不妊治療がテーマの本10選

子供が欲しいけれど、なかなか叶わないカップルの深い悩みを、精神的ストレスや夫婦の関係性、社会の圧力などさまざまな角度から描く作品が今回の10選です。現代では不妊治療が当たり前の時代になり、誰もが経験するわけではないけれど、身近なテーマとして描かれています。それぞれの作品が、どう向き合い、どう乗り越えていくのか、出産に至るまでのストーリーを描いた小説や漫画になります。詩的な表現で心情を描く作品や、リアリティあふれる描写で迫る作品など、様々です。この挑戦を通じて人間の強さや優しさを描き出した作品ばかり。心温まるエンドもあれば、現実を突きつけられるものも。その中からきっと、自分に寄り添う一冊が見つかりますよ。
『ひなこの39歳からはじめる不妊治療日記』

高齢でも子どもは諦めたくない!子供を授かるまでの4年間の記録をつづったコミックエッセイ。
作者 | 佐木ひなこ/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 彩図社 |
発売日 | 2016年09月27日 |
『胚培養士ミズイロ = Embryologist MIZUIRO. 1』

作者 | オカザキ,マリ,1967- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年02月 |
『私が不妊治療をやめたわけ (コミックエッセイの森)』

作者 | 海原こうめ/桜井明弘 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2018年12月13日 |
『不妊治療1800日〜入院、闘病を経て39歳で二児の母になりました!〜』

「結婚したら子供ができる」は当然じゃない。
治療としての妊娠を目指した5年間の実録エッセイ!
約2年の婚活を経て32歳で結婚したものの、
待てど暮らせど妊娠する気配がない!?
妊活をするも、効果もないままさらに8カ月。
作者 | 藤本ハルキ |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 海王社 |
発売日 | 2022年01月08日 |
『妊活マンガ 不妊治療体験記 「ロード・オブ・ザ・ベビー」~すぐに妊娠できると思ってました編~』

作者 | まんぼう |
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価格 | 891円 + 税 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2021年08月23日 |
『朝が来る』

長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地。
河瀬直美監督も推薦!
このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。「解説」より
作者 | 辻村 深月 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2018年09月04日 |
『求めよ、さらば(1)』

理想の夫だったあの人は、私を、愛してはいなかったーー。
三十四歳、結婚して七年、子供なし。夫には、誰にも言えない秘密がある。
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翻訳家として働く辻原志織は、三十四歳。五年の交際を経て、結婚をした夫の誠太は、友人から「理想の旦那」と言われ、
夫婦生活は安定した温かさに満ちていた。ただひとつ、二人の間に子どもがいないことをのぞいては。あるとき、志織は誠太のSNSに送られた衝撃的な投稿を見つける。
自分の人生に奥さんを利用しているんですね。こんなのは本当の愛じゃないです。
二週間後、夫は失踪した。残された手紙には「自分は志織にひどいことをした、裏切り者だ」と書かれていてーー。
作者 | 奥田 亜希子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年12月24日 |
『いるいないみらい』

作者 | 窪,美澄 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年04月 |
『あしたの名医 伊豆中周産期センター』

産婦人科医の北条衛は、伊豆中央病院に異動を命じられた。予期せぬ都落ち、しかも鬼の老教授が医局を支配していると聞く。着任早々、その教授と手術を行うはめになった衛。彼は、地域の命の砦を守る重責を感じつつ、個性ゆたかな先輩医師に学びながら成長してゆく。激務に疲れた衛に活力を与えるのは、伊豆半島の海と山の幸だった。現役医師が描く、興奮と感動の医学エンターテインメント。
作者 | 藤ノ木 優 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年09月28日 |
『不妊治療、やめました。 ふたり暮らしを決めた日』

突然の子宮内膜症手術、度重なる人工授精、流産…。10年間に及び不姓治療の末、最後に選んだのは「ふたりで生きていく」こと。手塚治虫の愛弟子・堀田あきおと妻・かよが今、日本に“夫婦の絆”を問いかけるー。今年一番泣けるコミックエッセイ。
作者 | 堀田あきお/堀田佳代 |
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価格 | 1047円 + 税 |
発売元 | ぶんか社 |
発売日 | 2011年05月 |
それぞれ異なるキャラクターとその視点を通して、語られる不妊治療のテーマ。肩に力が入りがちなこの問題を、読み手が身近に感じられるような形で描いている作品達は、読む人それぞれに違った気づきや共感を与えてくれます。悩み、葛藤し、学び、晴れやかに進んでいくキャラクター達の姿を見つめることで、読者自身が新しい視点を持つきっかけを作ることができるでしょう。
我々が普段気づかない日常の中の現象を丁寧に追求し、考察し、理解しようと努力する作品群であり、それぞれが問い直す価値のあるテーマを持っています。人間の弱さと強さ、葛藤と希望、人間関係の優しさと痛み、それらがこれらの作品を通して伝わってくることでしょう。
また、不妊治療という共通のテーマを持ちつつも、登場人物達の年齢や立場、生き方が異なり、それぞれの視点や感じ方を理解することで、より深く、広い視野で問題を捉えることができます。
全ての作品に共通して言えることは、不妊治療についての誠実な探求が描かれているということ。それは、身体的、心理的な側面だけでなく、社会的な側面にも拡がります。読むことで、実際に治療を経験した人たちの生の声を垣間見ることができ、また、自分自身の想像力を刺激することにも繋がります。
これらの作品を読むことで、多くの人々がこの問題について理解を深め、全てのカップルが子供を持つことができる社会を目指すきっかけとなることを願っています。そして、作品を通じて得られた知識や気づきが、困難を抱えている誰かの力になることを心から祈っています。今回紹介した作品たちが、あなた自身の問いかけや人生観を豊かにする一助となれば幸いです。
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