時代の名医!おすすめの日本古代・中世の医療を描いた歴史小説10選「華岡青洲の妻」「火定」など話題作をご紹介
古代から中世の日本の医療界を生き抜いた名医たちの壮大な物語をご紹介します。薬草を駆使した古代の診察所、禁断の治療法に挑んだ勇気ある医師、病と闘う人々の絆…素敵な歴史小説が盛りだくさんです。美しい描写と登場人物たちの情熱が、あなたの心をゆっくりと温めてくれますよ。繊細な感情描写や予想外の展開に驚かされること間違いなし!日本の医療史がこんなに面白いなんて、ぜひ一度は読んでみてほしい一冊ですよ。時代背景を楽しみながらも、医療の進歩や医者の使命、命の尊さを改めて感じるきっかけにもなるでしょう。
『華岡青洲の妻』
作者 | 有吉/佐和子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 |
『火定』
藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。それこそが、都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせる“疫神(天然痘)”の前兆であった。我が身を顧みず、治療に当たる医師たち。しかし混乱に乗じて、お札を民に売りつける者も現われて…。第一五八回直木賞にもノミネートされた、「天平のパンデミック」を舞台に人間の業を描き切った傑作長編。直木賞&吉川英治文学新人賞ダブルノミネート作品。
作者 | 澤田 瞳子 |
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価格 | 968円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2020年11月07日 |
『冬の鷹』
作者 | 吉村,昭,1927-2006 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2012年09月 |
『おらんだ左近』
幌馬車を駈って街道を爆走。おらんだ左近を自称する破天荒や浪人者が長崎から江戸を目指す。対馬で剣の奥義を習得し、長崎で医術を修めた左近。行く先々で起こる奇怪な事件を、彼を慕う元夜盗の素走り佐平次、天涯孤独な少年春太らと共に解決していく。どんな時も前向き、腕はあるが殺生を嫌う心優しきヒーローを描く痛快活劇。閉塞感ある今の時代にこそ顧みられるべき、シバレン円熟期の名作。
作者 | 柴田 錬三郎 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年06月17日 |
『維新京都医学事始』
作者 | 山崎,悠人 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 (発売) |
発売日 | 2022年10月 |
『小説 曲直瀬道三 乱世を医やす人』
信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた。誰もが知りたかったその生涯、渾身の本格長編化。
作者 | 山崎 光夫 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2018年07月20日 |
『天に星 地に花 上』
享保十三年、久留米藩領井上村。大庄屋、高松家の長男である甚八と次男の庄十郎は、父に連れられて訪れた善導寺で、何千と集まる人々の姿を目の当たりにする。「ようく見とけ。これが百姓の力ぞ」。藩主から言い渡された増税に抗議して集まる群衆。あわや一揆かと思われたそのとき、あるお達しが下りー。九州の田舎で飢餓と圧政に苦しむ百姓のために医者を志した少年の成長を描く歴史巨編。
作者 | 帚木 蓬生 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2017年05月19日 |
『誤診 : 蘭方医・宇津木新吾』
作者 | 小杉,健治,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2014年12月 |
『医の旅路はるか 曲直瀬道三とその師田代三喜篇』
足利将軍、毛利元就、信長も舌を巻いた室町・安土桃山期、天下一の名医。戦国の名医を主人公に日本医学のルーツに迫る。本格派歴史エンターテインメント小説。
作者 | 服部忠弘 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | パレード |
発売日 | 2011年06月 |
『情け深くあれ 戦国医生物語』
明智光秀の思惑に、そして診察を乞う者たちに翻弄されながら、若き医師は果たして“慈仁”の境地に辿り着けるのか。
作者 | 岩井 三四二 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年02月20日 |
今回は、日本の古代・中世を舞台に織りなされる医療の世界を描いた歴史小説を10作品、ピックアップしてご紹介させていただきました。それぞれの作品には、生と死を肌で感じ、人間の命を救うために懸命に努力した医師たちの姿が、リアルに描かれています。
その中には、病と闘う姿がきっとあなたの心にも深く響くことでしょう。また、舞台となる古代・中世の風景描写や貴族達の生活風景も見どころの一つです。これらの作品からは、それぞれの時代背景による医療の進歩や人々の苦悩、そして医師たちの挫折や希望等を痛感します。
このような小説を通じて、私たち現代人が得られるものは大きいです。そこに描かれているのは、ただの医療の歴史だけではなく、人間の命への尊敬、そして医師という仕事に対する深い敬意と情熱です。遠い時代を舞台にした物語たちは、私たちが今、生きていく上で大切にすべきことを教えてくれるのではないでしょうか。
この記事を読んで、一作でも多くの方がこれらの素晴らしい歴史小説に触れ、それぞれの時代の医師たちの生きざまを通じて、その情熱や信念、命への敬意を感じ取っていただければ嬉しいです。また次回も、皆様にとって有意義な作品紹介ができますよう心から願っております。それでは、また次回をお楽しみに!
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