画家モネを知る本4選

モネの美しい絵画の世界に触れませんか?まず始めに、彼の生涯を描いた伝記小説です。解説付きで分かりやすく、モネの人生を深く理解できますよ。続いて、彼の作品が一堂に会する美術図鑑。色彩豊かな画像と詳細な説明が織りなす世界に、きっと心奪われるはず。第3に挙げたいのは、モネの絵画に登場する風景を探求する旅行記。現代の私たちにも訪れられる場所で描かれた絵画の背景には、どんな物語が?最後に、彼の創造性と格闘する姿を描いた漫画。画家としての情熱と挫折、その全てが詰まっています。
『図説 モネ「睡蓮」の世界』

美しいだけでは終わらない
モネの壮絶なるライフワーク、
「睡蓮」の真実を紐解く。
きらめく水面にたゆたう可憐な睡蓮の花ーー
ジヴェルニーに造成した庭を舞台とするモネの「睡蓮」は、
今も世界中の人々を魅了してやまない。
50代後半から約30年をかけて描かれた「睡蓮」は、
膨大な数にのぼる。
ひたすら光を追い、千変万化する水を見つめ続けたモネは、
いったい何を表現しようとしたのか。
自然に開かれたモネの眼がとらえたものとは?
最初期の作品から
晩年のオランジュリー美術館の大装飾画まで、
生々流転する「睡蓮」の真実を、
モネ研究の碩学が解き明かす。
すべての「睡蓮」とその関連作を集めた、永久保存版資料。
〈全308作品、完全収録!〉
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モネはひとつの眼にすぎない。
しかし何という眼だろう!
ーーセザンヌ
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【本書の特長】
◆モネの代表作「睡蓮」の歩み、制作の背景、作品の見どころを徹底解説。
◆全308作品の総目録を収録した永久保存的資料。
◆美術館や展覧会での「睡蓮」鑑賞がより楽しくなります。
Chapitre I 壮大なライフワークの始動
Chapitre II 日本の太鼓橋
Chapitre III 水面への没入
Chapitre IV 沈黙、そして制作再開
Chapitre V 「大装飾画」プロジェクトの始動
Chapitre VI 試行錯誤の日々
Chapitre VII 壁画
Chapitre VIII 「大装飾画」の完結
(コラム)
ジャポニスムと「睡蓮」
絵葉書で見るジヴェルニーの暮らし
セーヌ川の洪水とモネの庭
モネが描いた「睡蓮」の数、廃棄した数
白内障を乗り越えて……ほか
作者 | 安井 裕雄 |
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価格 | 4400円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2020年04月24日 |
『ジヴェルニーの食卓』

モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。19世紀から20世紀にかけて活躍した美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか。彼らとともに生きた女性たちの視点から色鮮やかに描き出す短編集。(解説/馬渕明子)
作者 | 原田 マハ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2015年06月25日 |
『リネア モネの庭で』

作者 | Björk,Christina,1938- Anderson,Lena,1939- ほか |
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価格 | 不明 |
発売元 | 世界文化社 (発売) |
発売日 | 2023年03月 |
『モネへの招待』

「睡蓮」で知られる印象派の代表的な画家・モネは、いつ、どの国に生まれ、何年生きて、どのような作品を遺したのか。モネが愛した女性、家族、友人とは? 作品を楽しむためのポイントだけでなく、モネの人生を懇切丁寧に説明します。美術鑑賞入門の決定版!◆画家モネの人生とその時代◆比べてわかる! モネを知るための10のKeyword01:家族の肖像 モネが描いたカミーユ 描かなかったアリス02:友人の画家たち 人物を風景の一部として描くモネと人物が主人公のルノワール03:先輩画家たち 海の波が追ってくるモネ04:日本からの影響 遠近法、画面の切り取り、浮世絵から受けた衝撃05:水辺の表現 水の質感を描く魔術師06:サロン当選作と落選作 滑らかな画面とテーマは歴史画07:印象派展 収益・動員数でモネの評価分析08:画商 画家を支えて描かせるデュラン=リュエル09:絵の価格 存命中に160倍以上値上がりした!10:表現の変化 晩年の作品は抽象表現へと移行◆モネの生きた時代その時世界は?◆モネに会いに行った日本人たち◆積みわらGallery◆ モネの雪景色◆理想郷ジヴェルニー◆いちばんやさしい「睡蓮」鑑賞(青い日記帳×安井裕雄)◆ 印象派誕生の歴史◆モネの素顔01:モネをめぐる人たち02:美意識の強い浪費家03:画題を求める旅と引っ越し◆monet's TOPICS01:モネの最高落札金額は?02:日本で会えるモネ作品03:モネ本紹介
作者 | 朝日新聞出版 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2021年03月19日 |
以上、画家モネを知るための4つの本をご紹介いたしました。モネは、自然や風景の美しさを、色と光の音色だと感じた天才画家であり、その画風は今もなお、世界中の人々を魅了して止まない。それぞれの本が、モネの人間性や作品について、異なる視点から解き明かしてくれています。本の選び方一つとっても、モネという人物とその作品に対する興味や探求心というものは、人それぞれ違うかもしれません。しかし、それはとても素晴らしいことです。
ここで紹介した4つの本を読むことで、モネの美術の世界、彼の感性や生き方、そして彼が追い求めたものが何だったのかを理解する手助けになれば幸いです。そして、モネが見つめた風景の美しさ、色彩へのこだわり、光の描写の豊かさを、改めて身近な風景に想像してみてください。日々の生活の中で見過ごしていた美しさに気づくかもしれません。
最後に、モネの作品を直接鑑賞することで、その全体像を味わう、その色使いや筆使い、その生き生きとした表現力を実感することができます。そして、これらの本があなたのモネへの理解や感動を深める一助になることを願います。アートは世界を美しく、豊かにする力があります。モネの作品を通じて、その力を体感してみてください。
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