林業がわかる本 おすすめ6選
林業について深く理解するには、専門的な一面だけでなく日常的な面も学ぶことが大切ですよね。実際の作業風景を丁寧に描いたドキュメンタリースタイルの本から、林業者の日常生活や仕事の苦労を描いたリアリティ溢れる小説まで、林業の世界を幅広く知ることのできる本を6冊ピックアップしました。静かで深い森の中での仕事や生活、そしてその中で感じる喜びや苦悩を描いた作品は、林業に興味のある方はもちろん、日々の生活の中で新たな視点や気づきを得たいと思っている全ての方におススメです。これらの本を通して、林業の奥深さと魅力をぜひ感じてみてください。
『図解知識ゼロからの林業入門 : 育林 加工 流通 歴史 制度 森の活用』
作者 | 関岡,東生 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 家の光協会 |
発売日 | 2023年06月 |
『全部、山が教えてくれた—林業のこれから—改訂版』
日本の再生は林業の再生から恵み豊かな森林を明日へ繋いでいくために。半世紀以上森林整備・管理に携わってきた筆者が、林業が抱える諸問題と、将来への展望を語りつくす!山のプロが説く山林の魅力や楽しみ方も満載の一冊。私たちが暮らしている日本、その国土の3分の2は森林である。人類共有の財産である森林は木材などの林産物を供給するだけでなく、水資源のかん養、産地災害の防止、地球温暖化の防止、あるいは自然とのふれあいの場となるなど、私たちの生活と非常に密接な関係にある。その森林を支える林業従事者は平均年齢が52歳を超え、昭和30年から比較して約10分の一まで減少している。地主不在のまま放置・放棄される山林が増加するいま、林業を再生させ、豊かな森を未来に残す道とは。【目次】第一章 森林の本当の価値第二章 高学歴の人が就職してくるような林業に第三章 山で働くということ第四章 山の楽しみ方第五章 樹木の有効活用(特用樹・薬用樹)第六章 山の年中行事第七章 林業の未来と森林環境税巻末インタビュー 林業再生への道とは
作者 | 髙橋正二/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2023年09月25日 |
『「なぜ3割間伐か?」林業の疑問に答える本』
作者 | 藤森,隆郎,1938- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 全国林業改良普及協会 |
発売日 | 2015年02月 |
『小さい林業で稼ぐコツ 軽トラとチェンソーがあればできる』
「山は儲からない」は思い込み。自分で切れば意外とお金になる。そのためのチェンソーの選び方から、安全な伐倒法、間伐の基本、造材・搬出の技、山の境界を探すコツ、補助金の使い方まで楽しく解説。
パート1 自分で切れば意外とおカネになる編
初代モリ券長者は43年ぶりのUターン農家
シマントモリモリ団が始めた自伐型林業
<薪で売る>
山暮らしの術に薪販売あり
斧を使った薪割りのコツ
薪割り機の工夫
薪販売でいちばん大事な乾燥のコツ
薪を売るコツ
<木の駅で売る>
<木質バイオマス発電所で需要急上昇>
<短木も小径木も意外に売れる>
人に任せると1立法メートル、自分で切れば3100円
パート2 チェンソーを使いこなす編
装備とチェンソーの選び方/エンジン始動のコツ/疲れない姿勢と持ち方/玉切りをうまくやるコツ/目立てのカンドコロ/伐倒のコツ
パート3 小さい林業で稼ぐための基礎知識編
うちの山とのつきあいはどう変わってきたんだろう?
そもそもよくわからない林業のイロハ
<山の境界を知りたい>
山の探偵に聞くーーうちの山の境界を探すコツ
<間伐の基本を知りたい>
いつ、どんな目安で間伐すればいい?
<稼ぐためのコツを知りたい>
作業道づくりから始まる
1日3万円稼ぐ木の切り方ーー造材のコツ
自分で製材すれば丸太の4〜5倍で売れる
パート4 木を運ぶ道具・機械編
アルミブリッジと滑車があれば人力でここまで積める
トラクタで集材、積み込み
みんなが使ってる搬出道具・機械ってどんなの?
自伐型林業の広がりと就林支援
作者 | 農文協 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 農山漁村文化協会 |
発売日 | 2017年09月28日 |
『New 自伐型林業のすすめ』
作者 | 中嶋 健造 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 全国林業改良普及協会 |
発売日 | 2015年06月30日 |
『令和5年版 森林・林業白書』
作者 | 林野庁 |
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価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 全国林業改良普及協会 |
発売日 | 2023年07月25日 |
ここまで、林業という世界に深く触れるために僕が選び抜いたおすすめの本を6つ紹介してきました。どの作品も、林業の全貌を描き出し、その奥深さを教えてくれる素晴らしいものばかりです。一人一人の森の雄大さや林業に携わる人々の情熱、またそこに存在する様々な生態系を知ることで、私たちが普段当たり前のように享受している木材そのものへの見方も変わるでしょう。
しかし、ただ本を読むだけでなく、実際に自分の足で森を訪れ、自然を五感で感じることも大切です。まさにこの作品たちは、一歩を踏み出すきっかけを提供してくれるのです。特に林業に関心がある方、環境問題について考えるきっかけを探している方にとって、これらの作品は必読のものだと思います。
そして、最後に忘れてはならないのが、これらの本によって語られる林業の現場で働く人々の存在です。彼らの努力や汗によって続けられている森造り。それを理解することこそが、林業の本質を知ることに繋がるのです。
林業という一見ハードな世界が実はどれだけ繊細で奥深いものであるか、今回紹介した作品を通じて感じていただければ幸いです。林業を知ることで、一つ一つの木々を大切に思う心が育ち、地球環境に対する意識もさらに高まることでしょう。林業と向き合い、その魅力に気づくことで、きっとあなた自身の視野も広がることでしょう。
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