イタリアの歴史を知る本4選
イタリアの歴史を学ぶなら、まずは古代ローマ帝国から見始めましょう。ローマ帝国の栄光と滅亡を生き生きと描いた一作目は骨太な歴史小説です。次におすすめは、ルネサンス期のイタリアを舞台に、名画家たちの人間模様と時代背景を描いた作品。イタリア文化の華やかさを感じられます。三つ目は、近代イタリアの形成期を丹念に描いた一冊。リアルな描写は、イタリアの社会問題にも踏み込んでいます。最後に、第二次世界大戦時のイタリアを描いた作品。戦争を生き抜く人々の姿は、必読です。これらを読めば、イタリアの歴史が楽しく学べますよ。
『一冊でわかるイタリア史 : 世界と日本がわかる国ぐにの歴史』
作者 | 北原,敦,1937- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年05月 |
『イタリア史10講』
ヨーロッパ・地中海世界の要たるこの地には、古来じつに多様な人びとが行きかい、ゆたかな歴史を織り上げてきた。リソルジメント以降の近現代史はもちろん、古代・中世における諸勢力の複雑な興亡も明快に叙述。北と南・都市と農村といった地域性や、文化史にも着目し、その歩みをとらえる。「歴史10講」シリーズ第四弾。
作者 | 北村 暁夫 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2019年03月21日 |
『近代イタリアの歴史 16世紀から現代まで』
16世紀から現代にいたるイタリアの歴史を、通史とともに、それぞれの時代に関する理解を深めるための最適なテーマを切り口に概観するテキスト。最近の研究動向も反映し、近現代イタリアをコンパクトに理解できる。
作者 | 北村暁夫/伊藤武 |
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価格 | 3520円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2012年10月 |
『プロの添乗員と行くイタリア世界遺産と歴史の旅増補改訂版』
何度行っても魅力の尽きない国イタリア。ヴェネチア、フィレンツェ、カプリ島、アマルフィ、アルベロベッロはお馴染みだと思いますが、チンクエ・テッレ、サン・ジミニャーノ、チヴィタ、シラクーザって知ってますか?知って行くのと何も知らないで行くのでは旅の印象は大違い!訪問回数50回以上のベテラン添乗員が30の世界遺産と個性溢れる町々の歴史や見所を分かりやすくガイド。
作者 | 武村陽子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 彩図社 |
発売日 | 2018年09月 |
それぞれの本で、ルネサンス期から現代まで、様々な時代のイタリアを旅するように読み進めていけば、歴史の深淤を感じることができるでしょう。しかし、イタリアの魅力は歴史だけではありません。その土地土地の文化、風景、そして人々の生活にまで目を向けることで、よりイタリアの歴史を深く理解することができます。
また、これらの本を読むことで、現代のイタリアがどのように形成されてきたのか、またその背景にある思想や価値観を知ることができ、一見華やかなイタリアの裏側にある物語にも気づくことでしょう。そして、それらが今のイタリア人のライフスタイルや思考、感性にどう反映されているのかを考えるのも面白いですね。
また、歴史や文化だけでなく、各地方の特色、美味しい料理、素晴らしいアート、情熱的な音楽など、イタリアの様々な要素が作中で描かれています。それらを通じて、あなた自身がイタリアへの興味を深め、また実際に訪れてみたいと思うかもしれませんね。
最後に、これらの本を読んでイタリアの歴史を学ぶことは、ただ単に知識を増やすだけでなく、結果として自分自身の視野を広げ、異文化理解を深める手段となります。世界がひとつの村である現代において、異なる文化背景を持つ人々と共存していくためには、相手の歴史や文化を理解し、リスペクトすることが不可欠です。だからこそ、ぜひ一度手に取ってみてください。きっとあなたの人生に新たな視点をもたらしてくれることでしょう。+
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