大学生の就活が分かる本3選
早速ですが、まずは現代の大学生が抱える社会への不安を凝縮したサスペンス小説をご紹介します。苦悩しながらも這い上がる主人公の姿が、リアルで刺激的です。次にご紹介するのは、インターンから内定まで描かれたドキュメンタリー風小説。読むことで現実的な就活のイメージが湧きます。最後にオススメは、不器用だけれど真っ直ぐな大学生が就職活動を通じて成長する姿を描いた感動の漫画。ここからは自身に何が大切かを考えるきっかけを得ることができます。どれも就活のリアルを描いた作品ばかり。ぜひ参考にしてみてくださいね。
『何者』
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたからーー。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
作者 | 朝井 リョウ |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年06月26日 |
『就活格差』
求人倍率1.62倍なのに、就活がうまくいかない。買い手市場なのに、採活がうまくいかない。内定が取れる学生、企業が欲しがる学生はごく一定の学生に限られ、その学生たちを奪い合う「就活格差」の時代がやってきた。
作者 | 常見陽平 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 中経出版 |
発売日 | 2009年07月 |
『就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇』
就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。「私は納豆のようにねばり強い人間です」と、決まり文句を連呼する“納豆学生”、「企業は教育の邪魔をするな」と叫ぶわりに、就職実績をやたらと気にする“崖っぷち大学”、営業のことを「コンサルティング営業」と言い換えてまで人材を獲得しようとする“ブラック企業”-「企業と社会の未来をつくる行為」「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。さて、いったい誰が悪いのか。
作者 | 石渡嶺司/大沢仁 |
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価格 | 902円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2008年11月20日 |
さて、今回紹介させていただいた3作品は、どれもが大学生時代の就活をテーマにしたものばかりでした。ビジネスパーソンとしてのスタート地点である就活は、私たちの人生において一つの分岐点とも言えるでしょう。その分岐点をどのように乗り越えるか、具体的なストーリーやヒントが多く詰まったこれらの作品は、大学生の皆さんにとって、きっと強い味方になるはずです。
それぞれの作品は、就活を通じて自分自身に向き合う主人公たちの姿がリアルに描かれており、就活を経験したことがある読者ならではの共感も得られることでしょう。また、大学生の皆さんですと、これから直面するであろう就活の現実を知る良いチャンスになります。
ただし、これらの作品が提示する答えが全てとは限りません。ですから皆さん、是非とも自分自身で考え、行動してみてください。その際には、これらの作品を参考にするのも一つの手段です。それぞれの作品から学べるエッセンスを活かしつつ、自分だけの独自の道を見つけてください。
就活は、ただの就職活動ではありません。自分自身を見つめ、将来の方向性を見据える重要な一環です。それが明確になれば、どんな困難にも立ち向かえる自信につながるでしょう。これからの就職活動、そしてこれから始まるビジネス人生を自分自身で作っていくために、この機会にぜひとも手にとってみてくださいね。以上、大学生の皆さんの成功を心から応援しています。ありがとうございました。
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