとしても、あなたは必ず何かを得ることができる、ということです。その何かは新たな知識かもしれませんし、新たな視点や考え方かもしれません。それはあなた自身の中で醸成、発酵し、あなた自身を成長させる一助となるでしょう。
何を求めているのか、何を学びたいのか。その答えはあなたの中にあります。それを見つけるための一助に、今回紹介した書籍が役立てば何よりです。どの本も素晴らしい教えを語っています。あなたがその教えを元に、自分なりの仏教観を深めてみてはいかがでしょうか。神秘と理性が共存する、その世界に、あなたを心から招待します。これからの学びが、あなたの人生に新たな開かれた道を示すことを願っています。
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