織守きょうやおすすめアンソロジー⑦
本日ご紹介するのは、織守きょうやさんの魅力がたっぷり詰まったアンソロジーです。人間の深淵を描き出す圧倒的な筆力と胸に迫る情感が評価され、七作目となるこの作品も、読者の心を揺さぶります。彼の独特の世界観は異彩を放ち、誰もが引き込まれてしまうことでしょう。さまざまな人間模様を描いた短編集で、一編一編が美しい独立した花として咲き誇り、それらが一つの花束を構成する様は見事の一言。どんな人でも必ず心に響く一篇が見つかるはずです。ぜひ、あなた自身の目と心で彼の世界を体感してみてください。
『やるせない昼下がりのご褒美』
あの人と過ごす「おやつ」の時間が、
今日を乗り切る力をくれる。
おいしいものを愛する作家陣が、
心とおなかの空腹をあたたかく満たす短編小説集。
●作品紹介
妻子ある政治家と逢瀬を重ねる画家の朱莉。
マスコミを避けるため延泊した伊豆の山奥のホテルで回想する、
これまでのこと。
ーー島本理生「楽園の代わりのカッサータ」
なりゆきから、派手めギャルとして高校生活を送る陽子。
クラス替えで再会した関優征は、かつて放課後をともにした相手だった。
ーー織守きょうや「ファースト・アンド・オンリー」
両親の交通事故がきっかけで瀬戸内海の島に住む叔父に引き取られた碧。
果樹が茂る庭の手入れをし、
その恵みをいただく中で回復していく少女の物語。
ーー友井羊「春とマーマレード」
アイドルグループの一員として活動している泉水。
テレビ番組のお題で、まもなく卒業するメンバーの大地と一緒に、
スイーツをプロデュースすることに。
ーー畑野智美「アンパッサン」
息子の大学進学にあわせて上京した尋乃。
そっけない息子の隣で思い返すのは、
幼い彼とふたりで東京に滞在したときの記憶で……。
ーー名取佐和子「ドーナツ息子」
休学中の高校を中退して、食の仕事に進もうかと悩む美也。
東京で郷里の友達、瀬里が暮らすシェアハウスに滞在するなかで、
食事とスイーツづくりを担当することになりーー。
ーー伊吹有喜「ストロベリーの歌」
| 作者 | 島本 理生/織守 きょうや/友井 羊/畑野 智美/名取 佐和子/伊吹 有喜 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2026年03月04日 |
『恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き』
人気作家が綴る10代が読んで『ぜったい面白い』アンソロジーをお届けします。本作でとりあげるジャンルは『恋愛』。心高鳴るストーリーをさらに盛り上げるため、ここに集められた物語には、もう一つお題が与えられました。
それは『ギミック』。
合コン×人狼ゲーム、恋愛リアリティショー×心理戦、気になる人×夢診断、運命の人探し×論理パズル
あなたが感じるそのドキドキは、恋のときめき? それともーー手に汗握る緊張や不安?
甘いだけじゃない、刺激的な四編を楽しんでください!
糸の人を探して 浅倉秋成
ダイヤモンド・ダストの約束 日部星花
彼と彼女の穴 織守きょうや
運命はかく扉を叩く 辻堂ゆめ
| 作者 | 浅倉 秋成/織守きょうや/辻堂 ゆめ/日部 星花 |
|---|---|
| 価格 | 836円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2025年12月25日 |
『祠破壊ホラー小説アンソロジー』
依頼「祠が破壊されるシチュエーションを含むホラー小説を執筆してください」
星海社15周年記念企画!
依頼を託された豪華7名の作家が、新たな祠の創造と破壊に挑む!
〈収録作品〉
阿泉来堂「再会の首」
高校時代のクラスメイトとの甘き再会が、首をめぐる忌まわしき青春の記憶を呼び醒ますーー。
織守きょうや「山へ行け、祠を壊せ あるいは祠ハンターの狂気とその顛末」
「祠ハンター」と呼ばれる先輩の祠探しに付き合う怪異に遭いたい「僕」……謎めいた先輩の目的とは?
木古おうみ「古き良き海徒の祠」
夢でナニカの呼び声に苛まれ、幼い頃に過ごした孤島を訪ねた少年に、穏やかな島の不穏な真実が忍び寄るーー。
最東対地「閃光」
神威を放ち、敵の祠を破壊せよ! 祠神の加護者・祠ホルダーによる異能バトルロワイヤル!
柴田勝家「ギャルと祠破壊少年」
祠を破壊する姿をギャルに目撃されてしまった少年! 祠に祀られた「ンソロク様」の正体とは?
蝉川夏哉「その痛みを縁として」
「お姉ちゃんを返して」--祠に祈り「奇跡の聖女」と化した姉を救うため、妹は祠の破壊を決意するが……。
手代木正太郎「石祠」
子どもができないことに悩む夫婦が旅行で訪れた、うら寂しい海浜の町。そこには大量の石祠があったーー。
| 作者 | 阿泉 来堂/織守 きょうや/木古 おうみ/最東 対地/柴田 勝家/蝉川 夏哉 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 星海社 |
| 発売日 | 2025年07月16日 |
それでは、今回ご紹介した織守きょうやさんのアンソロジー⑦の魅力を締めくくりたいと思います。
彼の作品群はどれも、細部にまでこだわった描写と、深い洞察力によって人間の心情を余すことなく描き出しています。その巧妙なストーリーテリングによって読者の心に深く迫る、それぞれに独特な魅力を持った個々の作品が、幅広い視点と感情を持つキャラクターたちと共に展開していきます。そのたびに新たな世界が広がり、いつの間にか自分がその世界に引き込まれていることに気づく、そんな不思議な体験を味わわせてくれるのが織守きょうやさんの作品の大きな特徴の一つだと思います。
また、純粋な物語愛とキャラクターへの思い入れが伝わってくるような、織守さん特有の世界観は、読者にとっても深い共感を呼び起こし、多くの支持を得ています。彼の作品は物語だけではなく、言葉や描き方、キャラクターの表情一つ一つからも作者の感情やメッセージが伝わってくるため、一読してすぐにその宇宙を理解することは難しいかもしれません。しかし、何度も読み返すことでその深淵を垣間見ることができ、その都度新たな発見があるのも、このアンソロジーの醍醐味だと言えるでしょう。
本当に物語が好きな方、キャラクターに感動したり、共感したりしたい方、新しい視点で自分を見つめ直したい方は、ぜひとも手に取ってみてください。きっと、あなたにとっての新たな一冊となるはずです。
以上、織守きょうやさんのアンソロジー⑦の魅力を締めくくります。次回も良い作品と共に、皆様にお会いできることを楽しみにしています。それでは、しっとりとした読書の時間をお過ごしくださいませ。
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