イタリアサッカーを知る本4選
イタリアサッカーの舞台裏を描いた一冊目は、経済・政治まで詳しく綴った秀作です。語り口も抜群で、読んでいるとイタリアの空気すら感じられますよ。次に、伝説的な選手に焦点を当てた作品。彼の人生と活躍を通じて、イタリアサッカーの魅力が詰まっています。三冊目は頭脳戦を描いた策士達の戦い。戦略的な試合展開はまるでミステリー小説のよう。最後に、サッカー界のカルチャーに踏み込んだ一冊。地域性やサポーター文化といった、土着の要素が魅力的に描かれています。どの本もイタリアサッカーの深みを感じること間違いなしです。
『サッカーとイタリア人 (光文社新書)』
作者 | 小川 光生 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2014年06月13日 |
『カルチョの休日 イタリアのサッカー少年は蹴球3日でグングン伸びる』
イタリアに暮らす日本人少年の日常から、
陽気なサッカー大国の「遊びごころ満載の育成哲学」と、
「ストレスフリーな子育て」を描いたサッカー読本。
トレーニングと子育ての考え方が180度変わります!
ワールドカップを4度制したイタリアには、
「サッカーを通じた人間教育」という言葉がありません。
なぜならサッカーは「ただ、自分の純粋な楽しみのためにやるもの」だから。
これがイタリアの“常識”です。
「休息こそ最高の練習」といわれるイタリアでは、
少年サッカーの活動は週3回が基本。
子どもたちの笑い声が絶えない練習は、平日2回、各90分。
週末には、真剣勝負のリーグ戦を1試合。
夏休みはなんと3か月(!)。その間練習は一切ありません。
さらに、イタリアの育成現場には、日本では当たり前のこんな“習慣”がありません。
× 朝練
× 走り込み
× 長時間練習
× 筋トレ
× 説教
× ダメ出しコーチング
× “戦力外”の子どもたちによる応援
× 高額な活動費
× 国外遠征etc...
休みを愛し、“猛練習”とは無縁。
お金もかけない、無数の街クラブに育まれ、
イタリアの子どもたちは、自分の力でグングン伸びていきます。
賢く休めば強くなれるーー
目からウロコのカルチョの“常識”を知れば、
あなたのお子さんはもっとサッカーがうまくなり、
もっとサッカーを楽しめるようになり、
この素敵な“遊び”を一生続けてくれるでしょう。
【イタリアならではの一挙両得な練習メニュー】
●カルチョ伝統の「楽して得するボール遊び6選」
●ポゼッションとカウンターのセンスを同時に磨くゲーム性満載の練習法
【育成の名門エンポリの指導者に聞く】
●子どもたちの体調管理法、栄養指導
●“情熱と愛情”のトレーニング改善法
序 章:“モンディアーレ”のない夏がくる
第1章:イタリアのサッカーは“遊び”が大事
第2章:どこにでもある街クラブと個性豊かな仲間たち
第3章:蹴球3 日のイタリア少年サッカーライフ
第4章:イタリアの親とサッカーの“距離感”
第5章:愛情と情熱あふれるイタリアの指導者
第6章:フィオレンティーナからオファーが来た!
第7章:賢く休めば日本はもっと強くなる
作者 | 宮崎隆司/熊崎敬 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 内外出版社 |
発売日 | 2018年07月31日 |
『フィレンツェのサッカー カルチョの図像学』
権力が群集を必要とする経緯を通して描く、もうひとつのサッカー誕生史。図像学の方法による謝肉祭論・宮廷文化論・暴力論。
作者 | H.ブレーデカンプ/原 研二 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 法政大学出版局 |
発売日 | 2003年11月01日 |
『モダンサッカーの教科書 イタリア新世代コーチが教える未来のサッカー』
5レーン理論、ポジショナルプレー、可変システム…海外サッカー専門誌『footballista』で圧倒的人気のセリエAコーチ、レナート・バルディが複雑化するサッカー理論を対話形式でわかりやすく解説。
作者 | レナート・バルディ/片野 道郎 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | ソル・メディア |
発売日 | 2018年06月 |
このようにイタリアサッカーに興味を持つ読者の皆様にお勧めの本4選をご紹介させていただきました。戦術重視の気高きサッカー、「カルチョ」を描いた熱血ストーリーや、イタリアのサッカーシーンを活写したドキュメンタリー、現地の風味をしっかりと伝えたエッセイ、果てはサッカーマンガまで幅広く取り揃えております。
それぞれの作品は、難解そうなイタリアサッカーの世界を見事に解き明かし、単に試合の結果だけでは味わえない奥深い楽しみ方を教えてくれます。あなたがこれからイタリアサッカーを見る目は、きっと変わることでしょう。様々な視点からイタリアサッカーを理解することで、試合そのものがさらに面白く、深く感じられるようになるはずです。
そして何より、4冊の本は、ただサッカーを知るだけではなく、イタリアという国の文化や心情に触れることができます。サッカーを通して、国民性や地域性、そして時代性を見ることができるのも、スポーツを愛する者にとっての醍醐味ではないでしょうか。
これを機に、少しでもイタリアサッカーに興味を持った方は、どの作品から手をつけてみるのも良いと思います。もっと深く知りたいと思ったら、次の作品を読むのも良いでしょう。気がつけば、あなたもカルチョ愛好家になっているかもしれませんよ。
それでは、一緒にイタリアサッカーの世界を楽しみましょう。一つ一つの試合が、これまで以上に心に響くものとなることを願っています。それでは皆様、イタリアサッカーと共に、素晴らしい読書生活をお楽しみください。
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