台湾を舞台にした日本人作家の小説3選

台湾という美しい場所を舞台にした小説をピックアップしてみましたよ。まずは、日本の植民地時代を描いた歴史小説。主人公達の情緒あふれる恋路に、台湾の歴史や文化を織り交ぜた一冊で、心が温まる読み応えたっぷりです。二つ目は台湾の現代を舞台にしたミステリー。日本人留学生の視点から見た台湾の日常の色々な面を描かれています。ラストのオチはちょっと衝撃ですよ!三つ目は、台湾の美食事情に迫った作品。主人公が台北の夜市で出会うさまざまな料理が鮮やかに描かれていて、まるで台湾旅行気分を味わえます。それぞれ違った魅力の、台湾を舞台にした小説、ぜひ読んでみてくださいね。
『路』

台湾に日本の新幹線が走る。商社の台湾支局に勤める春香と日本で働く建築家・人豪の巡り逢い、台湾で生まれ戦後引き揚げた老人の後悔、「今」を謳歌する台湾人青年の日常…。新幹線事業を背景に、日台の人々の国を越え時間を越えて繋がる想いを色鮮やかに描く。台湾でも大きな話題を呼び人気を博した著者渾身の感動傑作。
作者 | 吉田 修一 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2015年05月08日 |
『六月の雪』

三十二歳独身、声優になる夢に破れた未來は、入院した祖母を元気づけるため祖母の故郷、台湾・台南市を訪れる。ひと癖もふた癖もある台湾の人たちに助けられながら祖母の生家を捜す旅の中で、未來は台湾の人々が生きてきた過酷な時代の傷跡を知る。そして旅路の果てに、自らの人生に下した大きな決断とは?
作者 | 乃南 アサ |
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価格 | 1144円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2021年05月07日 |
『十津川警部 愛と絶望の台湾新幹線』

中華料理店の女将・戸田一子が殺される。一子は、娘の二三子とともに台湾に招待されていた。十津川警部の忠告を聞かず単身台湾へ向かった二三子の消息が掴めない。十津川が入国すると、「すぐに日本へ帰れ」という脅迫電話が。誰が、何の目的で?台湾を縦断捜査する十津川と亀井刑事がたどりついた驚愕の真実。
作者 | 西村 京太郎 |
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価格 | 682円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年10月16日 |
台湾は日本にとって身近かつ、それでいてまた遠い存在です。一度は台湾旅行に行きたい、台湾料理が好きだという方も多いと思います。それぞれの大衆文化も交流が多く、何となく親近感が湧きつつも、その背後にある歴史や文化的な違いについては、意外に知らないことも多いのではないでしょうか。今回ご紹介した3つの作品は、そんな台湾を日本人作家の視点で描いたものです。
異文化を紹介する作品は、面白さだけでなく学びも多いです。台湾を舞台にした物語を通じて、台湾の歴史やその人々の感情、文化的な背景と向き合う機会が手に入れられるでしょう。それぞれの作品は、どれも一味違った台湾の魅力を引き立てています。ある作品は台湾の都市部を描き、全く異なる文化や思考に触れることで読者を楽しませます。また、別の作品は台湾の田舎町を描くことで、台湾の風土と人々の暮らしを深く掘り下げています。
物語を読むことで、台湾の異文化理解を深めてみてはいかがでしょうか。それは、台湾旅行への一歩を踏み出すきっかけにもなり得ます。また台湾好きなあなたにとって、新たな視点や理解を与えてくれるかもしれません。
いずれの作品も、台湾を巡る深い洞察と、それぞれの作者が見せてくれる緻密かつ感情豊かな描写に満ちています。これらの小説を読むことで、台湾への理解が深まり、その魅力に再度引き付けられることでしょう。ちょっと休憩がてら、ぜひ手に取ってみてくださいね。台湾という国を新たな視点から見てみるチャンスが得られるはずです。
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