江戸時代の奇人変人!おすすめの江戸時代奇人変人を描く歴史小説10選「一九戯作旅」「平賀源内江戸長屋日記」など話題作をご紹介

江戸時代には数々の奇人や変人が存在しました。彼らはその独特の考え方や行動で時代を彩ってきました。そんな彼らを描いた歴史小説の中から、特におすすめの10作品をピックアップしました。中には、旅の途中で各地の色々な奇人を描いた作品や、知識人・発明家として知られる一人の男が日々の暮らしを綴った作品も。各作品には、当時の人々の生活や文化、価値観、そして人間ドラマが描かれていて、歴史好きにはたまらない内容となっています。楽しみながら江戸時代を知ることができる一冊を、ぜひ読んでみてください。
『一九戯作旅』

作者 | 野口,卓,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年04月 |
『颱風秋晴 平賀源内江戸長屋日記』

江戸・神田の変人長屋に住む学者先生の平賀源内。元は讃岐藩士だが、家督を妹婿に譲り、自由気儘に暮らしをしている。ある日、彼の名を騙った悪質な商品が出回り、苦情が殺到した。憤慨した源内は、同じ長屋に住むものたちの協力を得て、真相を解明するため、奔走する。
作者 | 福原俊彦 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2016年09月02日 |
『風狂の空 平賀源内が愛した天才絵師』

角館の佐竹北家に仕える小田野直武(武助)は、安永二(一七七三)年七月、本草学者にして山師・平賀源内に画才を認められる。その時見せられた阿蘭陀絵の西洋画法に衝撃を受けた武助は、源内の誘いで江戸での蘭画修業を開始。浮世絵師・吉次郎(鈴木春重)らから刺激を受けながら画道に専念、やがて杉田玄白らが翻訳を目指す『解体新書』の附図描きの仕事を得る。それを機に、老中・田沼意次の知遇を得るようになっていくが…。後代の浮世絵にも多大な影響を与えた秋田蘭画の中心的絵師にして、平賀源内に愛された小田野直武。夭逝を遂げた謎の絵師の生涯を活写した傑作歴史小説。
作者 | 城野隆 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2009年09月10日 |
『天地明察. 上』

作者 | 冲方,丁,1977- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2012年05月 |
『稀代の本屋蔦屋重三郎』

作者 | 増田,晶文,1960- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 草思社 |
発売日 | 2019年06月 |
『げんなり先生発明始末』

稀代の天才平賀源内の死から二十年。江戸の下級武士平賀左衛内の家に長男が生まれた。名を源成。源内とは一文字違いだが、全くの無関係。だがその子は、大人も驚く神童だった。人々が思いもよらぬ発明を次々に考案。しかし、そんな源成に目を付けたもう一人の神童万太郎が悪事を企み…!?たまに失敗もするけど、明るく優しい江戸の新たな発明王、ここに誕生。
作者 | 沖田正午 |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2012年10月 |
『眩』

あたしは絵師だ。筆さえ握れば、どこでだって生きていける──。北斎の娘・お栄は、偉大な父の背中を追い、絵の道を志す。好きでもない夫との別れ、病に倒れた父の看病、厄介な甥の尻拭い、そして兄弟子・善次郎へのままならぬ恋情。日々に翻弄され、己の才に歯がゆさを覚えながらも、彼女は自分だけの光と影を見出していく。「江戸のレンブラント」こと葛飾応為、絵に命を燃やした熱き生涯。
作者 | 朝井 まかて |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2018年09月28日 |
『噂を売る男 : 藤岡屋由蔵』

作者 | 梶,よう子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2021年08月 |
『阿蘭陀西鶴』

江戸前期を代表する作家・井原西鶴。彼の娘おあいは、盲目の身ながら、亡き母に代わり料理も裁縫もこなす。一方、西鶴は、手前勝手でええ格好しぃで自慢たれ。傍迷惑な父親と思っていたおあいだったが、『好色一代男』の朗読を聞いて、父への想いが変わり始める。小説を読む歓びに満ちた、織田作之助賞受賞作。
巻 一
巻 二
巻 三
巻 四
巻 五
巻 六
巻 七
巻 八
巻の外
作者 | 朝井 まかて |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2016年11月15日 |
『江戸の大山師: 天才発明家・平賀源内 (光文社文庫 あ 24-9)』

作者 | 赤松 光夫 |
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価格 | 532円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 |
それぞれの作品は、時代背景や人物像を丁寧に描きながらも、一風変わった主人公たちの魅力を引き立てています。ひとつひとつのエピソードを楽しむだけでなく、江戸時代の生活や社会を肌で感じられるのもこのジャンルの醍醐味。それぞれの作家が持つ視点や表現力によって、同じ江戸時代でも異なる風景が描かれています。そんな作品たちを読むことで、現代とは異なる視点や価値観を知るきっかけになるでしょう。
また、変わり者だからこそ可能な視点や行動によって、当時の常識や既成概念を打破するさまざまな人間模様が展開されます。彼らのひねくれた発想や行動が、読者に新たな視点を提供し、思考の幅を広げるきっかけとなるでしょう。このように、江戸時代の奇人変人を描いた作品は、エンタートイメントとして楽しむだけでなく、学びの要素も兼ね備えているのです。
最後に、読む作品ごとに異なる個性的な登場人物たちと共に、楽しく時代を旅する感覚も堪能できます。現代の生活からちょっと離れて、江戸時代の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見や感動が待っているはずです。今回ご紹介した作品群を通じて、江戸時代の奇人変人たちの世界に触れ、その豊かさをぜひお楽しみくださいませ。
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