大平一枝の本 おすすめ6選 人気のエッセイスト・作家
大平一枝さんの世界観に一度浸ってみてください。深遠な思索に立ち向かう彼女の作品は、大人の読者にこそ読んでほしい逸品ばかりです。細やかな生活感じゃあない、現代女性の抱える孤独や喜びを、独特な文体で綴ります。一枝さんの思考が時に鋭く、時に優しく、自分自身を見つめるきっかけを与えてくれます。おすすめは、自身の女性性を再確認したくなる一家言満載の一冊や、社会現象として浮上した彼女の名作など。大人の女性におすすめしたい、大平一枝の世界をぜひご堪能ください。
『人生フルーツサンド : 自分のきげんのつくろいかた』
作者 | 大平,一枝,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2024年02月 |
『あの人の宝物 人生の起点となった大切なもの。16の物語』
作者 | 大平 一枝 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2017年04月06日 |
『こんなふうに、暮らしと人を書いてきた』
NHK「あさイチ」出演で話題!
取材した台所は300軒!
市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による、
失敗だらけの28年で見えてきた〈書くこと〉にまつわる56篇。
私は書く仕事をしているが、言葉を聞く仕事でもあると思う。
次に取材のコツはと聞かれたら、耳と心で相手の話を聞くこと、と答えてみようか。
ーー本書より
〈目次〉
恥ずかしい詫び状
◆一章 台所取材の舞台裏
最初はいつもあてどない旅
会うとだいたいがっかりされる
「うんうん、それで?」
聞く、話す、聞く、聞く
「私ってこんなにかわいそうな人なんですね」
?いい人に見られたい病?
取材は、相手にとっては通過点
料理をやめたワーキングマザー
◆二章 ライター、降る日晴れる日
春の道
後ろ髪の誓い
「離島に住む人にわかる?」
ポンコツ編集者の文章修業
初めての原稿料と欲の皮
無知の嵐
つねに心に三つの球を --書籍企画の育て方
なんでもできるのは、なんにもできないと言っているようなもの
切らしたら困るもの
暮らしを書く場所
手垢の付いた言葉は刺さらない
ライフワークとライスワーク
ライターの身だしなみ
ガラケーの男
読んできたものからしか生まれない
◆三章 フリーランスの母つれづれ
ライターの一日の変遷
受け継がれた癖
仕事開始のセレモニー
仕事場の必須条件
積立貯金を始めた日
ティッシュに包んだお金
彼女や彼のブルドーザー時代
私のブルドーザー期
トイレに行けない
集中力のゆくえ
人生には裏テーマを --その一、痛みの記憶
人生には裏テーマを --その二、だいそれていい
◆四章 文章磨き、日々の稽古
私の文章磨き、五つのヒント
「誰もあなたの文章なんて読まない」
書くことに悩むたび戻る場所
向田さん遊び
歌詞には学びがいっぱい
黒々チェック
供養ファイル
レス・イズ・モア
◆五章 暮らしと人を書くということ
時代遅れの学生運動
意外な副産物
録音をしない理由 その一
録音をしない理由 その二
「力を貸す」と「仕事を請け負う」は違う
心の貯金
エゴと装丁
きのうのお昼ごはんは何だっけ
学びどき、磨きどき
「売りにくい本を書いてるね」
名前のない労働の価値
自分を喜ばせる方法を
吉沢邸の新聞紙
つながりのゆく先
作者 | 大平 一枝 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2024年05月27日 |
『ただしい暮らし、なんてなかった。』
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「北欧、暮らしの道具店」「朝日新聞デジタル『&w』」などの人気連載で知られる、
エッセイストの大平一枝さんが、50代を迎えたいま考える、暮らしのあれこれ。
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かつてのわたし、いまのわたし。
モノも友達もスケジュールも、もうそんなに足さなくていいと気づいたーー。
家事のルーティーン、モノの持ちかた・手放しかた。人付き合いのコツ、心身のケア……。たくさんのトライアンドエラーをくりかえした日々の記録には、無理をしない、背伸びしない、心安らぐ暮らしのヒントがたくさんつまっています。
「みんな、生きている途中だ。自分にフィットする暮らしのありようを求めて石のように
どんどん転がっていけばいいと思う。変わることをとめずに。」(本書より)
<目次(抜粋)>
十年前は想像していなかったいまの自分
一章 待つほうが案外うまくいく
・絡まっていた糸
・時短料理、便利家電によって浮いた時間で私はなにをしてきたんだろう
・点滅する信号が教えてくれたこと
・眠れても眠れなくても
・出掛けに探すネックレス など
二章 買う、選ぶ、手放す。モノと付き合う
・「きのうの私」に今日の気分を決められたくないのだ
・十五年ぶりに鍋を新調した
・私のフライパン物語
・台所の?真っ白?
・可視化の効用
・器は思い出の倉庫 など
三章 人付き合いの快適な距離と温度
・自分らしく生きるのはけっこう覚悟がいる
・大勢で会うのをやめたら楽になった
・どうしても合わない人に
・母へ、二十余年ぶりの告白
・愛情は巡り、上書き更新できる など
四章 自分を養生する
・頑張らないことのほうがずっと難しい
・前菜勝負
・初めてのダイエットプチ成就
・月曜断食と尽きせぬ欲望
・前髪を二センチ切って見えた世界 など
五章 育ちゆく日課表、住まいクロニクル
・変遷する「朝家事、夜家事」
・魔法の灯り
・パンと私
・ちゃぶ台リメイク
・七十二個の目標シート など
作者 | 大平 一枝 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 平凡社 |
発売日 | 2021年12月03日 |
『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく 母業23年つれづれ日記』
だれもが初めて「お母さん」を体験するのだ。月間1,500万PVの人気サイト『北欧、暮らしの道具店』連載で大反響!読んで楽になった。泣けた…。話題沸騰、伝説のエッセイ収録!
作者 | 大平一枝 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2018年09月 |
『昭和式もめない会話帖』
作者 | 大平,一枝,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2018年01月 |
大平一枝氏の作品をたっぷりとご紹介させていただきました。同氏の作品は、その時々の気持ちや状況によって、また読むたびに違う魅力に気づかされます。人間の深層心理を軽妙な筆致で描き出し、普遍的なテーマを自由奔放な感性で表現するスタイルは、多くの読者を魅了し、心にじわじわと沁み込んでいくことでしょう。
古くから言われているように、名作の魅力はその時々の自分自身によって変化します。ある時はサラッと読み流した文章が、ある時は深い感動を与えてくれる。そうした名作との出会いは、まさに自分自身との出会いでもあるのです。大平一枝氏の作品を通じて、そんな素晴らしい出会いを味わってみてはいかがでしょうか。
筆者自身も彼の作品を読むたびに、自分自身を見つめ直したり、新たな視点を見つけることができます。また、そのユーモラスな表現や自由闊達な発想は、ライティングのヒントにもなります。彼の作品は、一度読んだらその魅力に取りつかれてしまうような、そんな不思議なパワーを持っていると言えるでしょう。
大平一枝氏の豊かな想像力は、読者に新たな視界を開かせ、多くの感動を与えてくれます。時に深く、時に楽しく、そして時には自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれる。それが大平一枝氏の作品の魅力です。これからも読み続けることで、その魅力がどう変化していくのか、とても楽しみです。
これらの作品を初めて読む方も、何度も読み返す方も、あるいはこれから読み始める方も、一度は彼の世界に触れてみてください。きっと、新たな自分自身との出会いがあることでしょう。
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