アメリカの鉄道史を紹介した本4選
「アメリカの鉄道史と言えば広大な大地を走り抜ける鉄路のイメージがありますよね。書物一つで大陸を横断するわくわく感を味わえる本を4つご紹介します。1つ目は建設期から見た鉄道史。荒野に鉄路を刻む開拓者達の息吹を感じることができます。2つ目は巨大都市の地下を走る地下鉄の誕生や発展を描いた一冊。都会の鼓動を感じる一冊です。3つ目は鉄道事故や事件に焦点を当てたもの。エピソードが溢れる珠玉の一冊になっています。最後は鉄道を愛する人々の姿を描いた作品。鉄道への情熱がぎっしり詰まっています。どれも鉄道ファンはもちろん、歴史好きにもおすすめですよ。」
『アメリカの鉄道史 : SLがつくった国』
作者 | 近藤,喜代太郎,1933-2008 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 成山堂書店 |
発売日 | 2007年10月 |
『アメリカ鉄道創世記』
始まりは馬と木製のレールとインクラインだった。やがて蒸気機関車が導入されボールドウィン、メーソンなどお馴染みの機関車メーカーが登場。さらには、世界に先駆けて特殊機関車も考案され、アメリカン・レイルロードの世界が開花する。
作者 | 加山昭 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | 山海堂 |
発売日 | 1998年10月 |
『アメリカ鉄道業の生成』
作者 | 小沢治郎 |
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価格 | 3204円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 1991年07月 |
『アメリカ鉄道業の展開』
作者 | 小沢治郎 |
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価格 | 3740円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 1992年04月01日 |
それぞれが異なる視点からアメリカの鉄道史を描くこの4冊。リアルな歴史が詰め込まれた、ある意味「時間旅行」体験もできる一冊になっています。どれも一読の価値ありです。
全体を通して見ると、その時代時代での鉄道の役割、技術の進歩、鉄道業界の発展と衰退、そして再生への努力、各地域の文化や歴史との関わりなど、アメリカで鉄道が果たしてきた重要な役割がよく理解できます。まさに、鉄道から見たアメリカの歴史、といえるでしょう。
また、それぞれの作品が持つ個性も魅力的です。ある本は節目節目での歴史的出来事を詳細に捉え、ある本は人々の日常生活の一部としての鉄道を描き出し、またある本は工学的な視点から未来の可能性を考察…。その幅広さが、鉄道に興味がある方はもちろん、そうでない方にも深い理解と興味を傾けるきっかけになると思います。
この4冊を読むことで、鉄道がただの交通手段でなく、その時代を反映し、さらには創り出す存在としての鉄道を知ることができます。ただ走るだけではない、人々と地域をつなげ、時代を創ってきた「鉄道」への新たな視点を、ぜひ手に取って感じてみてください。それぞれが描く鉄道の風景を楽しむだけでなく、あなた自身の旅の一部として鉄道を体験するきっかけになればと思います。
それでは、次の文化的な旅の一助となるような素晴らしい読み物をまたご紹介できることを楽しみにしています。
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