三国志に関する歴史小説10作品
三国志は古代中国の歴史的事件の一つであり、多くの小説家たちはこの素晴らしい物語を基に小説を執筆しました。本記事では、三国志に関する歴史小説10作品を紹介します。これらの作品は、それぞれ異なる角度から三国志の時代を描いており、壮大な物語と深い人間ドラマが魅力です。孔明、曹操、劉備、関羽、張飛、呂布をはじめとする多彩なキャラクターのドラマが展開されます。三国志ファンならば必読ですが、歴史に興味がある方にもオススメです。
『新装版 三国志(一)』
二世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄巾賊が各地にはびこって、民衆は苦しんでいた。青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園で義盟を結び、世を救うことを誓う。ここに百年に亘る治乱興亡の壮大なドラマの幕が開く。吉川英治の名著『三国志』本編のみをまとめた新装版。「桃園の巻」「群星の巻」収録。
作者 | 吉川 英治 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年10月15日 |
『烈火三国志 = Three Kingdoms 上巻』
作者 | 成,君憶,1970- 漆嶋,稔,1956- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2019年06月 |
『三国志演義 1』
二世紀末、宦官が専横を極め崩壊寸前の漢王朝。黄巾賊が暴徒と化す乱世を正さんと、劉備 、関羽 、張飛 の三豪傑が立ち上がる。桃園に宴し義兄弟の契りを結び黄巾討伐するも、天下の支配権を巡り権力闘争が次々勃発。暴君・董卓の盛衰、劉備の宿敵・曹操の台頭、強将・呂布との攻防ーー群雄割拠の戦国の世が幕を開ける! 中国歴史小説史上最大のベストセラー。NHK人形劇の原作となった立間祥介の名訳で、不朽の大河ロマンが蘇る。
主な登場人物
後漢末地図
第一回 桃園に宴して 豪傑三 義を結び
黄巾を斬って 英雄 始めて功を立つ
第二回 張翼徳 怒って督郵を鞭うち
何国舅 謀って宦官を誅す
第三回 温明殿に議して 董卓 丁原を叱し
金珠を贈って 李粛 呂布を説く
第四回 漢帝を廃して 陳留 位に即き
董賊を謀らんとして 孟徳 刀を献ず
第五回 矯の詔発せられて 諸鎮 曹公に応じ
関兵を破って 三英 呂布と戦う
第六回 金闕を焚いて 董卓 兇を行ない
玉璽を匿して 孫堅 約に背く
第七回 袁紹 磐河に公孫と戦い
孫堅 江を越えて劉表を撃つ
第八回 王司徒 巧みに連環の計を使い
董太師 大いに鳳儀亭を鬧がす
第九回 暴兇を除いて 呂布 司徒を助け
長安を犯して 李催 賈クに聴く
第十回 王室に勤めんとして 馬騰 義兵を挙げ
父の讐を報ぜんとして 曹操 師を興す
第十一回 劉皇叔 北海に孔融を救い
呂温侯 濮陽に曹操を破る
第十二回 陶恭祖 三たび徐州を譲り
曹孟徳 大いに呂布と戦う
ほか 全三十回
解説
略年表1
作者 | 羅貫中/立間 祥介 |
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価格 | 1628円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年05月24日 |
『呉書 三国志』
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった! 民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。(第1章 将の巻〜孫堅伝)
野間賞受賞作家、「ルドルフとイッパイアッテナ」の斉藤洋が描く、「呉」の視点から描く三国志。
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった!
第1章 将の巻〜孫堅伝
民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。
第2章 王の巻〜孫策伝
父・孫堅が討ち死にした後、長男・孫策には領地もなく家来も数名しかのこらなかった。が、姿も気質も父ゆずりのはげしさを見せ、数年後、江東の小覇王とよばれるまでに……。
第3章 帝の巻〜孫権伝
孫策の弟・孫権は、やさしい気質の、どちらかというと戦国の大将にはふさわしくない若者。だが、兄が志なかばで倒れた後、真の平和を求めて知恵者・周瑜と呉国を建てる。
(装画:広瀬 弦)
※本書は、1990年に講談社より刊行された『呉書 三国志』全3冊を再構成し、新たに1巻にまとめたものです。
作者 | 斉藤 洋 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年03月28日 |
『三国志博奕伝』
作者 | 渡辺,仙州,1975- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年12月 |
『三国志 外伝』
作者 | 宮城谷,昌光,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年10月 |
『興亡三国志(1)改訂新版』
後漢末、霊帝の時代。黄巾賊の蜂起、董卓の暴政…。「乱世がくるぞ」若き曹操は身震いしながら思ったーー。〈乱世の英雄〉曹操を中心に、群雄たちが繰り広げる壮大なロマン! 文字が大きく読みやすい新版で登場。(解説/立間祥介)
作者 | 三好徹 |
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価格 | 1034円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年10月20日 |
『三国志(1)』
作者 | 三田村 信行/若菜 等+Ki |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2015年01月02日 |
『三国志姜維伝 : 諸葛孔明の遺志を継ぐ者』
作者 | 小前,亮,1976- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2014年12月 |
『三国志演義 (一)』
西暦220年、後漢王朝の崩壊後、群雄割拠の時代の中から魏、蜀、呉の三つ巴の戦いへと発展した。その約1000年後。複数の「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築してたのが、本書『三国志演義』です。中国文学に精通した訳者が、血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳した決定版です。
西暦220年、後漢王朝の崩壊により乱世が到来。やがて、その中から魏、蜀、呉の三国が生まれ、三つ巴の戦いへと発展していった「三国時代」は、陳寿による『三国志』(3世紀末)や『新全相三国志平話』(元の至治年間に刊行とされる)、芝居などの民間芸能の世界で、連綿と語られ続けてきました。そして、「三国時代」から約1000年後。いくつもの「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築して、現在知られる「三国志」物語のイメージを確立したとされるのが、羅貫中の白話(口語)長篇小説『三国志演義』です。
本書は、中国文学に精通した訳者が、その血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳しました。
全120話中、第1巻は、「黄巾の乱」の勃発による後漢王朝の危機到来から官渡の戦いまでの第30回分を収録。桃園で義兄弟の誓いを結ぶ劉備、関羽、張飛をはじめ、曹操や呂布、孫堅・孫策・孫権ら主要メンバーが登場し、群雄割拠の乱世の様相が描かれます。
作者 | 井波 律子 |
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価格 | 2321円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年09月11日 |
以上、三国志に関する歴史小説10作品を紹介いたしました。どの作品も魅力的なストーリー展開と、リアルな歴史背景を備えており、読み終わった後は一層、三国志に興味を持つことができることでしょう。それぞれの作品で描かれる武将たちの生き様や、政治のやりとりなど、歴史ファンはもちろん、小説や漫画に馴染みのない人でも楽しめる作品ばかりです。また、同じ三国志でも、作者の解釈や設定が異なるため、色々な作品を読み比べるのもおすすめです。三国志が生んだ数々の英雄や確執を、ぜひ一度小説や漫画で味わってみてください。
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