フェイクニュースの対策の本 おすすめ6選 見分け方など
今や社会問題となっているフェイクニュース。ネット社会に生きる私たちにとっては、その見分け方を学ぶことは必須。そんなあなたにおすすめな6冊の一冊目は、フェイクニュースの歴史や背景を詳しく教えてくれます。次に紹介する2冊目は、フェイクニュースを見破るための具体的なテクニックを提供。3冊目はジャーナリスト視点からの解説付きで、より深い理解が可能。4冊目はデータ科学を使った新しいアプローチを解説。5冊目は社会がフェイクニュースにどう対抗すべきかを説明し、最後の6冊目は子供向けにフェイクニュースを理解するための本、親子で学べますよ。
『フェイクニュースの見分け方(新潮新書)』
作者 | 烏賀陽弘道 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2017年06月23日 |
『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』
◎科学とリスクにまつわるフェイクと闘い続けてきた著者による
ファクトチェックの実践講義!
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偽情報、誤情報、デマ、不正確な情報、偏った情報……
フェイクニュースは複雑化し、見破るのがどんどん難しくなっている。
日本でも少しずつファクトチェックの重要性が認識されつつあるが、
科学を装った誤情報の真偽の判定は非常に困難を極める。
世の中に氾濫するフェイクを見抜くためには、
どのようなものの見方を身につければよいのだろうか。
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※内容は予告なく変更となる可能性がございます
作者 | 唐木英明/小島正美 |
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価格 | 2090円 + 税 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2024年01月19日 |
『フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門』
作者 | 竹内薫 |
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価格 | 不明 |
発売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 |
『フェイクニュースを哲学する 何を信じるべきか』
他人の言葉、うわさ、専門家の発言、マスメディアの報じるニュース、ネット発のニュース、あるいは陰謀論……、私たちは瞬時に莫大な情報を手にする一方、時に何を信じたらいいのか、わからなくなってしまう。本書では、「知る」ことを哲学的に考察し、「真理を多く、誤りを少なく」知るための方法、そしてその意味を問う。
まえがき
序 章 フェイクニュースとは何か
新たな事態が生じている
真実か否か
正直か否か
定義ではない明確化
なぜ問題なのか
真理の価値って何だろう
真理を気にかけることの価値
第1章 他人の言っていることを信じてもよいのか
リアルとネット
確かなものって何だろう
可謬主義と不可謬主義
証言の認識論
証言だけでは不十分(還元主義)
証言だけで十分(非還元主義)
認識的な自律と依存
特定の証言を信頼する条件
聞き手は何をすべきか
ネット空間での人格の同一性
モニタリングができないネット空間
政治的な動機
経済的な動機
面白がらせたいという動機
評価可能な能力条件とは
ネットの証言を取り巻く不透明さ
認識目標の再点検
第2章 うわさは信じてよいものか
信じてはいけないものの代表?
うわさとは何か
オルポートの実験
認知的な歪み
うわさは信じてもよい(コーディの反論)
判断を保留する意味
ネット上のうわさは信じてよいのか
ワンクリックで伝わる功と罪
再投稿における保証
情報源の信頼性に対するリスク
理解と納得の共有
感情の正当化と共有
うわさ話を楽しむ
自由の制限
うわさを楽しむ条件
第3章 どの専門家を信じればよいのか
専門家不信
専門知についての三つの困難
論証の仕方
過去の証言の記録
利害関心とバイアス
同意する専門家の多さ
信念形成ルートの独立性
メタ専門家による同意
他の専門家による査定
査読制度
認識の基礎としての制度
困難をどう克服するか
知的な謙虚さ
専門家への信頼は取り戻せるか
第4章 マスメディアはネットよりも信じられるのか
インターネットメディアの登場
情報の門番
マスメディアの理想と現実
査読制度との類比は成り立つか
マスメディアを信頼する根拠
信頼性への反論
メディアの評価の細分化
陪審制度との類比は成り立つか
証言選別の妥当性
多様性の認識的価値
インターネットのフィルタリング問題
フィルターバブルの認識論
エコーチェンバーの認識論
認識バブルに陥らないために
第5章 陰謀論を信じてはいけないのか
ポパー、そしてピグデンの考える「陰謀論」
不合理ではない 社会における開放性
歴史学の陰謀論
心理学の陰謀論
カッサムによる批判
知識を失わせる
政治的プロパガンダ
反証不可能性
三つの対処法
終 章 真偽への関心は失われていくのか
あとがき
参考文献
作者 | 山田 圭一 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2024年09月24日 |
『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ 増補新版世界を信じるためのメソッド』
映画「FAKE」や新作「i-新聞記者ドキュメントー」でメディアの本質を暴露し続ける著者が、ポスト真実の時代にますます必須のメディア・リテラシーを中学生向けにかみ砕いて綴る。「よりみちパン!セ」シリーズ『世界を信じるためのメソッド』に、SNSの影響など今日的話題を加筆。親子でフェイクニュースに強くなれる1冊。
作者 | 森 達也 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | ミツイパブリッシング |
発売日 | 2019年12月10日 |
『すべてを疑え! フェイクニュース時代を生き抜く技術』
私たちはなぜだまされるのか?嘘を見破り、情報化社会をサバイバルするためにー。
作者 | 古賀純一郎 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 旬報社 |
発売日 | 2019年04月 |
フェイクニュースが増える現代において、真実を見極める力を身につけることは、社会人としても個人としても非常に重要な能力といえるでしょう。それを育てるための助けとなるこの6冊の本をご紹介しましたが、最終的に噓と真実を見分ける力は自分自身で鍛えていくものです。
目まぐるしく変わる情報社会で自分の意見を持ち、自己判断をする能力は日々試されています。それを支える一端として、今回紹介した本達が役立てれば幸いです。情報を受け止めるだけではなく、それを吟味し、疑い、対話を重ねて自分なりの見解を導き出す。それはまさに、知性を磨くということではないでしょうか。
一方で、紹介した本たちは決して万能ではありません。真実を見極めるためには、本の中に書かれている知識だけでなく、幅広い視野と深い理解が必要です。そしてそれは、日々の学びと経験を通じてしか得られないものです。だからこそ、知識を深め、視野を広げ、自身の理解を深める努力を怠らないようにしましょう。
情報があふれるこの時代、フェイクニュースと向き合うための本を読むことで、一歩踏み出し、自己啓発をしてみてください。それぞれの本は、その一助となるはずです。
信じる情報を見極め、自分の判断を持つことが求められる現代。自分自身の賢明さを信じて、これからも努力して参りましょう。これからも皆様の知的な旅が、より充実したものになりますように。以上、フェイクニュースの見分け方を学ぶための本としておすすめの6冊の紹介を終えます。
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