雄大な自然、北の大地、北海道を舞台にした小説5選
北海道と言えば、広大な大地と静寂な海、季節ごとに移りゆく美しい風景が思い浮かびますよね。そんな北海道を舞台にした小説がたくさんありますが、今回はその中から5つをピックアップしました。農業に真剣に取り組む青年の汗と涙の物語、厳しい自然環境下での人間ドラマ、北海道開拓の歴史を描いた壮大な物語など、どれも読むと北海道の魅力を再発見できること間違いなしです。また、幻想的で神秘的な自然の中で繰り広げられるサスペンスストーリーや、舞台をベースにしたロマンチックな恋愛小説もありますよ。これらの作品を通じて、本州とはひと味違う、北海道ならではの美しい風景や豊かな生活を体感してみてください。
『探偵はバーにいる』
作者 | 東,直己,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 早川書房 |
発売日 | 1995年08月 |
『シャトゥーン ヒグマの森』
マイナス40度も珍しくない極寒の北海道・天塩研究林。そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。そこへ雪の中を徘徊する体重350キロ、飢えて凶暴化した手負いの巨大ヒグマ、“シャトゥーン”ギンコが襲いかかる!次第に破壊される小屋。電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことは出来るのか!?第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作の文庫化。
作者 | 増田俊也 |
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価格 | 618円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2009年06月 |
『ともぐい』
作者 | 河﨑/秋子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 |
『氷点(上)』
妻・夏枝が逢い引きをしている隙に3歳の娘を殺害された辻口は、夏枝への復讐のために、密かに当の殺人犯の娘・陽子を養女にする……。
作者 | 三浦 綾子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年06月22日 |
『続氷点(上)』
自殺を図った陽子は、命は助かったものの、自分が不倫の末の子として生まれたことを知り逆に苦悩が深まる。潔癖な陽子は、生母・恵子への憎しみを募らせていく……。
作者 | 三浦 綾子 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年07月25日 |
では、ここまでご紹介した作品たちはいかがでしたでしょうか。彼らは北海道の壮大な自然や生活を描き、その魅力を我々に伝えてくれています。自然の美しさ、雄大さ、時にはその厳しさ。そして、そんな地で暮らす人々の生き方、考え方、感じ方。読むことで、北海道の風景が目に浮かび、その風土を感じさせてくれます。
きょうご紹介した5つの小説は、北海道を舞台にしながらも、その中に描かれる世界はそれぞれ異なります。どの作品も、それぞれの作者の視点や筆致により、北海道の新しい魅力や色んな角度から見た姿を見せてくれます。一つ一つの作品が、北海道という一つの大地に触れ、その魅力を五感で感じてもらうための扉を開く手がかりとなることでしょう。
「雄大さ」と「人間ドラマ」、それらが混ざり合って生まれる独特の空気感を描いたこれらの作品は、まるで遠く北海道へ旅行しているかのような感覚を味わわせてくれます。読書が、身体を動かすことなく、新たな世界への扉を開ける鍵であるように、これらの小説は北海道への扉を開ける鍵となることでしょう。
読んでみて、どの作品が心に響いたか、また、どの作品を通じて北海道の新たな一面を感じ取れたか、皆さまのご感想もぜひ聞かせてくださいね。これらの作品とともに、北海道の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。新たな舞台、新たな角度からの北海道、そのうえで感じたこと、発見したことがきっとあなたの中に新たな風景を生み出すことでしょう。未知の北海道への扉が、これらの作品を通してきっと開かれるはずです。
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