伊藤若冲を知る本 おすすめ8選 江戸時代の画家

伊藤若冲、聞き覚えのあるこの名前は、まさしく江戸時代の一世を風靡した大画家のこと。彼の描く美しさや個性溢れる作品群に触れることで、心が震えること間違いなしです。ゆっくりと時間をかけて、彼の人生や作風を深く知ることができる作品が今回のおすすめ8選です。画家としての才能だけでなく、その生き様も含めて伊藤若冲を感じられる本達。郷土の自然や生き物からヒントを得て、かつてないスタイルを生み出した彼の世界観に触れてみてください。初めての方も、既にファンの方も満足できるラインナップとなっております。
『若冲への招待』

作者 | 朝日新聞出版 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2016年04月 |
『もっと知りたい伊藤若冲改訂版 生涯と作品』

若冲の斬新で個性的な主要作品を選び、生涯に沿って配列し、さまざまな角度からの適切な解説を入れ、その魅力を解き明かす。
これまで若冲は異端の画家としてとらえられてきて、美術史の中でも十分な評価を得ていない傾向にあった。むしろ東アジアの花鳥画の歴史においてもはずすことができない存在であり、同時代の文献からも18世紀の京都画壇はきわめて創造的な場で、若冲は決して孤立した存在ではなかったことがわかる。本書は正しく若冲を知ってもらうための最適な入門書である。
作者 | 佐藤康宏 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2011年07月 |
『異能の画家伊藤若冲』

作者 | 狩野,博幸,1947- 森村,泰昌,1951- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年01月 |
『奇才絵師・伊藤若冲の謎 : カラー版』

作者 | 小林,忠,1941- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2022年12月 |
『よみがえる天才1 伊藤若冲』

私は理解されるまでに1000年の時を待つ――江戸の鬼才が遺したこの言葉が秘める謎に、最新の研究と迫力のカラー図版で迫る、妖しくも美しい美術案内。
作者 | 辻惟雄/著 |
---|---|
価格 | 1000円 + 税 |
発売元 | 筑摩書房 |
発売日 | 2020年04月08日 |
『知られざる日本に眠る若冲【完全保存版】』

作者 | 狩野 博幸 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | エクスナレッジ |
発売日 | 2017年11月22日 |
『日本の美をめぐる 伊藤若冲』

伊藤若冲の代表作が手頃な価格で楽しめる
2002年4月に創刊した、小学館ウイークリーブック『日本の美をめぐる』全50巻のなかから、「驚異のまなざし 伊藤若冲」を、若冲コレクションで名高い「プライスコレクション展」開催に合わせて、小学館アーカイヴスの一冊として再刊いたします。近年の若冲ブームを受けて、刊行当時も売行き好調であった一巻でしたが、アーカイヴス化することで、いつでも手に入れることが可能になります。本巻には、伊藤若冲畢生の大作『動植綵絵』の主要作品をはじめ、『仙人掌群鶏図襖』『石灯籠図屏風』『菜蟲譜』『乗興舟』など、多彩な画歴全般の代表作を網羅し、収載総数は40点を超えます。「若冲ものがたり」など、生涯にまつわる話も掲載していて、コンパクトな体裁ながら、若冲を十全に楽しむ事ができる内容を備えています。若冲作品集にも引けをとらない、アーカイヴスの名に恥じない充実した内容の一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
2013年3月1日より、東日本大震災復興支援特別展として、若冲コレクションとして、つとに知られる「プライスコレクション」展(展覧会タイトルは「若冲が来てくれました」)が、仙台を皮切りに、岩手、福島で開かれます。この企画は、この展覧会開催に合わせての刊行となります。
作者 | 小学館 |
---|---|
価格 | 628円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2013年02月15日 |
『若冲』

《動植綵絵》全30幅をはじめ有名作品を網羅した図版150点以上!今回増補した《象と鯨図屏風》には文庫ならではの仕掛けが。若冲の魅力を世に知らしめた第一人者による伝記、画歴から画論、若冲派まで、一冊で丸ごと網羅。好きにならずにいられない、若冲の秘密に迫る作品解説。ファンにはうれしい印譜解説(新発見の印譜を増補)、年表まで、小さな判型にメガ盛「若冲」!
《動植綵絵》全30幅をはじめ有名作品を網羅した図版150点以上!
今回増補した《象と鯨図屏風》には文庫ならではの仕掛けも。
若冲の魅力を世に知らしめた第一人者による解説で
伝記、画歴から画論、若冲派まで、一冊で丸ごと網羅。
好きにならずにいられない、若冲の秘密に迫る作品解説。
ファンにはうれしい印譜解説(新発見の印譜を増補)、年表まで、
小さな判型にメガ盛「若冲」!
一 伝記と画歴
第一期 画風形成時代
第二期 画風昂揚時代
第三期 画風円熟時代
第四期 画風晩成時代
二 若冲画小論
若冲と明清画
若冲と写生
若冲と「奇」
三 印譜解説
四 若冲派について
図版解説
文献
若冲年譜
図版目次
作者 | 辻 惟雄 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年10月10日 |
さて皆さん、いかがだったでしょうか。今回は伊藤若冲に焦点を当て、その魅力や生涯を描いた作品8選をご紹介しました。江戸時代の画家でありながらも、常に既存の枠を超えて新しい風を吹き込んだ若冲の生き様は、現代に生きる我々にも様々なヒントを投げかけてくれると思います。
若冲の世界観は、独特でありながらもどこか親しみやすい。その一部を知ることができるこの8作品は、たとえ若冲の作品を最初に触れる方でも、その魅力にきっと引き込まれることでしょう。毎日の生活の中で出会うさまざまな動植物が、彼の目を通すことで全く違った角度から見えてくる。それはまるで、我々の知っている世界に新たな色彩を加えてくれるかのよう。
また、若冲の作品はその美しさだけではなく、どんな困難にも屈しない彼自身の生き様からのメッセージにも溢れています。簡単には順調にいかない生活環境を乗り越え、困難の中でも自らの道を見つけようとした彼の姿勢には、現代社会に生きる我々も学ぶべきことがたくさんあると思います。
読むことで若冲の世界と人生に触れることが出来る今回の8作品。それぞれが異なる視点から、一人の画家の息吹を描き出しています。いずれも鮮やかな色彩と奥深いストーリーが魅力的な作品ばかりです。
もし今回ご紹介した作品の中でひとつでも興味を持ったなら、ぜひ一冊手にとってみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見があることでしょう。今回のみならず、今後も素敵な作品をたくさんご紹介していきますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。それではまた次回、ご覧いただきありがとうございました。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。