野鳥の撮り方を知る本4選
野鳥の美しさを撮影したいけど、上手く撮れないあなたへ。今回は、野鳥の撮り方を学べる本を4冊紹介します。1冊目は初心者にも分かりやすい野鳥の姿や生態を捉える基本的な手法を学べる一冊。2冊目は、少し技術を上げたい方におすすめ。様々な状況下での撮影テクニックを網羅しています。3冊目は、野鳥写真の魅力を深掘りした一冊。良い写真とは何か、その見つけ方を教えてくれます。最後の4冊目は、実際の作例とともに、構図や色彩まで細かく解説。一冊一冊、とても参考になること間違いなしですよ。
『野鳥撮影入門&実践ハンドブック = Wild Bird Photography Basic Practical Handbook : 現地で役立つノウハウ69』
作者 | 戸塚,学,1966- モッシュブックス |
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価格 | 不明 |
発売元 | 技術評論社 |
発売日 | 2024年02月 |
『図解でわかる野鳥撮影入門 : 一生モノの趣味を手に入れよう!』
作者 | |
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価格 | 不明 |
発売元 | 玄光社 |
発売日 | 2020年07月 |
『お手本でわかる!野鳥撮影術』
「憧れの写真に近づくにはどうしたらいいのだろう」そんなことを思ったことはないだろうか。
水の飛沫や水鏡の撮り方、美しい背景選びの考え方、時間帯の目安、飛翔写真を狙う時の設定など、お手本にしたい写真の細かいポイントの他、機材の選び方や構図の基礎といった基本的な知識、探鳥地も紹介。
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【本書の特長】
・「お手本にしたい野鳥写真」をテーマにした,野鳥撮影のコツやテクニックの指南書。例えば,花と鳥を絡めるならどんな時期がよいのか,流れる水を撮るには,身近なスズメを撮るコツといった,比較的取り入れやすい作風やテクニックから,飛翔や狩りの瞬間など,スピーディーで難しい瞬間まで幅広く網羅した。
・A5サイズとコンパクトながら,特にお手本にしたい作例は見開きで大きく掲載しているので,写真を見ているだけでも楽しめる。また,初めて野鳥撮影に挑戦したい人に向けて,機材の選び方やおすすめの道具やグッズ,構図の基礎といった基本的な知識や役立つ情報を紹介しているほか,野鳥撮影につきものの,今更人に聞けない撮影マナーについても触れている。
・ほか,1年間の撮影スケジュールのモデルケースや,日本全国のおすすめ探鳥地なども掲載しているので,一冊あればカメラの設定から探鳥地の策定まで,特に野鳥撮影の初心者が知っておきたい情報を盛り込んだ,役に立つ本になっている。
【目次】
CHAPTER 1 撮影前に知っておくこと /01 鳥を撮りに行く前に 機材の選び方 岩本多生 /鳥撮影用語とおすすめの設定 /実例で見る基礎設定 /鳥撮に行く前に備えておきたい物やこと /02 6つの構図をマスターしよう 大橋弘一 /03 鳥たちからのSOSサイン 菅原貴徳
CHAPTER 2 お手本でわかる! 野鳥撮影術 /01 色とりどりの花と鳥 北野真弓 /02 木の実レストラン 鶴見直也 /03 身近なスズメをかわいく撮る 中野さとる /04 千差万別 水の表現 水鏡・水飛沫・流水 私市一康 /05 やわらかい表情を追う 半田菜摘 /06 光のマジック 中村利和 /07 生きるは食べる 戸塚 学 /08 広角レンズを活用しよう! 山田芳文 /09 魚眼・広角レンズを使った表現 水中伸浩 /10 さえずりの瞬間を撮る 野口正裕 /11 最速クラスの鳥を撮る 寺沢孝毅 /12 迫力満点! 狩りの瞬間 佐藤 圭 /13 人工物で物語を作る 清水哲朗 /14 「圧巻の群れ」を撮る 中野耕志
CHAPTER 3 理想の写真に近づくために /01 レタッチ&ストレージ 戸塚 学 /02 図鑑写真の撮り方 叶内拓哉 /03 鳥撮バッドマナー実例 ♪鳥くん
COLUMN 鳥が集まる花 /編集部特選! 鳥撮お役立ちグッズ /身近な探鳥地の探し方 /1年間の鳥撮影スケジュール/おすすめ探鳥地
作者 | BIRDER編集部 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 文一総合出版 |
発売日 | 2024年03月01日 |
『【謝恩価格本】秘伝!野鳥撮影術』
高速で飛ぶカワセミや、迫力ある猛禽のハンテイングシーンを完璧に撮るためのノウハウを解説した「野鳥撮影マニュアル」。機材選びから鳥の行動を読む目の養い方まで、それぞれの鳥の撮影を極めた20人の写真家が秘伝を公開する。
・?巻頭言?よい野鳥撮影には、よい野鳥観察が不可欠 叶内拓哉
■「身近な鳥」種類別撮影講座
・高速で飛び込んでいく姿を撮るための連写術[カワセミ] 松木鴻諮
・かわいらしさを表現するには「小さく撮る」のが鉄則[スズメ] 山田芳文
・殺風景な水面に「彩り」を入れるためのテクニック[カルガモ] 中村利和
・ついででなく狙いたい、実は美しいトビ[トビ] 中野泰敬
・水辺の“静”と“動”を見極めて画作りをしよう[サギ類] 大橋弘一
・頭がいい鳥だけに、警戒心の強さも半端ない[カラス類(ハシボソガラス、ハシブトガラス)] 戸塚学
・樹上の小鳥をすばやく、確実に撮るためのテクニック[シジュウカラ] 菅原貴徳
■野鳥撮影の苦手克服!
・生態をしっかり観察し、すばやい小鳥をファインダーにとらえよう[エナガ] 松原卓二
・夏鳥の美しい姿を撮るために、背景を意識した画作りを[キビタキ・オオルリ] 吉野俊幸
・次の行動が読めれば、シャッターチャンスをつかんだも同然![キクイタダキ] 山田芳文
・チャンスは多い、あきらめずに狙い続けよう[ツバメ] 佐藤信敏
■あこがれのあの鳥を撮りたい!
・飛翔写真を成功させる決め手は「親指AF」[ヤマセミ] 野村明
・赤い鳥を美しく撮るなら曇りの日を狙え![アカショウビン] 戸塚学
・幻想的な飛翔シーンをとらえたい[フクロウ類] 若尾親
・間合いをとらえ、身近な猛禽のカッコいい写真を撮ろう[オオタカ・ハヤブサ] 福丸政一
・入念な観察と根気強さで千載一遇のチャンスをモノにしよう![クマタカ] 吉野俊幸
・薄暗い林でも優美な姿を的確に撮る[サンコウチョウ] 水中伸浩
■機材タイプ別 野鳥撮影虎の巻
・野鳥撮影に向いている機材とは? 志賀眞
・上手く乗りこなせれば、これ以上野鳥撮影に向いたカメラはない!![キヤノン EOS 7D Mark II] 戸塚学
・コンパクトなボディに野鳥撮影に使える機能を満載[ニコンD7200] 志賀眞
・一眼レフを上回る高速連写性能[ニコン Nikon 1 V3] 高野丈
・機動性+画質にもこだわる人におすすめしたいミラーレス機[オリンパス OM-D E-M1] 中村利和
・野鳥写真も動画も楽しめる、ブレをしっかり抑えて手持ちでも快適な野鳥撮影[キヤノンPowerShot SX60 HS] 吉成才丈
・大きく、明るいレンズで超望遠でも高画質、コンデジでも満足の野鳥写真が撮れる[ニコンCOOLPIX P900] 菅原貴徳
・精細な画質にこだわるなら、迷わずボーグを選ぼう!![トミーテック デジボーグ67FL望遠レンズセットA] 小田切佑介
・フローライトクリスタル搭載の高画質と機動性を両立した万能レンズ[コーワ PROMINAR 500mm F5.6FL] 菅原貴徳
・マイクロフォーサーズ機との相性抜群! 機動力重視なら、MIL TOLがオススメ!![ケンコーMILTOL 400mm F6.7ED] 中村利和
・4K PHOTOなら、誰もが「決定的瞬間」を撮ることができる!![パナソニックLIMIX FZ1000] 中村利和
■遠出してでも行きたい、イチ押し撮影地ガイド
・だれもがあこがれる北の大地で、雄大な自然に生きる鳥たちの姿をとらえよう[北海道] 大橋弘一
・上陸前から全方位をチェック、国内屈指の渡り鳥の探鳥地[舳倉島(石川県)] 西村光真・西村美咲
・たった1泊で「非日常」が味わえる島[三宅島(東京都)] 戸塚学
・春、ホエールウォッチングも兼ねて訪れたい[小笠原諸島(東京都)] 戸塚学
・霊峰・立山は、高山の鳥の「聖地」でもある![室堂平(富山県)] 戸塚学
・“万羽鶴”に圧倒、ツル以外にも魅力がいっぱい[出水(鹿児島県)] 所崎聡
・大迫力の飛び立ちを観察・撮影しよう[伊豆沼(宮城県)] 狩野博美
・固有の鳥の宝庫、亜熱帯の豊かな自然を感じながら鳥撮りしよう[奄美大島(鹿児島県)] 鳥飼久裕・土方秀行
・やんばるの固有3種を撮る[沖縄島(沖縄県)] 片柳充史
・国内感覚で行ける「海外の撮影地」[台湾] 片柳充史
・LCCではじめよう! 海外探鳥旅行[シンガポール]菅原貴徳
作者 | Birder編集部 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 文一総合出版 |
発売日 | 2015年10月28日 |
これまで4冊の野鳥の撮影について紹介させていただきました。これらの本一つ一つは、野鳥の撮影技術を身につけるには絶対に欠かせないものばかりです。野鳥という生き物はその美しさをどう表現するか、また、どのようにして彼らの自然な姿を切り取るかは、非常に高度な技術が求められます。
また、読み進めていく中で、野鳥が生態系の中でどのような役割を果たしているのか、どのように生きているのかについて、多くの知識も身につけることができます。それらの情報が深まり、理解度が高まることで、より一層撮影の幅やスキルが広がり、深まることでしょう。そしてそれが、より素晴らしい写真を生み出す、大切な要素となっていくのです。
そして何より大切なのが、野鳥への「愛情」です。それがあって初めて、自然の中で起きる神秘的な瞬間を追い求め、そしてその美しさを全身全霊で切り取ろうとする情熱が生まれるのです。その情熱があるからこそ、冷たい冬の朝も早起きして野鳥を撮影しに行くのです、その情熱があるからこそ、この道に没頭することができます。
これらの本は、それぞれが持つ個性豊かな表現や専門的な知識、そしてそれぞれの視点からの撮影技術や野鳥への愛情を存分に紹介しています。これから野鳥の撮影を始める方はもちろん、すでに始めている方にも役立つ一冊となるでしょう。
そして、私たちが目の当たりにする美しい写真たちは、あくまでも野鳥たちが生きている証でもあります。私たちが彼らを深く理解し、尊重し、そしてその美しさを撮影し伝えることで、私たち自身も自然とその中で生きる生き物たちとの共生を学び、自然との調和を体現することができるのです。
ぜひこれらの本を手にとり、ひとつひとつのページを軽くめくり、その中に描かれている野鳥たちの世界に触れてみてください。それがあなたの野鳥撮影の旅の始まりとなることでしょう。
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