夏の自由研究で使える!人体の不思議の本を厳選して紹介

子供の皆さん、おはようございます。今日は夏休みの自由研究にピッタリの本を紹介したいと思います。この本は人体の不思議を科学的、かつ面白く解説しているので、自由研究ネタに困ったら是非チェックしてみてくださいね。
人体がどう動いているのか、どのように感情が起きて、どうやって食事が消化されているのかなど、日常生活で当然のように使っている体のしくみを紐解きます。内臓や細胞から始まり、DNAで登場する主要な登場人物まで、人体の設計図を紹介。ざっくりとした知識から、ビジュアルやイラストを駆使して細部まで見ていき、ため息が出るほどの人体の神秘を描き出しています。
探究心が湧いてきたら、この一冊を手に取ってみてください。お子さんも、大人も楽しめる一冊ですよ。
『すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険』

人体の構造は、非常によくできている。汚い例になってしまうが、私たちが「おなら」が できるのは、肛門に降りてきた物質が固体か液体か気体かを瞬時に見分けて、「気体の場合のみ気体だけを排出する」というすごい芸当ができるからである。
著者は、学生時代の解剖学実習で思わず仰天したことがある。脚が1本あたり 10kg 以上も あり、持ち運ぶのに信じられないほど苦労したのだ。ちなみに腕も1本4〜5kg あり、意外なほどにずっしり重い。私たちは、身の回りにあるものの重さを、実際に手にしなくと もある程度正確に推測できるが、大変不思議なことに、自分の体の「部品」だけは、日常的に「持ち運んでいる」にもかかわらずその重さを全く感じない。これは、自分の腕や脚 は自分の体に最も密着していて、かつ肩(三角筋)や背中(広背筋)、臀部(臀筋、腸腰 筋)などかなり大きな筋肉で支える仕組みになっているからだ。
このような人体のしくみを探求する学問、それが医学である。医学は自然科学の一分野であり、物理学、化学、地学、数学、生物学・・・と並び称される学問として、人体の構造や機能、疾病について研究を積み重ねている。医学や人体に関する知識は、身近であるにもかかわらずあまり学ぶ機会がない。学校でも、 ごく一部が理科の授業で扱われる程度で、多くの人が「医学や人体の最も面白い部分」を学ぶことがない。
本書は、外科医けいゆうとして、ブログ累計 1000 万 PV超、twitter(外科医けいゆう)アカウント8万人超のフォロワーを持つ著者が、人体の知識、医学の偉人の物語、ウイルスや細菌の発見やワクチン開発のエピソード、現代医療にまつわる意外な常識などを紹介していく。健康情報として医学を取り上げるのではなく、サイエンス書、教養書として、人体の面白さ、医学の奥深さを伝え、読者の知的好奇心を満たす一冊。
作者 | 山本 健人 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2021年09月02日 |
『人体のふしぎ 新訂版』

動く図鑑MOVE人体のふしぎの新訂版!!
科学の進歩が著しい人体のジャンルは、日々新しい発見にあふれています。
今回のリニューアルで新たに追加されるのは、長年の研究によって解明された、人体全体をつなぐ伝達物資。本書も伝達物質を加え、全体を再構成しています。
●著者紹介
島田達生:大分大学医学部名誉教授、大分医学技術専門学校・校長。解剖学の大家であり、電子顕微鏡写真を駆使して、形と機能の関係を研究している。
●主な内容
骨格・筋肉から、脳のしくみ、胎児の成長、ips細胞まで。そのほか、近年明らかになってきた伝達物質。私たちの体のメカニズムを美麗イラストや電子顕微鏡写真を用いて詳細に解説。
まさに「ミクロの決死圏」のようなおもしろさです!
DVDも再編集し、貴重なNHKスペシャル「人体」からの新規映像が満載です!
■MOVE『人体のふしぎ』の3つの特徴
1. 電子顕微鏡による貴重な写真を豊富に使用!
60兆個の細胞でつくられ、2000億個のニューロンによって動かされ、
ときに目では見えない0.01mmほどの小さな細胞に助けられる、わたしたちの人体。
電子顕微鏡を用い、巨大すぎるミクロワールドにせまります。
2.美麗イラストでわかりやすく解説!
海外アーティストや、日本の実力派イラストレーターによる美しいイラストを、
豊富に使用しています。
細部まで丁寧に描きこんでいるので、人体のしくみが詳細にわかります。
3. NHKエンタープライズ制作の60分超えのDVD付!
「NHKスペシャル」など、NHKの貴重なアーカイブスの中から、
おもしろい映像を厳選!
細菌を食べるマクロファージや、神秘的な胎児の映像など、NHKならではの、
貴重な映像も満載!
<担当編集者のオススメ!>
本書は、「ミクロの決死圏」をテーマに作られました。まるで、体の中を探検しているかと錯覚するような精緻なイラストや、ウイルスやマクロファージなどの驚異的な電子顕微鏡写真には、まさに『人体のふしぎ』を感じてもらえると思います。難しい解説も、Q&A方式にして、わかりやすく工夫してあります。見ているだけでも楽しくなる「美しい人体図鑑」です。
作者 | 講談社/島田 達生 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年11月30日 |
『はたらく人体フレンズ! 1 からだの器官は大さわぎ 編』

好奇心がわいてくる、たのしい人体学習まんが。
フォロワー934万人の愛されキャラ・ソメクといっしょに、大爆笑しながら、からだの仕組みが学べちゃう!
おなかがグルグル鳴るのはどうして?
おしっこをすると、なぜ体が震えるの?
1日に出るおしっこの量は1.5リットル!
舌には味を感じる場所が約1万個もある!
食べ物がうんちになるまで1日かかる!
目は物をどうやって見てるの?
食べ物はからだの中で栄養素に変わる!
なぜ食べたものを吐いてしまうの?
血液は体重の約8%を占めている!
体温は27℃から37℃までからだの部分ごとに違う
私たちのからだを守るために、人体フレンズは一生懸命お仕事中!
作者 | ソメクガフィン/尹秀姫/宋美玄 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2025年04月23日 |
さて、いかがでしたでしょうか。今日紹介した本たちは、科学というテーマを鮮やかに探求してくれる珠玉の作品群です。普段、私たちが当たり前のように利用している私たち自身の身体の驚異。それがどのように複雑で、どのように息を呑むようなくらい美しいものであるかを、これらの本は見事に描き出しています。
それぞれの本は、異なる角度から人体の不思議を切り取っており、それぞれの視点から新たな知識や発見があることでしょう。この時期だからこそ、アウトドアや特別な活動をあまり控えているお子さまたちには、想像力を育て、理科の興味をかき立てる絶好の機会だと思います。
それぞれの本は、易しい言葉で説明しているため、誰でも理解できます。そして、それぞれのページから伝わってくるのは、人間の身体のすごさや興味深さだけではなく、科学自体の面白さです。
そして、一冊ごとに色々な角度から人体を探求するのですから、夏休みの自由研究にはまさにピッタリ。普段は気づかないようなことに気づけたり、新たな質問が浮かんだりするかもしれませんね。
何度も読み返すほどに、深みが増してくる。これらの本と共に、子どもたちだけでなく大人も、新しい世界に触れる楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。きっと科学が、ちょっとだけ身近なものになるはずです。
さあ、この夏は図書館や書店へ足を運び、あるいはオンラインで、これらの本を手に取ってみてください。新たな発見が待っていますよ。それでは、皆さんの探求心が満たされるような、素晴らしい夏休みになることを願っています。
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