漢字の成り立ちの本 おすすめ6選 わかりやすい♪

あなたも知っての通り、漢字は一見すると難しそう。でも、興味深い事実が詰まっているんですよ。今日は、そんな漢字の成り立ちが詳しく書かれた本を6冊、ピックアップしました。各々が、巧妙な説明と豊かなイラストで、漢字の魅力を伝えます。多くは漢字一つ一つの由来を紐解いていくスタイル。一部は、漢字が生まれ変わる過程を描いています。中には、漢字の内部構造や音の要素、形の要素について深堀しているものも。端的に言って、これらの本は、何気なく使っている漢字が、実はとっても深い背景を持っていることを体感する機会になりますよ。一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
『漢字の成り立ち図鑑』

作者 | 吉田,裕子,1985- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 成美堂出版 |
発売日 | 2022年10月 |
『漢字の成り立ち図解』

甲骨文字・金文・戦国古文・篆書・隷書・楷書
豊富な図解を用いて字形に秘められた豊かな歴史を解き明かす
ただの識別記号ではない、古代の文化や社会を反映して作られた文字
漢字は、無味乾燥な記号に見えるかもしれませんが、実際には古代の自然や社会を反映し、それが長い時代を経て受け継がれてきました。本書の図解で、多くの方々に漢字の歴史とその面白さを感じていただければ幸いです。(本書より)
◎目次
はじめに
序章 漢字の歴史
第一章 象形文字
第二章 指示文字
第三章 会意文字
第四章 形声文字
第五章 仮借文字・転注文字
第六章 複雑な変化をした文字
第七章 旧字体から成り立ちが分かる文字
おわりに
主要参考文献
文字索引
コラム1 字形の歴史とその複雑さ
コラム2 特殊な発音変化
コラム3 構造が変わっていない会意文字
コラム4 意味情報による会意文字
はじめに
序章 漢字の歴史
第一章 象形文字
第二章 指示文字
第三章 会意文字
第四章 形声文字
第五章 仮借文字・転注文字
第六章 複雑な変化をした文字
第七章 旧字体から成り立ちが分かる文字
おわりに
主要参考文献
文字索引
コラム1 字形の歴史とその複雑さ
コラム2 特殊な発音変化
コラム3 構造が変わっていない会意文字
コラム4 意味情報による会意文字
作者 | 落合 淳思 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 人文書院 |
発売日 | 2022年09月22日 |
『部首から知る漢字のなりたち : へん・つくり・かんむり・かしら・あし・たれ・かまえ・にょう : 小学校で学ぶ漢字1026文字』

作者 | 落合,淳思,1974- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 理論社 |
発売日 | 2018年01月 |
『漢字なりたち図鑑 形から起源・由来を読み解く』

私たちが普段よく目にし日常的に使っている「漢字」--PCやスマートフォンがこれだけ普及した今だからこそ、私たちの母国語である「日本語」を構成するこの漢字について、もう一度学び直してみるのはいかがでしょうか。
漢字は、そのものあるいは一部分でも意味を持っているため、はじめて目にした字でもおよその意味をつかむことができるという特徴があります。また、字の形から連想することで、「読み」や「意味」を言い当てることもできます。本書は、そのような独特の文字である漢字の成り立ちを、簡潔な文章と、ほのぼのとしたイラスト図解で解き明かしていく「図鑑感覚」の一冊です。
教育漢字1006字に日常生活のなかでよく目にする漢字を加えた1223字の漢字の成り立ちを、「人の体」「動物」「鳥」「植物」「天体と大地」、「気持ち」「家族」「仕事」「経済」など様々なジャンルやテーマごとに分類して解説するほか、漢字の歴史や古代文字、部首についてのコラムも充実した内容で、新聞や雑誌、テレビ、ネット、街のなかで目にする漢字がより一層興味深くなること間違いありません。
巻末には総画数による索引を収録。教育漢字については配当学年も記してあり、学習にも役立つ内容になっています。
1 絵から生まれた漢字
2 ジャンル別 漢字の成り立ち
3 部首で読み解く 漢字の世界
4 その他の漢字の成り立ち
作者 | 円満字 二郎 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2014年12月02日 |
『漢字の語源図鑑』

ベストセラー『英単語の語源図鑑』の漢字編!
悲、俳、排、扉、輩、徘、斐・・・
これらの漢字に共通する「非」の語源とは?
本書の主な特徴は、漢字の「音符と意符(漢字から偏や旁を引いてあとに残ったもの。本書では親字としています)」に着目し、それらの語源を解説することにあります。
たとえば、悲、俳、排、扉、輩、徘、斐に、共通してある「非」という字。本書では「非」の語源を解説し(「非」には、互いに向き合っている、背を向け合って対立している、否定、という意味があります)、それと関連づけて悲、俳、排、扉、輩、徘、斐の起源や意味を解説しています。
つまり『英単語の語源図鑑』のように、同じパーツを共通して持つ漢字グループを1つひとつイラスト付きで関連付けて紹介しています。これによって漢字を右脳と左脳で体感・理解してもらうことができるというワケです。なお、イラストはイラスト書道家として活躍している和全氏が担当。
著者の平山氏は、かつて高校や予備校では、現代文・小論文を担当し、大学では「近代文学」や「日本語表現法」を教えてきた日本語のプロ。川端康成の研究者としても知られており、代表的著作として『遺稿「雪国抄」影印本文と注釈・論考』(至文堂)があります。
●親字が1年生 ※「親字」とは、見出しとなる漢字のことです
「耳」「生」「青」「正」「土」「小」「白」
●親字が2年生
「工」「公」「古」「寺」「易」「方」「分」「半」「台」
●親字が3年生
「皮」「者」「羊」「世」「区」「根」「勝」「次」「委」「昭」
●親字が4年生
「令」「未」「軍」「付」「笑」「浅」「伐」「芽」「各」
●親字が5年生
「構」「過」「復」「潔」「編」「衛」「責」「増」「断」「保」
●親字が6年生
「補」「己」「至」「株」「宇」「俳」「熟」
●部首索引
作者 | 平山 三男 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | かんき出版 |
発売日 | 2022年03月24日 |
『漢字の成り立ち』

作者 | 落合淳思/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2014年04月01日 |
それぞれの本で、漢字の起源や成り立ち、その豊かな歴史と文化を学ぶことができます。漢字一つ一つにはストーリーがあるんですよ!また、何気なく使っていた漢字の意味が明らかになり、新たな視点から読み書きできるようになるかもしれません。知識を深めることで、普段接している漢字への理解や感じる愛着も増すことでしょう。
文字だからこそ伝えられる思い、意味があるんですね。例えば東洋の思想や心象風景、自然や生活との関わりなど、漢字を通じて学べることはさまざま。苦手意識がある方でも、これらの本を手に取ることで漢字に対する敷居の高さが少しでも下がると嬉しいですね。
なかにはゲーム感覚で楽しめるものもあります。楽しみながら自然と知識が身につく方式は、子供から大人まで幅広い年齢層におすすめです。学びを深めていく中で、漢字の世界がもっと身近に感じられるきっかけになればと思います。
また、これらの本はギフトとしても選ばれることが多いとか。漢字愛好家の方や、学生、勉強熱心な大人にプレゼントするのもアリなんじゃないでしょうか。それぞれの本には漢字がもつ奥深さや魅力が詰まっていますから、きっと喜ばれること間違いなしですよ。
日本人にとって馴染み深い漢字ですが、その奥深さは果てしなく、知れば知るほど興味深くなるもの。そんな漢字探究の旅に出る方々に、これらの本が役立つ情報と楽しさを提供してくれることでしょう。
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