嶽まいこがイラストを描いた本10選

嶽まいこの描く世界は、一度見たら忘れられないほどインパクトがあります。豊かな色彩と繊細な線使い、それぞれに込められたストーリーが心に響きます。彼女の手がけた本の中から、特におすすめの10冊を厳選しました。青春の甘酸っぱさ、大人の切なさ、運命の出会い…各作品ごとにテーマや雰囲気が異なりつつも、一貫して深い感動を呼び起こす力があります。幅広いジャンルから選ばれたこれらの作品を通じて、嶽まいこの多面性、そしてその圧倒的な才能を存分に体験できます。是非、あなたのお気に入りを見つけてみてくださいね。
『しあわせガレット = Galette du bonheur』

作者 | 中島,久枝,1954- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2023年08月 |
『猫目荘のまかないごはん』

作者 | 伽古屋,圭市 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年09月 |
『あたしとひぐっちゃんの探偵日記(ダイアリー) : 消えたテディベア』

作者 | 櫻井,とりお |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年07月 |
『メナハウス・ホテルの殺人』

作者 | Neubauer,EricaRuth,1979- 山田,順子,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2023年02月 |
『君に光射す』

僕は三年前に小学校の教師を辞めた。
昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員。
他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。
でも、勤務先で置引未遂を犯した10歳の少女との出会いが、立ち止まっていた僕を動かして……。
自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか?
本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!
作者 | 小野寺 史宜 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年02月22日 |
『相続人はいっしょに暮らしてください』

遺産を受け取る“ささいな”条件とは?
突然ふってわいた祖母の遺産相続に戸惑う佳恵。
バラバラだった家族に遺されたのは、
簡単には受け取れないものだったーー。
『殺した夫が帰ってきました』の著者が描く、期限付き家族の物語。
高三の夏、一人暮らしの佳恵に、突然、祖母・雅子の相続話が舞い込んだ。既に他界した母に代わって相続することになったのは、現金と猫。しかも受け取るには、他の相続人と暮らすことが条件だという。そこには借金まみれの義理の伯母・利沙子、女装姿の叔父・幸太郎、そして遺言執行人で雅子のハトコ・環がいた。訳アリの四人と猫一匹が厄介な相続に奮闘する疑似家族ドラマ。
作者 | 桜井美奈 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2022年10月13日 |
『三世代探偵団 次の扉に棲む死神』

女子高生の有里は、天才画家の祖母、マイペースで生活力皆無の母と3人で暮らしている。有里が出演した舞台上で、母の代役の女優が殺された。被害者が最後に口にしたのは母の名前。彼女は身代わりで殺されてしまったのか。さらに、有里の通う学園を大スキャンダルが襲うという噂が流れる。2つの事件にある繋がりを見つけた有里は解決のため奔走するが……。個性豊かな女三世代が謎を解く。痛快ミステリ、開幕。
プロローグ
1 最後のひと言
2 アリバイ
3 現 場
4 仕事の話
5 千秋楽
6 夜にさまよう
7 不機嫌な女
8 命の代価
9 約 束
10 再 演
11 裏と表と
12 ぼやけた顔
13 新 人
14 危い遊び
15 伝 言
16 前 夜
17 舞台裏
18 危うい年ごろ
19 囁 き
20 歯 車
21 元夫婦
22 袋小路
23 光と闇と
24 救いの手
25 代 償
26 舞台裏にて
27 逆 転
28 再 起
作者 | 赤川 次郎 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年12月21日 |
『雨の日が好きな人』

作者 | 佐藤,まどか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年10月 |
『ワンダーランドに卒業はない』

中島京子・初の児童文学エッセイ集
空想が日常の子ども時代、だれもが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。
『クマのプーさん』から『ゲド戦記』までーー作家を育てた18の物語。
【本文からの抜粋】
『プーさん』ほどに、完璧に、あの特別な時間と空間を、しっかりと閉じ込めた本はない。この本が世に出てから、まもなく百年が経とうとしているけれど、あいも変わらず子どもの心をとらえて離さないのも、大人にとってもことあるごとに読み返したくなるのも、『プーさん』の世界がホンモノで、そしてそれがわたしたちにとってたいせつなものであるからにほかならない。(第1章「プーの森で、ことばと遊ぶ」より)
生涯で『宝島』を読んでいないというのは、なんだろう、すごく大きな損失のような気がする。『宝島』を読むのは、物語に没頭するという、生きている喜びのうちもっとも楽しいことの一つの、圧倒的な体験なのだ。それなしに、生きることを、わたしはオススメしない。(第4章「物語に没頭する、圧倒的な幸福感」より)
子どものときに『不思議の国』や『鏡の国』に迷い込んだことがあれば、そののちもずっとその世界を持ち続けることができて、それは一生の友になるということだ。ワンダーランドは卒業を許さないのである。(第7章「ワンダーランドは卒業を許さない」より)
このエッセイ企画がスタートしたときから、最終章を『ゲド戦記』に、と決めていた。 というのも、この長いファンタジー・サーガは、たしかに「わたしを育てた」物語なのだけれども、幼いわたしを、というよりは、現在も育て続けている、特別な物語だからだ。(第18章「二十一世紀の読者のために作り直された、ル= グウィンからの贈り物」より)
作者 | 中島 京子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 世界思想社 |
発売日 | 2022年07月29日 |
『ミニシアターの六人』

スクリーンは奇跡を映す。観客の人生にも。
銀座のミニシアターで、二年前に亡くなった末永静男監督の追悼上映が行われている。二十一年前に公開された『夜、街の隙間』、上映は一週間だけ。最終日前日、午後四時五十分の回。観客は六人だった。
この映画館で働いていた三輪善乃は、公開当時にチケット売場の窓口にいた。山下春子にとっては、大学の同級生と成り行きで観に行った作品だ。自主映画を撮っていた安尾昇治は、末永のデビュー作でその才能を目の当たりにし、道を諦めた過去がある。沢田英和は、この作品に元恋人との苦い思い出があった。誕生日デートのはずだった川越小夏は、一人でスクリーンを眺めている。映画監督を目指す本木洋央は、生物学上の父親が撮った作品を観に来ていた……。
観客たちの人生と、『夜、街の隙間』のストーリーを行き来しながら、出会いとすれ違い、別れを繰り返す日々の中にある奇跡を鮮やかに描く。
『ひと』の著者が銀座という街とミニシアター、そして映画への愛をも描き切った渾身の人生讃歌。
【編集担当からのおすすめ情報】
デビュー前、シナリオを書いていたこともあるという小野寺史宜さんが、ご自身のシナリオをモチーフとして、スクリーンに映し出される物語とスクリーンの前に座る観客たちの世界を描きます。
『ひと』で2019年本屋大賞第2位に選ばれて以降、精力的に作品を発表される著者が、偶然の出会いの中に起こる奇跡に光を当てた新たな傑作です。
作者 | 小野寺 史宜 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2021年11月15日 |
それぞれの作品で見ることができる嶽まいこさんの描くイラストは、その緻密さと独特の雰囲気で語られる物語を、さらに深く、鮮やかに伝えてくれます。登場するキャラクターの表情一つ、背景の描き込み一つとりましても、彼女の描く世界の深みを感じることができます。筆で表現される彼女の世界は、リアルでありながらもファンタジックで、その先に広がる世界は、読者それぞれに思い思いの空想をかき立ててくれることでしょう。
また、彼女の持つ特異なタッチは、文字だけでは表現し切れない部分を見事に補完し、物語のイメージをふくらませる大切な要素となっています。一見華やかな彼女の描画技術から繰り出される、繊細でかわいらしいキャラクターや、リアルで引き込まれる背景などは、作品を引き立てる役割だけでなく、それ自体が作品の一部とも言えるほどです。
そして、何より彼女の作品を一層引き立てているのは、嶽まいこさん自身が持つ純粋な想像力と独自の感性です。それぞれの作品で異なる表現を見せる彼女のイラストは、常に新鮮さと驚きを提供してくれます。また、その全てが一貫した美的感覚で描かれており、一度見た人の心に深く刻まれることでしょう。
紹介した10冊の作品は、まさに嶽まいこさんの才能が炸裂した名作揃いです。それぞれが異なる魅力を持ち、しかしまとめて一つの世界を描いているかのような統一感も見せています。嶽まいこさんのイラストをまだご覧になったことのない方は、ぜひ一度手にとってみてください。きっと新たな発見があり、心が豊かになる体験ができるはずです。そして、再び見返すたびに新たな魅力が見えてくるのが彼女の作品の醍醐味ですから、何度でも読み返す楽しさを味わっていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
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