ポストアポカリプス作品10選

あなたがポストアポカリプスの世界を旅するサバイバーなら、どの作品にも魅力を感じるはずです。荒廃した世界を舞台に、人間の生存本能と希望、絶望が入り混じります。荒野をさまよう孤独な拳闘士、絶滅危機に瀕した動物種と共生する少年、壊れた都市を生き抜く一組の家族など、登場人物の生き様、困難に立ち向かう姿には胸を打たれます。サバイバル、人間ドラマ、破滅後の風景描写に優れた作品が揃っています。あなたの好みにあわせて一冊選んでみてはいかがでしょうか。
『さいはての終末ガールズパッカー(1)』

記憶を失った自動人形《オートマタ》の少女リーナ。出来損ないの人形技師でトラブルメーカーのレミ。百億歳を過ぎた太陽が燃え尽きようとする凍える世界で二人は出会った。
「ねえ、レミ。私、もうすぐ死んじゃうかもしれないんだ」
「リーナは私が直してあげるから!」
人類の文明が滅んだ世界で、頼る者もいない。それでも壊れかけた人形の死を食い止めるため、二人の少女は東の果てにあるという《楽園》を目指す。
--きっと間に合わない。でも、最後の最後までレミと一緒にいたい。
終わりゆく世界で二人の旅は続く。
作者 | 藻野 多摩夫/みきさい |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年08月07日 |
『塩の街 1』

作者 | 弓,きいろ 有川,浩,1972- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2022年04月 |
『鉄コミュニケイション(1) ハルカとイーヴァ』

「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたしーでも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気ー」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。-もしかして自分以外の人間が生きてたの?大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。
作者 | 秋山 端人 |
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価格 | 583円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1998年10月10日 |
『みどりの台所 1』

世界は肉を食べる植物ーー肉植に支配されてしまった。
動物も人も居なくなった静かな世界に放り出されてしまった姉妹・みどりとさくらは、命をつなぐため大手通販会社“Jungle”の物流倉庫で暮らし始める。
肉植のせいで外へ出られないさくらのために、みどりは限られた食材を工夫して思い出の料理を再現する。
作者 | 秋ヨシカ |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 芳文社 |
発売日 | 2023年06月01日 |
『終末の花嫁様 : sweet home†melty life 1』

作者 | 馬かのこ |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年06月 |
『黄昏星のスイとネリ. 1』

作者 | 徳永,パン |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年02月 |
『少女終末旅行 1』

文明が崩壊した終末世界。愛車のケッテンクラートで廃墟をあてもなく旅するチトとユーリの日常を描く、ほのぼのディストピア・ストーリー
作者 | つくみず |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2014年11月08日 |
『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』

世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い、色彩を失い、やがて存在自体を喪失していく…。そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。乗っているのは少年と少女。他の人たちと同様に「喪失症」に罹った彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。目指すのは、世界の果て。辿り着くのかわからない。でも旅をやめようとは思わない。いつか互いが消えてしまう日が来たとしても、後悔したくないから。記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに旅する少年と少女の物語。
作者 | 萬屋直人 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | アスキー・メディアワークス |
発売日 | 2008年03月 |
『そのへんのアクタ 1』

突如宇宙より襲来した地球外生命体(イズリアン)と人類との、存亡をかけた大戦争。
数年に渡る戦いの結末はーーーどっちつかずだった!?
イズリアンとの戦闘において「終末の英雄」と呼ばれた青年・芥。
左遷されやってきた鳥取支部で、副隊長・百福らのゆるっとした雰囲気に巻き込まれるうちに、「日常を過ごす」ことがこれからの戦いなのかもしれないと気付き始め…?
2020年6月刊
作者 | 稲井 カオル |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 白泉社 |
発売日 | 2020年06月26日 |
『わたしたちの終わりと = THE END OF US AND…』

作者 | こるせ |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年08月 |
さて、以上、ポストアポカリプスの世界観が描かれた10作品をご紹介させていただきました。どの作品も独特の雰囲気とストーリーがあり、読んでいると不安だけでなく、一種のさみしさや人間の強さ、希望といったものを感じさせますよね。
多くのポストアポカリプス作品は、何となく暗いイメージから敬遠されがちですが、実はそこには数多のメッセージや、私たちが日々気づかない生活の多くが描かれています。人間社会が崩壊した後の世界では、生き延びるための戦いだけではなく、人々の絆、信頼、愛情など本来的な人間性そのものが浮かび上がることで、身近な存在であったにも関わらず忘れていた大切なことに気づかされます。
それぞれの作品で描かれるキャラクターたちは、絆や友情を育みながら、また時には裏切りながらも逞しく生きていきます。失われた世界での彼らの葛藤や成長、友情や愛情、絶望から抜け出し再び希望を見つける旅路は、読んでいて非常に感動頂けると思います。
その中で読者自身も一緒に考えさせられるのが、自分が同じ状況だったらどう行動するのか、ということです。作品を通じて自分を見つめ直し、人間とは何か、生きるとは何か語り合う機会を持てるかもしれません。
最後に、ポストアポカリプス作品は、全てが終わったと思われる世界で再び何かを始める勇気や強さを教えてくれます。それぞれの作品が持つ深みや人間ドラマ、そして見えてくる希望に心から触れていただければと思います。
これらの作品で描かれる世界観やメッセージは、かけがえのない価値あるものです。様々な感情を揺さぶられ、時には考えさせられ、深く引き込まれることでしょう。それらを共感・体験する旅へ、ぜひ一緒に出かけてみませんか?
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