北朝鮮拉致問題を知るための本6選
北朝鮮拉致問題について深く知りたい方に、絶対に読むべき6冊の本を紹介します。実際の拉致被害者の証言に基づいた作品、取材を元にしたドキュメンタリー的な作品、フィクションを交えながらもリアルに描かれた作品など、幅広く取り揃えました。当事者の異常な現実、家族の悲痛な思い、国際社会の対応など様々な視点から問題を理解しましょう。読むことで再確認する痛みがありますが、知ることは大切です。ぜひ、これらの作品を手にとって、この問題の深さを感じてくださいね。
『北朝鮮拉致問題の解決 : 膠着を破る鍵とは何か』
作者 | 和田,春樹 田中,均 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2024年03月 |
『北朝鮮は今も日本人を拉致していますか』
作者 | 中村,将,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本工業新聞社 |
発売日 | 2024年08月 |
『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』
小泉訪朝から20年。
なぜ解決できなかったのか?
◆内容◆
2002年9月、小泉純一郎氏が日本の総理として初めて北朝鮮を電撃訪問し、金正日委員長が拉致を認め、5人の被害者が帰国を果たしてから20年。
小泉訪朝当時、日朝関係は大きく改善するかに見えた。
だが、その後交渉は暗礁に乗り上げ、拉致問題解決を重要課題としていた安倍長期政権、続く政権でも進展がない。
国会の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」等でこの問題に尽力してきた著者はある文書を入手。
そこには拉致の実態、北朝鮮での生活等が詳しく記されていた。本書は極秘文書の内容を分析し、日朝外交を概観することで問題が解決に進まない原因を指摘。北東アジア安定のために何が必要かを提言する。
◆主なトピック◆
第1部 極秘文書
◎政府の「極秘文書」を分析する
◎安倍総理は、なぜ「極秘文書」の存在を否定したのか
◎はじめて明らかになった日本人の名前とは
◎「極秘文書」はこうしてつくられた
◎拉致被害者の実数を推測させる管理番号
◎横田めぐみさんが拉致された理由
◎横田めぐみさん安否情報の真偽
◎「極秘文書」は外交でどう活用されたか?
第2部 外交の問題
◎歴史的な訪朝はどのように実現したか
◎いまも語られる「拉致の安倍」神話の真相
◎民主党政権の挑戦と失敗
◎日朝「ストックホルム合意」への道
◎幻の「安倍昭恵さん訪朝計画」
◎拉致問題は解決できるのか
◎残留日本人、「日本人妻」、日本人墓地
◎風化していく拉致問題
◎問題解決への私の提言
解説 高世 仁(ジャーナリスト)
◆著者略歴◆
有田芳生(ありた よしふ)
1952年、京都府生まれ。
参議院議員。
出版社を経てフリージャーナリストとなり、主に週刊誌を舞台に統一教会、オウム真理教事件等の報道にたずさわる。
日本テレビ系「ザ・ワイド」等にもコメンテーターとして出演。
政治家となってからは拉致問題、差別、ヘイトスピーチ問題等に尽力。
著書に『ヘイトスピーチとたたかう! 日本版排外主義批判』(岩波書店)、『テレサ・テン十年目の真実 私の家は山の向こう』(文春文庫)他多数。
作者 | 有田 芳生 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年06月17日 |
『北朝鮮・拉致問題の深層 当事者たちの証言で追う』
北朝鮮との水面下の接触は続いていた!日本人被害者5人の帰国から21年。交渉は停滞したままと思われていた2023年、政府高官が東南アジアのある都市に極秘渡航し、朝鮮労働党関係者と接触していた。数年前に外務省と北朝鮮の秘密警察「国家安全保衛部」とのパイプが途絶えた後、内閣官房の関係者が第三国で北朝鮮側と断続的に接触し、政府間協議の本格的な再開への意思を探り合ってきたのだ。岸田首相の「ハイレベル協議」発言と北朝鮮の外務次官談話は、5月の日朝接触とタイミングが重なる。「拉致問題は解決済み」との態度を変えない一方、米韓と対立する北朝鮮は日本との対話を探っている。2024年1月1日に起きた能登半島地震被害を受け、北朝鮮の金正恩書記長が岸田首相に見舞いの電報を送った。これは一体何を意味するのか?蓮池薫氏、田中均氏らキーパーソンたちが語る交渉の舞台裏と拉致問題の行方を追ったノンフィクション。解説=斎木昭隆・元外務省事務次官(2002年と2004年、政府調査団として訪朝)
作者 | 鈴木拓也 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2024年02月20日 |
『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』
完全に隠蔽されていた、日朝交渉の全裏面史!!
作者 | 蓮池 透 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年12月18日 |
『ルポ拉致と人々 : 救う会・公安警察・朝鮮総聯』
作者 | 青木,理,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2011年01月 |
私たちが普段生活を送る中で、当たり前のように享受している自由や平穏。それは幸せだと思えること、みんなが生活を楽しむための基本的な権利だと思います。だけど、どこか遠くの他人が関わる問題だからと、目を背けてしまうと尊い命が疎外されてしまいます。今回ご紹介した6冊の作品は、まさに私たちが知っておくべき現実を描いています。
どの作品も、北朝鮮による拉致問題を多角的に捉え、深く掘り下げています。それは物語になっているものからノンフィクションまで、ジャンルを問わず多種多様。それらを読み進めると、もはやこの問題が他人事ではなく、自分たちにとっても無視できない現実であると気づくでしょう。悲しみや憤り、そして希望を感じ、この問題を考えるきっかけになることを強く願っています。
作品一つ一つが、一人でも多くの人々に読まれ、理解されることで、拉致問題の認知度が高まると信じています。それらがどんな形であれ役に立つとしたら、それこそが私たちが果たすべき最低限の責任だと思います。
これらの作品を通して体験することで、人間そのものの尊さ、そして愛する者を守るための勇気と希望を再認識することができるはずです。何より、読んでくれるあなた自身が、拉致問題への理解を深め、関心を持つ一助になれば幸いです。それが現状を少しでも変える力に繋がると信じて止みません。
なるべく多くの人に読んでもらいたいと思います。結局、情報に触れ、感じ、考えることこそが、この問題を解決に導く第一歩なのです。それはあなたが持っている力であり、あなた自身が一人の「読者」として立つことで成し遂げられることです。
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