嶽まいこがイラストを描いた本10選

嶽まいこの描く世界は、一度見たら忘れられないほどインパクトがあります。豊かな色彩と繊細な線使い、それぞれに込められたストーリーが心に響きます。彼女の手がけた本の中から、特におすすめの10冊を厳選しました。青春の甘酸っぱさ、大人の切なさ、運命の出会い…各作品ごとにテーマや雰囲気が異なりつつも、一貫して深い感動を呼び起こす力があります。幅広いジャンルから選ばれたこれらの作品を通じて、嶽まいこの多面性、そしてその圧倒的な才能を存分に体験できます。是非、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。
『しあわせガレット = Galette du bonheur』
| 作者 | 中島,久枝,1954- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 角川春樹事務所 |
| 発売日 | 2023年08月 |
『猫目荘のまかないごはん』
| 作者 | 伽古屋,圭市 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年09月 |
『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 消えたテディベア』
怪しすぎる男はあたしのおじさんで探偵!?
「おまえら、困ったことがあるんだろ? 相談にのってやってもいいぜ」
みずきは小学五年生。ある日、公園で親友・あんなの相談にのっていたところ、怪しげな男に出会う。夏なのにコートを着た金髪ロングヘアの男は、みずきの亡くなった父の兄で探偵だと言う。あんなは、ピアノ教室で起こったテディベアどろぼうの濡れ衣を着せられていた。話をこっそり聞いていた男は、自分が解決してやろうと言い出して・・・
【編集担当からのおすすめ情報】
『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)で、第1回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞した櫻井とりおさんのとっておきの新作!
ミステリーも笑いも涙もある、心温まる優しさいっぱいのエンターテインメントです!!
読めばあなたも、謎多き男・ひぐっちゃんの魔法にかかってしまうかもしれません。
| 作者 | 櫻井 とりお |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2022年07月15日 |
『メナハウス・ホテルの殺人』
エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、
ホテルの部屋で死体を発見
おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・
アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞
若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。異国の地での優雅なバカンス。だがホテルの客室で若い女性客が殺害され、第一発見者となったジェーンは、地元警察に疑われる羽目になってしまう。疑いを晴らすべく真犯人を捜そうと奔走するが、さらに死体が増え……。アガサ賞デビュー長編賞受賞、エジプトの高級ホテルを舞台に起こる事件を描く、旅情溢れるミステリ。
| 作者 | エリカ・ルース・ノイバウアー/山田順子 |
|---|---|
| 価格 | 1254円 + 税 |
| 発売元 | 東京創元社 |
| 発売日 | 2023年02月13日 |
『君に光射す』
| 作者 | 小野寺,史宜 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2023年02月 |
『相続人はいっしょに暮らしてください』
| 作者 | 桜井,美奈 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 祥伝社 |
| 発売日 | 2022年10月 |
『三世代探偵団. [1]』
| 作者 | 赤川,次郎,1948- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年12月 |
『雨の日が好きな人』
| 作者 | 佐藤,まどか |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2022年10月 |
『ワンダーランドに卒業はない』
中島京子・初の児童文学エッセイ集
空想が日常の子ども時代、だれもが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。
『クマのプーさん』から『ゲド戦記』までーー作家を育てた18の物語。
【本文からの抜粋】
『プーさん』ほどに、完璧に、あの特別な時間と空間を、しっかりと閉じ込めた本はない。この本が世に出てから、まもなく百年が経とうとしているけれど、あいも変わらず子どもの心をとらえて離さないのも、大人にとってもことあるごとに読み返したくなるのも、『プーさん』の世界がホンモノで、そしてそれがわたしたちにとってたいせつなものであるからにほかならない。(第1章「プーの森で、ことばと遊ぶ」より)
生涯で『宝島』を読んでいないというのは、なんだろう、すごく大きな損失のような気がする。『宝島』を読むのは、物語に没頭するという、生きている喜びのうちもっとも楽しいことの一つの、圧倒的な体験なのだ。それなしに、生きることを、わたしはオススメしない。(第4章「物語に没頭する、圧倒的な幸福感」より)
子どものときに『不思議の国』や『鏡の国』に迷い込んだことがあれば、そののちもずっとその世界を持ち続けることができて、それは一生の友になるということだ。ワンダーランドは卒業を許さないのである。(第7章「ワンダーランドは卒業を許さない」より)
このエッセイ企画がスタートしたときから、最終章を『ゲド戦記』に、と決めていた。 というのも、この長いファンタジー・サーガは、たしかに「わたしを育てた」物語なのだけれども、幼いわたしを、というよりは、現在も育て続けている、特別な物語だからだ。(第18章「二十一世紀の読者のために作り直された、ル= グウィンからの贈り物」より)
| 作者 | 中島 京子 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 世界思想社 |
| 発売日 | 2022年07月29日 |
『ミニシアターの六人』
| 作者 | 小野寺,史宜 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2021年11月 |
それぞれの作品で見ることができる嶽まいこさんの描くイラストは、その緻密さと独特の雰囲気で語られる物語を、さらに深く、鮮やかに伝えてくれます。登場するキャラクターの表情一つ、背景の描き込み一つとりましても、彼女の描く世界の深みを感じることができます。筆で表現される彼女の世界は、リアルでありながらもファンタジックで、その先に広がる世界は、読者それぞれに思い思いの空想をかき立ててくれることでしょう。
また、彼女の持つ特異なタッチは、文字だけでは表現し切れない部分を見事に補完し、物語のイメージをふくらませる大切な要素となっています。一見華やかな彼女の描画技術から繰り出される、繊細でかわいらしいキャラクターや、リアルで引き込まれる背景などは、作品を引き立てる役割だけでなく、それ自体が作品の一部とも言えるほどです。
そして、何より彼女の作品を一層引き立てているのは、嶽まいこさん自身が持つ純粋な想像力と独自の感性です。それぞれの作品で異なる表現を見せる彼女のイラストは、常に新鮮さと驚きを提供してくれます。また、その全てが一貫した美的感覚で描かれており、一度見た人の心に深く刻まれることでしょう。
紹介した10冊の作品は、まさに嶽まいこさんの才能が炸裂した名作揃いです。それぞれが異なる魅力を持ち、しかしまとめて一つの世界を描いているかのような統一感も見せています。嶽まいこさんのイラストをまだご覧になったことのない方は、ぜひ一度手にとってみてください。きっと新たな発見があり、心が豊かになる体験ができるはずです。そして、再び見返すたびに新たな魅力が見えてくるのが彼女の作品の醍醐味ですから、何度でも読み返す楽しさを味わっていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
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