戦争の功罪を知る漫画10選

一筆伝えたくなる戦争の描写が刺激的な漫画10選をご紹介します。それらは、名誉と捧げられる命の狭間、人間の業と希望を描き出しています。戦争の苦境に立つ人々の姿、狂気と道徳の狭間。それらが読者に突きつけるのは、戦争の非情さと人間の弱さだけではありません。胸を締め付ける悲劇がありながら、その中で見える勇気、希望、友情、愛情に心が震えます。戦場を駆ける者、待つ者、戦う者、逃げる者。そんな彼らを描いた作品たちは、戦争の恐怖とともに真実の人間像を浮かび上がらせてくれます。程よく親しみやすいですます調で綴られた我々のヒューマンストーリーを、ぜひお手元でご覧ください。
『戦争は女の顔をしていない 1』

作者 | Aleksievich,Svetlana,1948- 小梅,けいと 速水,螺旋人,1972- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年01月 |
『アドルフに告ぐ 1』

作者 | 手塚,治虫,1926-1989 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2009年01月 |
『乙女戦争ディーヴチー・ヴァールカ 1』

作者 | 大西,巷一 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2014年01月 |
『この世界の片隅に【新装版】(上)』

主人公・すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。だが、昭和18年から描かれる一日一日を確かに健気に生きていく。広島県の軍都「呉」を舞台にした、戦中を生きる小さな家族の物語。アニメ映画の大ヒットも記憶に新しい名作が令和に新装版で登場!
作者 | こうの史代 |
---|---|
価格 | 935円 + 税 |
発売元 | コアミックス |
発売日 | 2022年05月20日 |
『Cocoon』

作者 | 今日,マチ子 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 秋田書店 |
発売日 | 2010年08月 |
『あとかたの街(1)』

太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかったーー。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかったーー。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
一番鶏
少国民
戦争ごっこと男の子
あいの針仕事
勤労乙女
飛来
名古屋生まれ
作者 | おざわ ゆき |
---|---|
価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年06月13日 |
『不死身の特攻兵(1)』

話題の新書、全身全霊のコミカライズ! 太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。
作者 | 鴻上 尚史/東 直輝 |
---|---|
価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2018年11月06日 |
『特攻の島 1』

作者 | 佐藤,秀峰 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 芳文社 |
発売日 | 2006年05月 |
『蛍火艶夜 上』

作者 | amase |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2023年08月 |
『出口のない海 : 漫画でよめる! : 語り継がれる戦争の記憶』

作者 | 三枝,義浩 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年06月 |
ここまで、戦争の厳しさや苦悩を描いた様々な名作を10冊紹介して参りました。それぞれが真摯に、そして時に冷静に、時に情熱的に戦争を題材にしています。彼らが伝えようとしているのは、戦争とは人間の極限状態を描くものであり、無条件に反戦を訴えているわけでもないということです。
それにしても、これらの作品を通して戦争の恐ろしさや悲劇を感じた読者の皆さん、あなたがたの心にそれはどう響いたでしょうか。それは必ずしも深刻な感情だけでなく、時には明るい希望や前向きなエネルギーを感じた方も多いかもしれません。それぞれの作品が持つメッセージに触れて、少しでも多くのことを考え、自分自身の中に新たな視点を持つことができたとしたら、これ以上の喜びはありません。
私たちは戦争を知らない世代です。しかし、それ故にこそ、私たちはこのような作品を読んで、戦争の現実を理解し、私たち自身がどうあるべきかを見つめ直すことが求められます。そして、それが戦争を起こさないために最も大切なことだと言えるのではないでしょうか。
このような作品に触れることで、誰もが戦争の恐ろしさと、平和の尊さを改めて感じることでしょう。恐怖だけではなく、希望も抱かせてくれる。それがエンターテイメントとしての小説や漫画の魔法とも言えるでしょう。
それでは、読後のひとときを存分に楽しんでいただければ幸いです。どの作品もあなたの心に深く残るものになることを願っています。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。