大阪をテーマにしたエッセイ おすすめ8選
大阪の魅力を存分に感じられるエッセイをご紹介します。大阪人のユーモラスな日常生活を描く作品から、ビジネスマンや学生の視点から描かれた街の魅力、先述したことのない名所を紹介するエッセイ、生粋の大阪人が綴る地元愛あふれる作品まで、多様な角度から大阪を楽しむことができます。お笑いやグルメなど大阪ならではのエッセイも盛りだくさん。また、新たな発見があるかもしれない、地元民から観光客まで楽しめるラインナップとなっています。大阪を知り尽くした人も知らない人も、これらのエッセイはきっとあなたの大阪愛を高めてくれるでしょう。
『街場の大阪論 : Get up stand up,Osaka!』
作者 | 江,弘毅,1958- |
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価格 | 不明 |
発売元 | バジリコ |
発売日 | 2009年03月 |
『「それから」の大阪』
大阪は「密」だからこそ魅力的だった。
そんな大阪の町はこれから変わってしまうのか、それとも、変わらないのか──。
2014年に大阪に移住した著者が「コロナ後」の大阪を歩き、人に会う。
万博開催予定地、40年の営業に幕を下ろす立ち飲み店、閑散とした道頓堀界隈、自粛要請に振り回される屋台店主、ベトナムに帰れず大阪で1年以上を過ごすアーティスト、町を練り歩くちんどん行列、新世代の大衆酒場、365日朝6時から営業する銭湯、ド派手な巨大看板をつくる工芸店……。
非常時を逞しく、しなやかに生きる大阪の町と人の貴重な記録。
【目次】
第1章 天満あたりから歩き始める
第2章 万博開催予定地の「夢洲」を遠くから眺める
第3章 大阪の異界「石切さん」は“西の巣鴨"か
第4章 西九条の立ち飲み「こばやし」最後の日々
第5章 コロナ禍の道頓堀界隈を歩く
第6章 屋台も人も消えた、今宮戎神社の「十日戎」
第7章 夢の跡地「花博記念公園」の今
第8章 船場の昔と「船場センタービル」
第9章 中止と再開を繰り返す四天王寺の縁日
第10章 ベトナムに帰れぬ日々を過ごすアーティスト
第11章 緊急事態宣言明けの西成をゆく、ちんどん行列
第12章 “自分たち世代の大衆酒場"を追求する「大衆食堂スタンドそのだ」
第13章 朝6時から365日営業し続ける銭湯「ユートピア白玉温泉」の今
第14章 道頓堀を立体看板でド派手に彩る「ポップ工芸」
【著者プロフィール】
スズキナオ
1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。ウェブサイト『デイリーポータルZ』などを中心に散歩コラムを執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(スタンド・ブックス)、『関西酒場のろのろ日記』(ele-king books)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)など。酒場ライター・パリッコとの共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)などがある。
作者 | スズキナオ |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年02月17日 |
『正しい大阪人の作り方』
作者 | わかぎ,えふ,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2010年05月 |
『大阪の神々』
大阪には「神様」があふれている。勝っても負けても愛され続ける阪神タイガース、婦女子の憧れを一身に集めるタカラジェンヌ、商人の心を支える戎っさん、家庭の守護神としてのおかん、ボケとツッコミのDNAをばらまく吉本&松竹新喜劇…。そんな神々に魅了される大阪人のおかしな日常を、あふれる愛とするどい観察眼で描きだす“ナニワ解体新書”。
作者 | わかぎえふ |
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価格 | 565円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2003年08月 |
『大阪五十音散歩』
クセは強いが憎めない個性的な人々、今はなくなってしまったライブハウス、ノスタルジックでどこかおかしい大阪の街。ナニワのヴォーカリスト・吉村ビソーと旅してみませんか?
作者 | 吉村ビソー |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | パレード |
発売日 | 2020年11月25日 |
『大阪の女はえらい (光文社知恵の森文庫)』
作者 | 森 綾 |
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価格 | 440円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2018年08月31日 |
『大阪的』
どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!
作者 | 江弘毅/津村記久子 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | ミシマ社 |
発売日 | 2017年03月 |
『大阪おもい』
作者 | 坪内祐三 |
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価格 | 2501円 + 税 |
発売元 | ぴあ |
発売日 |
さて、今回は「大阪をテーマにしたエッセイ」を8つご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか。それぞれの作品を通して、大阪の魅力や深みを感じていただけたことと思います。色鮮やかな食事や人々の優しさ、一見すると荒々しいけど心地良い関西弁、そして深く、厚い文化や歴史……それらが紡ぎ出す大阪のエネルギーを、エッセイの形で伝えようという作家の方々の熱意を、ぜひあなたの心で感じてみてください。
もし、これから大阪に行く予定がある方や、大阪に興味が出てきた方、あるいは「しっかり大阪を知る!」という方へ、今回紹介したエッセイは得がたい一冊になるでしょう。もちろん、大阪の生まれ育ち、または現在も大阪に住んでいる方にとっても、日々の随所で見つけられる馴染み深い風景や、そこに暮らす人々の暖かさを改めて認識できる良い機会になること間違いありません。
大阪といえば、ユーモラスで親しみやすいイメージがありますが、その一方で、地元への熱い思い、頑固で誠実な素顔、そして何より、人々の信念と存在感が息づいていることを改めて感じていただけたら幸いです。散りばめられたエピソードから、作者の目線で見た“リアルな大阪”を堪能してみてくださいね。
最後に、エッセイを読むことで、あなた自身が大阪への新たな視点を持つきっかけになったらと思います。これらの作品が、巡り合うべき人々に巡り合い、新たな大阪の魅力を発見し、その土地を深く愛するきっかけになれば何よりです。「大阪をテーマにしたエッセイ」、是非ともあなたの日常の一部に取り入れてみてくださいね。
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