最澄を知る本 おすすめ6選 天台宗の開祖

天台宗の開祖である最澄の生涯や教えを描いた作品は多いですが、その中でも特にオススメの6作品をご紹介します。選んだのは小説や漫画などジャンルは様々。どれも実際に最澄が生きた時代背景を丁寧に描きつつ、人間最澄の魅力や彼が唱えた教義を分かりやすく紹介しています。信仰心が強すぎて少々難解に感じる最澄ではありますが、これらの作品を通じて彼の考えや哲学を肌で感じることができますよ。興味がある方はぜひ一読を!
『最澄に秘められた古寺の謎 : 伝教大師と辿る比叡山と天台宗』

作者 | 山折,哲雄,1931- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ウェッジ |
発売日 | 2021年12月 |
『雲と風と 伝教大師最澄の生涯』

「ひときわ美しく澄んだ最澄さまがここにいらっしゃる」漫画家・おかざき真里
「今読んでもまったく新鮮であり、最澄再評価の機運を盛り上げるにふさわしい」仏教学者・末木文美士(解説より)
腐敗した南都の仏教界に背を向け、一途に真実の教えを求め続けた最澄。十二年に及ぶ籠山、苦悩する帝王桓武との魂の交わり、唐への求法の旅、弟子たちの離反、空海との疎隔……。「史料の上を虫が這うようにして」五十余年の生涯を追い、日本天台宗の開祖の思想と人間像に迫った歴史長篇。吉川英治文学賞受賞作。新たに自作解説二篇を付す。〈解説〉末木文美士
作者 | 永井 路子 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年09月22日 |
『最澄と天台教団』

作者 | 木内,尭央,1939-2002 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2020年03月 |
『日本人のこころの言葉 最澄』

作者 | 多田 孝正/木内 堯大 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2017年06月02日 |
『伝教大師 最澄』

没後1200年、伝教大師最澄の生涯と思想に迫る。
最澄研究の第一人者が書き下ろす、本格的人物伝。
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最澄が開創した日本天台宗は日本の文化や思想を育む母胎となっていく。それは、比叡山が学問の山、修行の山として、多彩な人材を輩出して来たことからも知られよう。鎌倉仏教の祖師たちが比叡山で研鑽したことも周知のことである。文化伝承の媒体が言語であることから言えば、例えば、『法華経』の中の言葉が日本語として採り入れられ、いわゆる呉音という音で浸透し、現在に至っているようなことにもその影響が看て取れる。文学や音楽(声明)、或いは建築・仏像・仏画・仏具等、総合芸術の一環として捉えることが可能な領域への貢献も多大であったことが推察されるであろう。
(本文より)
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【本書の目次】
はしがき
序章 天台宗と最澄
鑑真から最澄へ
最澄の相承
密教の展開
法相宗との論争
大乗戒独立
日本天台宗の重要性
第一章 生誕から青年への成長
最澄の出自
誕生から成長へ
〈コラム1〉天台密教
第二章 比叡山入山
願文ー青年最澄の願いー
天台文献と一切経論を求める
法華十講
高雄山寺での天台講演
〈コラム2〉四教と行位
第三章 入唐と帰朝
入唐求法を志す
唐土へ
陸淳と道邃
行満との邂逅と天台山
台州を去る
越州での密教受法
雑密の伝承と帰国
帰朝復命と伝法
天台宗独立
天台宗の年分度者
〈コラム3〉二人の道邃
第四章 最澄と空海
空海の帰国と交流
空海との決別へ
泰範の去就
〈コラム4〉最澄の諸国歴訪
第五章 最澄と徳一
三一権実論争の始まり
徳一と最澄の著作
最澄の思想を探る
〈コラム5〉即身成仏思想と龍女成仏
第六章 大乗戒独立
天台法華宗年分学生式〈六条式〉
勧奨天台宗年分学生式〈八条式〉
天台法華宗年分度者回小向大式〈四条式〉
『顕戒論』奉呈
〈コラム6〉最澄の言葉
第七章 最澄の功績と日本天台宗
勅許と最澄の入寂
最澄の著作と思想
日本天台宗の後継者ー最澄没後の代表的人物たちー
日本仏教の母胎
〈コラム7〉光定と円澄
最澄略年譜
参考文献
あとがき
作者 | 大久保 良峻 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 法藏館 |
発売日 | 2021年06月10日 |
『最澄と徳一 : 仏教史上最大の対決』

作者 | 師,茂樹 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2021年10月 |
以上、天台宗の開祖である最澄に関するおすすめの本を6冊ご紹介しました。いかがでしょうか。紹介した本を読むことで、最澄の人間性や思想が深く理解できるだけでなく、当時の日本国内だけでなく中国の情勢や仏教の世界についてもふんわりとイメージをつかむことができるでしょう。
個々の作品には、最澄の功績を数々のエピソードを通じて読み解くものもあれば、最澄の生きざまを豊かな言葉で描き出すものもあり、読む人それぞれの興味や関心、それに人生のステージによって、共感したり気づきを得る部分が異なるでしょう。それが本の持つ魔力というものですよね。
また、最澄自身の詩歌を原文で読むことができる作品も紹介しました。最澄の哲学や信仰、そして屈折した人間性が感じられるそんな一冊は、一生の友とも言える存在かもしれませんね。
仏教の世界は、人間の苦悩と直接向き合い、救いを求める哲学が色濃く描かれています。その救いは必ずしも現世における幸せだけを指すものではなく、人間の存在そのものについて考え、向き合う機会を提供してくれます。
いずれの本も、最澄を通じて日本の歴史や仏教文化の中心部を深く探る素晴らしい道しるべとなるでしょう。自分だけのライフパートナーと出会って、何度も読み返したい素敵な一冊を見つけていただけたら幸いです。
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