東日本大震災を扱った本10選

東日本大震災は、まさに国難というべき出来事でした。その悲劇は多くの作家達に衝撃を与え、真摯な思いを形にした作品がいくつも生まれました。今回はその中から10冊をピックアップ。津波による町の壊滅や原発事故に挑むヒューマンドラマ、希望を失いそうになりながらも前に進む人々の日常が描かれた心温まる作品まで多種多彩。一部はノンフィクションで、実際の被災者の声を通じて震災の実態を知ることができます。また、現実と向き合うことの難しさを綴った小説や、少年少女達の視点で描かれた漫画もございます。今では復興が進む被災地ですが、忘れてはならない過去と向き合う一助となれば幸いです。
『東日本大震災石巻災害医療の全記録 : 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7カ月』

作者 | 石井,正,1963- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2012年02月 |
『写真記録 3・11からの軌跡』

作者 | 毎日新聞社 |
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価格 | 2570円 + 税 |
発売元 | 毎日新聞社 |
発売日 |
『東日本大震災遺構』

作者 | 武田幸丈 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | 無幻舎 |
発売日 | 2024年03月11日 |
『時は立ちどまらない : 東日本大震災三部作』

作者 | 山田,太一,1934-2023 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2024年03月 |
『お空から、ちゃんと見ててね。 作文集・東日本大震災遺児たちの10年』

東日本大震災で家族を亡くした子どもたちが書いた震災や喪失の体験をまとめた作文集。過去の記録だけではなく10〜25歳に成長した彼らの書き下ろし作文やインタビューも加え、10年の間に起こった考え方や心の変化にも迫る。(プロフィール)あしなが育英会(あしながいくえいかい)病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支える民間非営利団体。自らも事故で家族を亡くした玉井義臣と岡嶋信治が始めた「あしなが運動」を原点に、全国の寄付者「あしながさん」に支えられ、国内外で遺児支援活動を続けている。
作者 | あしなが育英会 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2021年02月19日 |
『あの日、あの時、あの思い ~東日本大震災、あれから10年~ 宮城県警察関係者の手記』

作者 | 宮城県警察退職者有志の会/宮城県警察本部 協力 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 立花書房 |
発売日 | 2021年04月20日 |
『慟哭 3・11 東日本大震災 文学館からのメッセージ』

慟哭の詩歌
日本近代文学館では2013(平成25)年以降、大震災や原発事故に寄せる文学者の思いーー亡くなられた方々への追悼と、震災の記憶を風化させてはならないと願う心ーーを、揮毫作品とともに紹介してきた。10年にわたるこれらの展示を一冊にまとめた鎮魂の書。
作者 | 日本近代文学館 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 青土社 |
発売日 | 2024年03月04日 |
『復興を生きる : 東日本大震災被災地からの声』

作者 | 河北新報社 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2022年08月 |
『東日本大震災 : 3.11生と死のはざまで』

作者 | 金田,諦應,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 春秋社 |
発売日 | 2021年01月 |
『東日本大震災と子どものミライ』

作者 | 橋本,惠司,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 春風社 |
発売日 | 2023年05月 |
それぞれの作品を通じて、東日本大震災の悲劇や恐怖、そしてその後の復興への歩みを体験し、感じ取ることができました。ここに列挙した作品たちは、あの日を忘れないために、そして何より被災した人々の経験や思いを理解し、共有するための一助となることでしょう。大切なのは、ただ過去の出来事として記憶に留めるだけではなく、自身の生活や行動に反映させることです。
各作家が描いた震災の経験談や、生き抜く力、人々の絆や助け合いの気持ち、そして再生への意志を描いた作品たちは、私たちに対して強いメッセージを送っています。それは「忘れてはならない」というメッセージであり、また、自分たちがどのように行動すべきか示してくれるメッセージでもあります。
この10作品は、東日本大震災をたくさんの角度から扱っていて、そのどれもが私たちにとって大切な教訓を記しています。その中には、家族や友人の大切さ、人々が困難な状況下でどのように助け合い、支え合うことができるか、そして何より人間の持つ強い生命力や復興への意志を感じることができます。それぞれの作品が持つ独自の視点と感動は、私たちがその日を再評価し、自分自身を見つめ直すきっかけとなるでしょう。
これらの作品を通じて、震災を知らない世代にもその惨劇と復興の歴史を伝えられますし、また震災を経験した人々の思いを深く理解することができます。これら全てが、未来に向けた新たなステップとなるのです。
皆さんもぜひ、この10作品を通じて震災の記憶を新たにし、そして現在と未来について改めて考えてみてください。そして、それが日本の未来をより良いものにしていく一石となることを願っています。今回紹介した作品達が、震災の記憶を風化させず、私たちの心の中に深く刻まれ、行動につながることを期待しています。
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