言葉の園のお菓子番シリーズ読む順番まとめ(5冊)
"言葉の園のお菓子番"シリーズは、甘美さと切なさが絡み合った独特な世界が広がる作品で、一度読むと忘れられない魅力が詰まっています。5冊が出ているこのシリーズ、どの順番で読むべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、その読む順番をお伝えします。まず始めに、主人公の少女が夢見た美しい世界が描かれた1作目。その後は、少女が過ごす日常と言葉の力について追求した2、3作目。続けて読むことで少女の人間性が深まり、世界観が広がります。4作目では一転、美しいがやや陰のある物語が展開。ラストの5作目では全てが結びつく、感動的な結末が待っています。
お話の世界に触れる順番を間違えなければ、異彩を放つこのシリーズを存分に満喫できること間違いなし。ぜひ、じっくりと時間をかけてお楽しみください。
『言葉の園のお菓子番 見えない花』
書店員の職を失い途方に暮れる一葉が出合ったのは、言葉と言葉が深いところでつながり連なる「連句」という不思議な場。前の句に寄り添いながら変化していき、あたらしい世界へと至る連句の体験を通して、一番にならなくてもいい自由で豊かな居場所を得た一葉は自分のペースで歩き始めるー。亡き祖母から受け継いだ豊かで穏やかな縁、書店での経験からはじまった思わぬ依頼…。おぼろげに見えてきた未来へと一歩を踏み出す勇気が胸に満ちてくる、かけがえのない物語。
作者 | ほしお さなえ |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2021年03月12日 |
『言葉の園のお菓子番 孤独な月』
第一話 しあわせの味
第二話 砂を吐く夜
第三話 生を謳歌す
第四話 旅人の本
第五話 なんじゃもんじゃ
第六話 孤独な月
作者 | ほしお さなえ |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2021年10月09日 |
『言葉の園のお菓子番 森に行く夢』
『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く大人気シリーズ第三弾!
亡き祖母に導かれるように連句会・ひとつばたごに通いはじめた一葉は、その縁から再び書店員の職を得る。連句会に参加して一年、ブックカフェに勤めて四か月。
新しい出会い、トークイベント、日々の小さな挑戦の積み重ねのなかで、何かをはじめること、選び取ることの大切さと豊かさが見えてきて──。
まるで人生のように、出会いと選択によって行き先が変わる連句の体験が、競うのでも正解を目指すのでもない未来へと一葉を誘っていく。
微かな変化の予感が静かに胸を震わせる感動の人気シリーズ、待望の第三弾!
ビギナーズラック
たんぽぽの綿毛のように
森に行く夢
句の心
どこまでも飛ぶ
まぼろしの店
作者 | ほしお さなえ |
---|---|
価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2022年08月10日 |
『言葉の園のお菓子番 復活祭の卵』
『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く、
癒しと再生の予感に満ちた感動の人気シリーズ、第4弾!
『活版印刷三日月堂』などのヒットシリーズを手掛ける著者が、出会い、言葉、繋がること、喪失と再生、成熟をテーマに描く、「言葉の園のお菓子番」シリーズ4巻。
亡き祖母が通っていた連句会・ひとつばたごに出合い、その縁から再び書店員としてブックカフェで働きはじめて一年弱。本と人を繋げるイベントの企画や連句大会への参加を通して、主人公・一葉は初めてのことや不安なことに向き合い、ゆっくりと、確実に、ひとつひとつを乗り越えていく。
そんななか、連句会のメンバーから、主宰・航人の過去と関わるある人物の情報がもたらされ──。
人と人が深くつながることが難しくなりつつある昨今、穏やかで深いつながりをもたらす「連句」という場を舞台に、職を失ったもと書店員の20代後半の女性主人公が、自分に何ができるのか、何がやりたいのかを問いながら、さまざまな人と出会い、その縁に導かれながら未来へ進んでいく姿が共感を呼び、勇気をもらえるストーリー。
温かな読み味にほろりとさせる描写が溶け込んだ、優しく穏やで前向きな物語6話で構成された連作集。
変化しながら前へ進み、後ろには戻らない連句のルールとシンクロするように、迷いながら進む道の先は新しい出来事や出会いへと繋がり、過去の痛みはいつしか豊かな可能性へと変わっていく。
温かな共感と勇気が胸に満ちる感動の人気シリーズ、待望の最新巻!
耳を動かす
母の形の影
ひとすじの道
おもいで糸巻き堂
抜けない棘
復活祭の卵
作者 | ほしお さなえ |
---|---|
価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2023年09月09日 |
『言葉の園のお菓子番. [5]』
作者 | ほしお,さなえ |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2024年05月 |
全5巻のこのシリーズは、一冊一冊がちゃんと物語が完結していますので、好きなところから読んでいただいても全く問題ありません。ただ、全体を通して読むことで、登場人物たちの成長と深まる絆を感じ、さらに一緒に泣き、笑い、時には考える喜びを味わっていただけます。
特にシリーズの中盤では、読者自身も登場人物と一体になるように、平穏な一日が続く日常と、それを変える出来事が入り絣じられています。ページをめくるごとに緊張感が高まり、時には思わず笑ったり、涙したりするような描写に、作品の世界に引き込まれます。
また、最終巻では全ての物語が一つに繋がり、お話の核心に触れるシーンがあり、込み入った心情描写が見事に描かれていることでしょう。読み終えたときの感動とこの作品に出会えた喜びを共有できることを、心から願っています。
シリーズを順番に読むことで見えてくる、様々な感情やそれぞれの物語の結びつきがあります。その全てがこの作品の魅力であり、読めば読むほど新たな発見があることをお約束します。
この素晴らしい作品は、どの世代でも楽しむことができ、一冊を読み終えるたびに、きっと新たな世界が広がることでしょう。五感を刺激するような描写と、感情移入しやすいストーリー展開によって、あなたの心に深く刻まれること間違いなしです。その思い出を大切に、そしてまた新たな発見があるたびに、この話を読み返してみてください。きっとあなたの何かを満たしてくれる一冊であることを、私たちは信じています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。