依存症がわかる本 おすすめ6選

依存症について理解を深めたいという方に向けて、6つのおすすめの本をご紹介します。リアルなエピソードを基にした小説、心理学や生理学の専門家が書いた解説書、描かれた依存症の克服の物語など、ジャンルは様々です。親しい人が依存症に悩んでいる、自分自身が何かに依存しがちだと感じている、あるいは社会問題としての依存症について知りたい。そんな個々のニーズに応じて、どんな本を手に取るか選んでみてくださいね。全て心に響く作品ばかりですよ。
『世界一やさしい依存症入門 : やめられないのは誰かのせい?』

作者 | 松本,俊彦,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2021年08月 |
『短時間でしっかりわかる 図解 依存症の話 スマホ・ゲーム・市販薬・DV・アルコールなど 依存症のギモンを専門医がすべて解説!』

特定の物質や行動をやめたくてもやめられない病の「依存症」。
スマートフォンの普及や時代の変化にともない、
依存症の種類も多様化しました。
「スマホ依存」「ゲーム障害」などの言葉は、
テレビやインターネットのニュースで目にする機会も増え、
社会問題として注目されています。
依存症は一度症状が出てしまうと完治が難しい病気です。
本書はその依存症について具体例を交えながら、
依存する人としない人の違いや依存症の進行の仕方、
依存症が起こるメカニズムなどを、メンタルマネジメントや環境、
生活習慣の観点から図解でわかりやすく解説。
病院に行かずに自宅でできる認知行動療法ワークシートや
周りの人ができるサポート法なども掲載しており、
現在なんらかの依存症状に不安を覚える方にもすぐに役立ちます。
症例は、スマホやアルコール、薬物、ギャンブルなど
一般的によく耳にするものから、
新しく浸透している課金中毒やカフェイン中毒など幅広く紹介。
そのほか、近年若者を中心に増加傾向にあり、
問題視されている性に関する問題行動(強迫的性行動症)の
ホスト依存や地下アイドル依存なども実例とともに掲載しています。
自分や大切な人を守るために、
今知っておきたい新しい知識が満載の一冊です。
はじめに
第1章 誰でもなり得る「依存症」のメカニズム
column 依存症は入院しなければ治らない?
第2章 やめたくてもやめられないネット・ゲーム依存症
column 依存症と認めない「否認」という心理
第3章 多様化する現代の依存症
column 「クロスアディクション」とは
第4章 今知っておきたい!「性」に対する問題行動
column 刑務所に入所されている方、出所された方、そのご家族の方への当院の対応
第5章 脱依存!抱え込まずに上手に生きる
おわりに
作者 | 大石 雅之 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 日本文芸社 |
発売日 | 2023年07月23日 |
『依存症がわかる本 防ぐ、回復を促すためにできること』

【ひと目でわかるイラスト図解】
依存症とはなにか、どうすればやめられるのか
依存症は、違法薬物のみならず、アルコールや処方薬・市販薬などでも生じます。
ギャンブル、ゲームなどの行為に依存が生じることもあります。
なかでも、違法薬物に対する依存症は「犯罪」としての側面もあります。
違法薬物の所持・使用で逮捕された著名人などに対する激しいバッシングがくり返される一方で、大麻による検挙数は、若年層を中心に増加し続けています。
依存症そのものは、「ダメ、絶対」と言っているだけで防げるものではなく、回復を促すこともできません。
依存症は「安心して人に依存できない病」。
いやなこと、つらいことがあっても助けを求めず、お気に入りのものや行為だけでやり過ごそうとした結果、より困った状態に陥っていく、という面があります。
特定のもの、行為にはまっていく背景には、心の問題が隠されていることが多いのです。
人はだれしも、なにかに頼ることなく、生きていくのは難しい。
本書では、依存症の今を紹介しつつ、依存症とはなにか、なにが問題なのか、回復のために本人や周囲の人はどう対応していけばよいか、具体的に示していきます。
また、子どもへの予防教育はどう進めるべきなのかも紹介。
依存症予防と、依存症からの回復に役立つ一冊。
【主なポイント】
*「よい依存」が「悪い依存」に転じると依存症に近づいていく
*依存が進むと脳の働き方が変化する
*依存の対象は「もの」でも「行為」でも根っこは同じ
*認められる、つながるうれしさがはまる入り口に
*薬物依存症と犯罪の関係
*再発は想定内。回復のしかたには波がある
*治療・回復プログラムの進め方
*突き放す前に家族ができること
*予防教育の現状と、依存症を防ぐために教えたいこと
【本書の内容構成】
第1章 「依存症」とはなにか
第2章 依存対象の特徴を知る
第3章 回復に必要なこと
第4章 まわりの人ができること
第5章 「予防教育」を考える
作者 | 松本 俊彦 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2021年07月01日 |
『専門家と回復者に聞く学校で教えてくれない本当の依存症』

作者 | 風間,暁 松本,俊彦,1967- 田中,紀子,1964- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 合同出版 |
発売日 | 2023年10月 |
『二重洗脳―依存症の謎を解く』

作者 | 磯村 毅 |
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価格 | 1188円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2013年08月09日 |
『依存症と回復、そして資本主義 暴走する社会で〈希望のステップ〉を踏み続ける』

自分は依存症かもしれないと思ったことがある人や、家族のとまらない行動に困っている人はたくさんいるだろう。メディアでは有名人の薬物やアルコール問題が頻繁にとりあげられ、「依存症」という言葉は広く知られているが、今なお「依存症=意志の弱さ」ととらえられがちだ。かつて摂食障害の当事者でもあった著者は、現代の資本主義社会において、「依存をめぐる行動はこの社会の中で必然的に生じる行動パターンのひとつ」と述べる。本書では、当事者コミュニティ(薬物依存の回復支援施設「ダルク」、依存症からの回復のための世界規模の共同体「十二ステップ・グループ」)における回復実践をみていきながら、これらが示す人類の新たな共生のあり方、そして「弱さから善さへと向かう意欲の物語」を描き出す。
作者 | 中村英代 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2022年05月18日 |
この度は、「依存症がわかる本 おすすすめ6選」を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。私たちは、普段の生活の中で、依存症について深く理解する機会はそう多くありません。しかし、身近なところにも実は依存症に苦しんでいる人がいるかもしれませんし、自分自身が依存症に陥る可能性だってゼロではありません。
それぞれの作品は、依存症に対する理解を深める上で、非常に役立つ情報や視点を提供してくれます。依存症がどのような状態なのか、何が原因で起こるのか、そしてどう対処すべきなのか。具体的な説明や描写を通じて、依存症を身近に感じることができます。また、依存症を取り巻く社会の課題や問題点についても明らかになる作品もあり、物事の本質を掴みやすいです。
私たちは生活の中で様々な誘惑にさらされますが、それにどう対処するかは自己管理の大切な一部です。自分自身が依存症の罠にはまらないためにも、しっかりとした知識や理解が必要です。それらを得るためにも、おすすめの6作品はぜひ手に取ってみてください。そして、日常生活においても、誰かが依存症で苦しんでいる時に、その手助けができるよう、理解と対策を深めていただければと思います。
また、今回紹介した本だけではなく、実際に依存症について語られている人々の声を聞くことも、理解を深める一助になるでしょう。一冊一冊の物語はまさしく現実が反映されたものであり、読み進めていくことで、依存症をもっと身近なものと感じていただけることでしょう。ライフスタイルに彩りを添えながら学びを深めることができれば、これ以上のことはありません。一部の人々が抱える問題を自分のものとして理解することで、私たちの社会はもっと暖かい存在になることかと思います。依存症を理解することから、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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