理学療法士が読むべき本 おすすめ6選 スキルアップに☆
理学療法士の皆様、こんにちは!本を読むことで新たな視点を持つことは仕事に直結しますよね。今回は、理学療法士の方々におすすめしたい、むずかしくないけどより深みを得るための本を6選ご紹介します!アナトミーやリハビリテーションの技術をレベルアップさせる専門書から、人間のからだや生命の尊さを感じるノンフィクション、患者さんの心情を理解するための小説まで、幅広いジャンルを厳選しました。どの本もどこかに新たな発見や気づきが隠されています。是非、心地よい読書時間をお過ごしくださいね。
『そのとき理学療法士はこう考える そのとき理学療法士はこう考える』
経験を積んだ理学療法士は,日々の臨床での疑問にどう向き合い,なぜその評価法を選択し,どのような思考パターンで問題点を抽出・解釈して治療に結びつけているのか。本書では,対象者個人の思いや希望を受け止め,その人に合った理学療法を展開するうえでの根拠や考えかた,さらには具体的な実践法について,個性溢れる多様な事例とともに提示していく。理学療法士だからこそできることがある!
作者 | 藤野 雄次 |
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価格 | 4180円 + 税 |
発売元 | 医学書院 |
発売日 | 2017年04月28日 |
『できるセラピストと言われるために3年目までに知っておきたい115のこと』
作者 | 吉田,直紀 安藤,司 中川,将吾 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 学研プラス (発売) |
発売日 | 2021年07月 |
『理学療法士が知っておきたい認知能力のアセスメントとアプローチ 高次脳機能障害を行動から分析する』
作者 | 森田秋子/後藤伸介 |
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価格 | 3960円 + 税 |
発売元 | 三輪書店 |
発売日 | 2021年06月 |
『腰痛の理学療法 医師と理学療法士のタッグで腰痛患者を治す!』
・医師と理学療法士の連携・相互理解が腰痛治療をより良いものにします。
・本書は、腰痛治療に深い知識と経験を持った医師と理学療法士が病態や理学療法を解説しています。
・若手の理学療法士や「腰痛治療に関する知識や実践力を深めたい」と考えている理学療法士に向けた1冊です。
1章:腰痛治療に必要な基礎知識
1 腰椎の解剖
2 腰椎のバイオメカニクス
3 腰痛に対する理学療法の意義
4 腰痛に対する理学療法の限界・合併症およびその対策
2章:理学療法のための腰痛病態のとらえ方
1 特異的腰痛・非特異的腰痛
2 急性腰痛と慢性腰痛の特徴
3 若年者・中高年者の腰痛
4 腰痛と坐骨神経痛
5 腰痛のRed flags
6 医師の立場から腰痛理学療法の意義と注意点
3章:腰部機能障害および腰椎疾患別の理学療法の実際
1 腰部機能障害に対する理学療法の選択
腰痛を呈する代表的疾患
2 椎間板性腰痛
・概要
・理学療法
3 椎間関節性腰痛
・概要
・理学療法
4 筋・筋膜性腰痛
・概要
・理学療法
5 腰椎分離症
・概要
・理学療法
6 仙腸関節障害
・概要
・理学療法
坐骨神経痛を呈する代表的疾患
7 腰椎椎間板ヘルニア
・概要
・理学療法
8 腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症
・概要
・理学療法
高齢者の腰痛疾患
9 脊柱後弯症
・概要
・理学療法
10 骨粗鬆症(椎体骨折含む)
・概要
・理学療法
腰椎手術後の理学療法
11 腰椎除圧・固定術
・概要
・理学療法
作者 | 青木保親/杉浦史郎 |
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価格 | 5500円 + 税 |
発売元 | 日本医事新報社 |
発売日 | 2022年08月08日 |
『理学療法士のための物理療法臨床判断ガイドブック』
作者 | 木村貞治 |
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価格 | 7700円 + 税 |
発売元 | 文光堂 |
発売日 | 2007年10月 |
『脳卒中理学療法マネジメント 基本動作のパフォーマンス改善に向けた臨床思考を紐解く』
脳卒中理学療法において評価・治療の対象となる基本動作(座位・立ち上がり・立位・歩行)を切り口とし,臨床でよく観察される現象をいくつかのパターンに分類して解説。
第1章では,脳卒中患者に生じる現象の原因を特定して適切な治療プログラムを立案するまでの思考過程(クリニカルリーズニング)と高次脳機能障害を抱える患者への接し方,第2章では脳卒中の病態と機能改善につながるリハビリテーションの要点をそれぞれまとめ,第3章では脳卒中患者の基本動作で観察される現象を,仮説とその詳細の解説→検証(評価)→治療というクリニカルニーズニングに則した流れで解説。さらに第4章では,第3章で解説した考え方に基づいたケーススタディを掲載し,具体的な実践例を提示しており,読者が臨床で活用しやすい構成となっている。
1章 脳卒中理学療法の概要
1 脳卒中理学療法の考え方 [杉本 諭]
2 高次脳機能に配慮した接し方 [杉本 諭]
2章 脳卒中の病態の理解
1 脳卒中の病態と治療 [井上 勲]
2 身体機能障害と改善の可能性 [井上 勲]
3章 仮説の立案と検証
座位
1 座位保持は安定しているか [井上真秀]
2 動的座位能力は良好か [井上真秀,志田航平]
立ち上がり
3 非麻痺側上肢の支持があれば自力で立てるか [深田和浩]
4 非麻痺側上肢の支持がなくても自力で立てるか [井上真秀]
立位
5 立位保持は安定しているか [藤野雄次]
6 動的立位能力は良好か [藤野雄次]
歩行
7 平行棒内を自力で歩行できるか [杉本 諭]
8 杖歩行を自力で行えるか [杉本 諭
9 杖を使用せずに自力歩行ができるか [杉本 諭]
4章 機能障害別ケーススタディ
座位
1 座位保持困難例に対するアプローチ [大川信介]
2 動的座位バランス不良例に対するアプローチ [福富利之]
立ち上がり
3 立ち上がり困難例に対するアプローチ [鈴木翔太]
立位
4 立位保持困難例に対するアプローチ [小林陽平]
5 動的立位バランス不良例に対するアプローチ [最上谷拓磨]
歩行
6 平行棒内歩行獲得のためのアプローチ [古山つや子]
7 杖歩行獲得のためのアプローチ [中谷知生]
8 独歩獲得のためのアプローチ [中村 学]
作者 | 杉本 諭/藤野 雄次 |
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価格 | 5940円 + 税 |
発売元 | メジカルビュー社 |
発売日 | 2022年03月30日 |
それでは、これら6つの作品を紹介したところで、一旦私たちの旅は終わりです。全ての作品が、皆さんの臨床スキルを向上させるだけでなく、理学療法士としての視点を深めるための糧となることを確信しています。なぜなら、それぞれが独自の視点から、リハビリテーション医療の奥深さを描かれているからです。
深い洞察に満ちた話、現実的なケーススタディ、ユーモラスでありながらも学びを与えてくれるエピソードなど、どの作品も対話と経験の源泉です。これらの作品から得た洞察が、日々の業務の中で直面する困難を解決するキーになることでしょう。また、読むことによって、心が通う瞬間を認識し、重要な決断を下す勇氣を得たり、新たな視点を得ることもあります。
また、これらの作品は理学療法士たちの間でも大変評価が高く、実際に現場で役立てている方々も多いです。読んでいると、自分自身が描かれているみたいだと思える瞬間が何度もあります。それが、私たち自身と同じ理学療法士という視点で描かれているからだと思います。
私たちが最も重要視すべきなのは、そしてこの仕事の醍醐味は、人々の健康という大切なものを、自分たちの手で守り、向上させてゆくこと。これらの作品はそのためのツールであり、そして同時に私たち自身を鼓舞する貴重な資源です。
是非、これらの作品を通じて、さらなるスキルアップを望んでみてください。あなたの成長が、患者さんの健康と幸せに繋がっていくことでしょう。私たちの専門性と献身が、広範で多様な患者さんたちの人生を豊かにする一助となることを確信しています。そのためにも、これからも学び続けることの大切さを忘れずに、そして一緒に頑張りましょう!
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