異文化交流!東西交流を描いた歴史小説おすすめ10選「村田エフェンディ滞土録」「天竺熱風録」など話題作をご紹介

では早速、異国情緒満載のおすすめの歴史小説を紹介したいと思います。日本とは違う文化に触れ、新たな世界を知るのも読書の醍醐味の一つですよね。東西の交流って、そこにはきっと色んなドラマがあるはず。舞台は遥か大海原を越えた異国。貿易のため、友情のため、未知の世界へと旅立つ勇者たち。彼らの冒険は人間ドラマ満載です。そして彼らが見た世界はまさに新大陸。未知の文化に触れ、理解し、時に衝突し、通じ合う。そんな魅力的な物語を凝縮した歴史小説を、ぜひお手元に。最終ページをめくる頃には、きっと異国へ行った気分になっていることでしょう。お茶うけにもおやすみ前の読書にもぴったりですよ。
『村田エフェンディ滞土録』

作者 | 梨木,香歩,1959- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川グループパブリッシング |
発売日 | 2007年05月 |
『天竺熱風録』

太宗皇帝の命を受け、王玄策は、長安から遙かインドに向かう。苦難の旅路を経て、ようやく辿り着いたマカダ国では、政権を奪った悪王が人びとを苦しめていた。義に厚い好漢は怒りに震える。だが彼に頼るべき兵はない。国際政治に通じた王玄策は、軍勢を得るため、ある計略にすべてを賭けた。その知力で、強大な敵を破った中国史最強の文官、鮮烈に登場。
作者 | 田中芳樹 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2004年10月20日 |
『熱砂とまぼろし: シルクロード列伝 (徳間文庫 128-9)』

作者 | 陳 舜臣 |
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価格 | 37円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 |
『敦煌』

作者 | 井上,靖 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2009年12月 |
『玄奘西域記 第1巻』

作者 | 諏訪,緑 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2000年02月 |
『物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年』

イスタンブールの歴史は古い。ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から一九二二年にオスマン帝国が滅するまで一六〇〇年余り、世界の中心として君臨した。本書は、ビザンツとオスマン、二つの帝国支配の舞台となったイスタンブールのガイドである。城壁に囲まれた旧市街から、猥雑な新市街、アジア、そして近代のメガシティーー時間旅行者となり、複雑多彩な古都を愉しむ。
作者 | 宮下 遼 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2021年09月21日 |
『イザベラ・バードの日本紀行 (上)』

1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京ー函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。(講談社学術文庫)
大旅行家の冷徹な目が捉えた維新直後の日本明治11年に行われた欧米人初の東京ー北海道間内陸踏破の記録で、随所に日本の文化・自然等への鋭い観察眼が光る。新訳により原典初版本を完訳。挿画も全点掲載
作者 | イザベラ・バード/時岡 敬子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年04月 |
『満天の花』

文芸評論家・末國善己氏推薦!
「女性通訳を主人公に、幕末を外交の視点で捉えた斬新な時代小説だ」
勝海舟と出会った青い目の少女の運命が、日本の歴史を大きく動かす
時は幕末、長崎。オランダ人商館員と遊女との間に生まれた少女・花。
青い目を隠して暮らしていたが、勝海舟と出会ったことで花は激動の世界史の渦の中に投げ込まれる。
西欧列強や幕府へも毅然と立ち向かう通詞・花。
時代の常識にとらわれず、才能と意思で生き抜く女性を描いた、佐川光晴の新境地!
作者 | 佐川光晴/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 左右社 |
発売日 | 2021年05月01日 |
『フランシスコ・X (講談社文庫 し 33-3)』

作者 | 島田 雅彦 |
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価格 | 31円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 |
『船を待つ日 : 古物屋お嬢と江戸湊人買い船』

作者 | 村木,嵐 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2014年05月 |
東と西、違う地域、文化、価値観から生まれる魅力的な歴史小説をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ストーリーに引き込まれるだけでなく、異なる文化や思想、それぞれが持つ歴史の深みに触れることで視野が広がり、より豊かな人生観をつかむことができるのが歴史小説の魔法です。
国や文化を超えて交流を重ねることで、人間の根底にある普遍的な価値観や感情が見えてくる。それは時に激しく、時に微細で、そして尊い。異なる文化の交己点で躍動するキャラクターたちは、読者に驚きと共感、そして多くの気づきを与えてくれます。また、歴史の流れと共に成長し続ける彼らの人生を通じて、自身の人生を見つめ直すきっかけにもなることでしょう。
いつの時代も、どの土地でも、人間模様の奥深さ、摩訶不思議さを感じさせてくれるのが歴史小説の醍醐味。そして、異文化交流をテーマにしたものは、その魅力を一層引き立てます。「自分が知らなかった世界を知ること」。それは新たな視点、新たな理解をもたらし、人生の舞台を一段と広げてくれます。
以上の10作品は、そんな歴史小説の醍醐味をしっかりと詰め込んだ素晴らしい作品達です。未知の地に渡った先人たちの様々な経験、挑戦、そして人間模様が描かれています。その中に自分を見つけ、異文化への理解を深める一冊を選んでみてはいかがでしょうか。繰り返し読むほどに味わい深くなること、間違いありません。今度の読書時間は、ここから始めてみてくださいね。
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