恐怖の深層心理!おすすめサイコホラー小説15選「悪の教典」「十三人目の人格」など名作をご紹介
あなたが眠る夜、思わず瞼の裏に浮かび上がるような衝撃の結末が好きですか?私がここで紹介するのは、怖さの深層心理に迫るサイコホラー小説の名作15選です。伝統的なホラーよりも、人間の脆弱性や理性の崩壊を描く作品が好きな人にぴったり。驚異的なまでの破壊力を持つ静かなる悪、抑えきれない感情の渦、それらが巧妙に織り成すストーリーは一度読んだら忘れられない。また、人間の心の暗部を巧みに描写し、読者をじわじわとした恐怖に巻き込んでいく作風はまさに圧巻。背筋がゾクゾクするような緊張感が好きな方、ぜひチェックしてみてくださいね。
『悪の教典 上』
作者 | 貴志,祐介,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年07月 |
『十三番目の人格 ISOLA (角川ホラー文庫)』
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 653円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年12月04日 |
『天使の囀り』
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。
作者 | 貴志 祐介/酒井 和男 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2000年12月08日 |
『インシテミル』
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだったー。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。
作者 | 米澤 穂信 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年06月10日 |
『リカ』
妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき“怪物”だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞。
作者 | 五十嵐 貴久 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2003年10月07日 |
『殺人鬼 --覚醒篇』
伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる…いつ果てるとも知れぬ地獄の饗宴。だが、この恐怖に幻惑されてはいけない。作家の仕掛けた空前絶後の罠が、惨劇の裏側で読者を待ち受けているのだ。-グルーヴ感に満ちた文体で描かれる最恐・最驚のホラー&ミステリ。
作者 | 綾辻 行人 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2011年08月25日 |
『この世の春(上)』
ごめんくださいましー。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。応対した各務多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩内で権勢をほしいままにする御用人頭・伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。作家生活三十周年記念作。
作者 | 宮部 みゆき |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年11月28日 |
『贄の夜会』
“犯罪被害者家族の集い”に参加したふたりの女性が殺された。ハープ奏者は両手首を切り落とされ、もうひとりは後頭部を石段に叩き付けられてー。刑事の大河内は被害者の夫の行動に疑問を覚えるが、なぜか公安部からストップがかかる。また、“集い”にパネラーとして出席した弁護士は、19年前に起きた少年猟奇事件の犯人だったことを知る。洗脳によって社会の暗闇に潜みつづける真犯人は…。猟奇的殺人鬼とプロの殺し屋がぶつかる時、警察組織の腐敗を目の当たりにした刑事も孤独な一匹狼として暴走を始めた。執筆に6年を費やし、かつてないスケールとスピードで展開する待望のサスペンス巨編。
作者 | 香納諒一 |
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価格 | 3142円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2006年05月 |
『殺人勤務医』
中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。食べ物を大切にしなかった女、鯉の泳ぐ池に洗剤を撒いた男。彼は、自分が死に値すると判断した人間を地下室の檻に閉じ込め、残忍な手段で次々と殺していく。猟奇の陰に潜む心の闇をリアルに描き出した気鋭の衝撃作。
作者 | 大石 圭 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2002年03月08日 |
『私の家では何も起こらない』
作者 | 恩田陸 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | メディアファクトリー |
発売日 | 2010年01月 |
『新装版 殺戮にいたる病』
東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!
作者 | 我孫子 武丸 |
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価格 | 847円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年10月13日 |
『18禁日記 (TO文庫)』
作者 | 二宮敦人 |
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価格 | 505円 + 税 |
発売元 | TOブックス |
発売日 | 2018年04月23日 |
『絶対正義』
由美子たち四人には、強烈な同級生がいた。正義だけで動く女・範子だ。彼女の正義感は異常で、法から逸れることを絶対に許さない。由美子たちも、やっと掴んだ夢や恋人との関係、家族までも壊されそうになり…。このままでは人生を滅茶苦茶にされてしまう!追い詰められた四人は範子を殺した。五年後、死んだはずの彼女から一通の招待状が届く!
作者 | 秋吉理香子 |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2019年01月 |
『マリアビートル』
幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯するーー。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!
作者 | 伊坂 幸太郎 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年09月 |
『告白』
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。
作者 | 湊 かなえ |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2010年04月 |
今回は、深層心理を揺さぶる恐怖を描いたサイコホラー小説を紹介させていただきました。ため息が出るほど鮮やかに描かれた登場人物たちの心の闇、そしてその闇が織り成すストーリーの展開は、我々が普段あまり意識しない「恐怖」について改めて考えさせてくれますよね。
それぞれの作品が持つ独特の世界は、「人間」、「社会」、「精神」など、様々な視点から恐怖を描き出しています。一見普通の日常が次第に狂気に塗れていく様子、そしてその狂気の向こうに見えるものは、読む者に強烈なインパクトを与えることでしょう。
また、このジャンルの作品は恐怖だけでなく、哲学的なテーマを扱ったものも多くあります。そのため、ただ読むだけでなく、読み終えた後もいろいろと考えさせられるのが特徴です。不気味で怖いだけでなく、ちょっぴり壮大な感じがするところもこのジャンルの魅力だと思います。
しかし、確かにサイコホラー小説は恐怖がテーマのため、心を厳しく揺さぶられるようなエピソードが数多く含まれています。だからこそ、読む者には覚悟が必要かもしれません。ですが、それだけに打ちのめされっぱなしではない、涙にも等しい爽快感と開放感もぜひ体感していただきたいです。
恐怖という感情は、実は人間の根幹部分に関わる重要な要素なのです。それを小説の形で描くことで、我々は自身の未知なる一面について考える機会を与えられます。自分自身と向き合う絶好の機会を、ぜひこのジャンルの作品で得てみてください。一度は怖がりつつも、次第にその世界観に引き込まれてしまうこと間違いなしです。
これらの作品を通して「恐怖」を新たな視点で楽しむことができれば、また新しい自分を発見できるかもしれませんね。皆様の読書の一助になれば嬉しい限りです。そして、次回のレビューもぜひ楽しみにしていてください。きっと皆様の心をゾクゾクさせるような素晴らしい作品をお届けできることでしょう。それでは、今日はこの辺で。お疲れ様でした。
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