ネガティブのメリットを知る本 おすすめ4選
ネガティブな心情は、時折誰もが感じるもの。それがモチベーションダウンの原因になるなら、一度はそのメリットを探し出してみてはいかがでしょうか。今回紹介する4冊の本は、そんなネガティブの向き合い方を教えてくれます。一つ目の本は、現代社会で生きるうえでの必然とも言える「ネガティブ感情」を肯定的に捉え直す術を教えてくれます。二つ目の本では、ネガティブ感情を糧に自己改革に挑む視点が提示されています。三つ目の本は、ネガティブがもたらす創造性について掘り下げています。最後の一冊は、ネガティブを抱えることの必然性について述べられています。ぜひ一読をおすすめします!
『ネガティブ思考こそ最高のスキル』
不安・悲観主義・消極性はすぐれた知恵にして戦略。ポジティブ思考への妄信を“解毒”せよー。
作者 | オリバー・バークマン/下 隆全 |
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価格 | 1958円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2023年03月28日 |
『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』
怒り、嫌悪、後悔、退屈、恐怖、不安、悲しみー。20%のネガティブ時間を有益に使える人は、仕事でも学問でも成功し、豊かで幸福な人生を歩める。幸福学研究のディーナー博士待望の最新作!
作者 | ロバート・ビスワス=ディーナー/トッド・カシュダン/高橋由紀子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2015年06月20日 |
『一流は知っている! ネガティブ思考力 (幻冬舎単行本)』
作者 | 榎本博明 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2016年05月25日 |
『ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる』
悲観的で心配性なまじめ人間でも大丈夫!
『TAROMAN』のクリエイターが教える
“後ろ向きに前進する”ための仕事術。
芸術家・岡本太郎の世界観を架空の昭和特撮ヒーロー番組として表現した
『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(NHK Eテレ)をはじめ、
SNSで大きな話題となった『石田三成CM』、『サウンドロゴしりとり』など、
くだらないアイデアで遊び心あふれるでたらめなコンテンツを生みだし続ける
気鋭の映像作家/クリエイティブディレクターの藤井亮。
しかし、彼は自分のことを「つまらないネガティブ人間」と自認します。
悲観的で心配性、いつも最悪のケースを想像して不安になる後ろ向きな性格。
根はまじめだからおもしろいことは思いつかないし、
突出したオリジナリティも持っていなければ、
プレゼンも下手、現場のテンションを盛り上げるのも向いてない……。
でも、そんなネガティブ思考こそクリエイティブにおいては武器になる、と彼は語ります。
「このままで本当にいいんだろうか?」
「もっとおもしろくなるんじゃないか?」と、
石橋を叩いて叩きまくって正解を探り続けることができるからです。
本書では、そんなネガティブ思考を逆手に取った藤井亮の仕事術と創作論を大公開!
・がんばる理由がないというネガティブな現実と向き合う。
・どんな仕事も「やりたくてやってる」状況に追い込む。
・「嫌」と感じるネガティブ思考が、アイデアの種になる。
・生活に時間を奪われる状況は、アイデアが降りてくるチャンス。
・才能がなくても既存の作品の“構造”を借りてオリジナルを生む。
・現場ウケは信用しない。つくり手のおもしろがりは見せない。
・ネガティブな修正要求こそ、クオリティを上げるチャンス。
・突出した武器や強みがなくても、「まあまあできる」をかけ合わせればそれが個性になる。
・うらやましくても「早く売れる」を目指しすぎない。
・あえて“変な汗”をかきそうな仕事に飛び込む。……etc.
つまらない人間でも、おもしろいものがつくりたい!
そんな“一億総クリエイター時代”だからこその悩みに応える(かもしれない)
“後ろ向きのまま前進する”逆説の創作論です。
作者 | 藤井亮 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 2024年03月27日 |
それでは、今回は"ネガティブのメリットを知る"ことがテーマの本を4つピックアップしました。それぞれ違った角度から、人間がネガティブな感情を抱くことのデメリットを描いてくれています。面白いのは、全ての作品が残酷な世界や切ない展開を描いているわけではないこと。時にはユーモラスな表現も交えつつ、重たいテーマを軽優雅に解説してくれます。
また、どの作品も一読して頂ければわかるように、ネガティブな感情が全て悪いものではないということも教えてくれます。悲しみや怒り、不安、後悔など、ネガティブ思考につながる感情は、私たちが人間らしく生きるための大切な要素でもあるんです。しかし、その感情をどう抱え、どう扱うかが私たちの心や人生を左右してしまいます。
今回紹介した本たちは、そんなネガティブな感情をどう向き合い、どう生きるべきかを考えさせてくれます。ネガティブ思考とは一体何か、どういったリスクがあるのかを理解し、それをどう生活に生かすか。そのヒントがきっと見つかるはずです。
4冊とも、何度も読み返したくなるような内容ばかりですよ。ネガティブな思考に囚われがちな方はもちろん、元々ポジティブ思考の方も、新たな視点で自分自身を見つめ直すきっかけになるでしょう。読み終えた後はきっと、自分の心の内側をじっくりと見つめる時間が増えるはずです。
どれか一冊でも、あなたの心に何か響くものがあれば、それが何よりの収穫だと思います。ネガティブな感情に苦しみながらも、その感情を理解し、うまくコントロールすることで自分自身を成長させていく。それができれば、きっと人生はもっと豊かで、とても価値のあるものに変わるはずです。
さあ、あなたもこれらの一冊を手に取って、ネガティブのメリットやデメリットを自分なりに理解し、人生をより豊かに生きていきましょう。皆さんの心に今回の4冊が深く響き渡ることを祈っています。それでは、次回の記事でお会いしましょう。
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