恐るべき獣害!羆の恐怖を描いた本10選

おっと、冒頭からドキドキさせますね。ここでは羆、つまり熊という獰猛な生物が描かれた作品たちを紹介しますよ。まるでその場にいるかのようなリアルな描写、恐怖と興奮が胸に迫る物語…血沸き肉躍ること間違いなしです!本格的なアウトドア派はもちろん、日常から一歩踏み出した冒険が好きな方にもオススメですよ。身近に感じられる野生の恐怖と、それに立ち向かう人間の強さを感じられる作品も。ドキュメンタリー風のノンフィクションから、見事な想像力を駆使したフィクションまで、熊と人間の壮絶な闘いを描いた作品を是非、ご堪能ください。
『羆嵐(新潮文庫)』

作者 | 吉村昭 |
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価格 | 624円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2013年03月01日 |
『異形のヒグマ : OSO18を創り出したもの』

作者 | 山森,英輔,1982- 有元,優喜,1996- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2025年02月 |
『羆吼ゆる山』

“赤毛”“銀毛”と呼ばれ恐れられた巨熊
熊撃ち名人と刺し違え、命を奪った手負い熊
アイヌ伝説の老猟師と心通わせた“金毛”
夜な夜な馬の亡き骸を喰いにくる大きな牡熊
熊ニモ負ケズーー戦前の日高山脈、人間と熊の果てなき死闘
河崎秋子氏(直木賞受賞『ともぐい』著者)、推薦!
一瞬、体が硬直し、息が止まった。眼前わずか三十センチほどのところに、らんらんと光る目と開いた真っ赤な口、白い牙があった。ウオーッと一声吼えて、その牙が目に突き刺さるように迫り、なま温かい息が顔をなぜた。
(本文より)
戦前〜戦後の北海道の奥地、羆の気配を身近に感じ暮らしていた人間と羆との死闘の物語。
父から狩猟の手ほどきを受けた今野少年と羆との対決、近所に住む兄弟・七郎と八郎が羆と繰り広げた修羅場、羆撃ち名人の命を奪った手負い熊の恐怖、アイヌ伝説の猟師・仙造と「金毛」という羆との交流。
長らく絶版になっていた、戦慄みなぎる名著の復刊。
解説/河崎秋子(直木賞受賞『ともぐい』著者)
■内容
1 出会いと別れ 父は走った/舞茸採り/羆、馬を襲う/暗闇の音/血の跡/仔連れの羆/涙の川
2 撃つ 少年猟師/待ち伏せ/手負い熊/横取り/追跡/山の神様/窮地脱出/猟犬、帰らず/対決
3 アイヌの猟師 金毛/風雪/猟師
4 流転 暗い春/睨み合い/炭鉱の熊騒動/離散/熊ニモ負ケズ
解説 河崎秋子
作者 | 今野 保 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 山と溪谷社 |
発売日 | 2024年10月16日 |
『OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日』

藤本さんは私の釣友達で昔から羆のことは追いかけていた。そしてついにこんな本まで。これは読むべし。--夢枕獏(作家)
2019年夏、北海道東部で、牛を次々と襲う謎のヒグマが確認された。捕獲に乗り出したハンターたちの数年に及ぶ闘いを描く。
<目次>
プロローグ
第一章二〇一九年・夏 襲撃の始まり
第二章 二〇二一年・秋 追跡開始
第三章 二〇二二年・残雪期 知られざる襲撃
第四章 二〇二二年・夏 知恵比べ
第五章 二〇二二年秋 咆哮
第六章 二〇二三年・春 異変
第七章 二〇二三年・夏 「OSO18」の最期
「OSO18」とは何だったのか?
あとがき
プロローグ
第一章二〇一九年・夏 襲撃の始まり
第二章 二〇二一年・秋 追跡開始
第三章 二〇二二年・残雪期 知られざる襲撃
第四章 二〇二二年・夏 知恵比べ
第五章 二〇二二年秋 咆哮
第六章 二〇二三年・春 異変
第七章 二〇二三年・夏 「OSO18」の最期
「OSO18」とは何だったのか?
あとがき
作者 | 藤本 靖 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2024年07月11日 |
『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち (イースト新書)』

作者 | 田中淳夫 |
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価格 | 851円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2020年10月29日 |
『慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』

1915年12月、北海道苫前村の開拓地に突如現れた巨大なヒグマは、一軒の民家に押し入り、阿部マユと預かり子の幹雄を惨殺。村人たちは恐怖に震えながらも、ヒグマ退治に乗り出すが、冬眠しそこねて“穴持たず”となり凶暴化したヒグマは、悪魔のような知恵を働かせて、村人たちを次々と牙にかけていくーー。
死者8名という世界的にみてもヒグマによる食害事件としては類をみない最悪の惨劇となった「三毛別(さんけべつ)事件」の全貌を、生存者たちへの貴重な証言をもとに描き出す戦慄のノンフィクション。文庫化にあたり、著者の『ヒグマそこが知りたい 理解と予防のための10章』より、著者自身のヒグマとの遭遇事件、さらに福岡大学ワンゲル部の日高山系におけるヒグマ襲撃事件、写真家・星野道夫氏の事件など別のヒグマによる食害事件を検証した二章を特別収録!
作者 | 木村 盛武 |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2015年04月10日 |
『羆撃ちのサムライ(1巻)』

箱館戦争の敗残兵が遊楽部の深い森で新たな人生を歩む再生の物語
明治二年、北海道がまだ蝦夷と呼ばれた頃。箱館戦争で新政府軍に敗退した旧幕府軍の伍長・奥平八郎太は、兄の喜一郎そして戦友の佐吉とともに、箱館のはるか北の遊楽部の森に落ち延びる。深手を負い衰弱する八郎太と佐吉は、このまま犬死にしても意味はないと兄一人を逃がす。だが、その直後に300kg超の巨大な羆(ヒグマ)に襲われてしまう。羆に殴られ森の中で昏倒していた八郎太は、羆撃ちを生業とする元庄内藩士・鏑木十蔵に救われ……すべてを失った敗残兵が北の大地を舞台に羆撃ちとして再生するビルドゥングスロマン。
作者 | 本庄 敬/井原 忠政 |
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価格 | 750円 + 税 |
発売元 | リイド社 |
発売日 | 2022年10月27日 |
『神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史』

「ヒグマの聖地」である北海道に流入していった人間たちとヒグマとの凄絶な死闘をもとに、近代化の歪み、そして現代社会の矛盾を炙り出す。
膨大な資料から歴史に埋もれた戦前のおびただしい北海道の人喰いヒグマ事件の数々を発掘し、なぜヒグマは人を殺すのか、人間はヒグマや自然に何をしてきたのか、という問いを多角的に検証する労作!
北海道で幕末以来に発生した人喰いヒグマ事件をデータ化し、マッピングした「人食い熊マップ」も掲載!
(目次
序 章 歴史に埋もれた人喰い熊〜上川ヒグマ大量出没事件
第一章 明治初期の人喰い熊事件〜石狩平野への人間の進出
第二章 鉄道の発展と人喰い熊事件〜資本主義的開発とヒグマへの影響
第三章 「枝幸砂金」と人喰い熊事件〜ゴールドラッシュの欲望と餌食
第四章 凶悪な人喰い熊事件が続発した大正時代〜三毛別事件余話と最恐ヒグマの仮設
第五章 軍事演習とストレスレベルの関連性〜大正美瑛村連続人喰い熊事件
第六章 受け継がれる人喰い熊の「DNA」〜北見連続人喰い熊事件
第七章 十勝岳大噴火〜天変地異とヒグマの生態系との関連
第八章 炭鉱開発と戦中戦後の人喰い熊事件〜封じ込められたヒグマの逆襲
第九章 樺太〜パルプ事業の拡大と戦慄の「伊皿山事件」
おわりに 現代社会にヒグマが牙を剥きはじめた
作者 | 中山 茂大 |
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価格 | 2420円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2022年11月10日 |
『シャトゥーン ヒグマの森』

マイナス40度も珍しくない極寒の北海道・天塩研究林。そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。そこへ雪の中を徘徊する体重350キロ、飢えて凶暴化した手負いの巨大ヒグマ、“シャトゥーン”ギンコが襲いかかる!次第に破壊される小屋。電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことは出来るのか!?第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作の文庫化。
作者 | 増田俊也 |
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価格 | 618円 + 税 |
発売元 | 宝島社 |
発売日 | 2009年06月 |
『クマ撃ちの女 1巻: バンチコミックス』

作者 | 安島薮太 |
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価格 | 634円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2019年07月09日 |
それでは、あなたもこれらの作品を手に取って、リアルなブラウンベアとの遭遇にハラハラドキドキ、またその生態について深く知ることで、恐怖だけではなく、彼らが持つ命の価値や大自然との共生への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
暮らしを共にする野生動物に対する恐怖やリスペクトは、私たち人間にとって一種の原初的な感情です。それは野生動物たちが持つ、力強さや美しさ、そしてときに残酷さからくるのでしょう。それを描く作品は、私たちに自然界の厳しさと美しさ、そして生命の尊さを改めて認識させてくれます。
また、これらを通して人間の生き方や思考を問い直すきっかけにもなるでしょう。名だたる作家たちが描き続ける「獣」に対する「恐怖」が、私たちを考えさせ、感じさせ、動かす力を持つことに、ぜひ触れてみてください。
そしてまた、リアルな羆の存在を思い出し、我々が生活する社会や環境が実はどれだけの多様性を持つ生物に支えられているのかを感じ取れるといいですね。それが小説や漫画を通じてであるからこそ、一層深く心に残るのではないでしょうか。
いずれにせよ、羆という恐るべき生物と向き合うことで、私たちの視野は確実に広がり、より豊かな世界を経験することができます。この記事をきっかけに、あなたが新たな世界との出逢いを楽しめますように。身近な本屋やウェブストアで、あなたの手に取った一冊が、あなた自身の新たな冒険の始まりとなりますように。
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