子供のスマホのルールの作り方の本 おすすめ4選 トラブルを防ぐ

子供のスマホデビューの前に是非読んでいただきたい、スマホのルール作りをサポートする本を4冊ご紹介します。すぐにでも使える具体的なテクニックが満載の1冊目。2冊目は、親子のコミュニケーションを重視したルールづくりのポイントを解説。3冊目は、インターネットの安全対策やプライバシー保護について詳しく記載しており、とても参考になります。そして4冊目は、子供自身がルールを理解し、自分で守ることの大切さを教える内容となっております。これらを読むことで子供とのスマホトラブルを未然に防ぎ、安心したスマホ生活を送れること間違いなしです。
『子どものスマホ問題はルール決めで解決します』

作者 | 石田,勝紀 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 主婦の友社 |
発売日 | 2022年03月 |
『こどもスマホルール 賢く使って トラブル回避!』

私たちは今、高度情報化社会を生きています。情報化はコロナ禍でさらに加速し、遠隔医療、キャッシュレス決済、ネット通販、リモートワーク、オンライン授業など、私たちは日々、インターネットの恩恵を受けています。
大人もそうですが、子どもたちも小さい頃からデジタルデバイスを通じて、ネットにつながる世界となりました。
文部科学省は近年、「主体的・対話的で深い学び」を提唱しています。誤解を恐れずに書くと、これまでと教育の方法とは真逆の考え方です。1人1台情報端末を持ち、議論し、プログラミングに取り組む。自分で考え、表現させるためです。
ネット、スマホの存在感が高まり、どう付き合うかは子どもの大きな課題です。本書では、保護者が「子どもにスマホやネットにどう関わらせられるか」を一緒に考えます。
子どもは自転車に初めて乗るときに、転んだり、倒れたりして痛い思いをして覚えながら次第に乗りこなしますが、「ネット依存」「自画撮り被害」「誹謗中傷」「ネットいじめ」などのネットでの失敗は子どもの一生を左右します。 「スマホやネットを自由に使わせ、失敗から学ばせろ」、つまり100パーセント自由派には断固反対です。100パーセント自由派はかっこよいですが無責任です。
「スマホやネットは危険だから大人になるまで使わせない」、つまり絶対ダメのゼロ派も無責任です。今の時代にスマホやネットを使いこなせないことは大きなハンデです。スマホネイティブ世代には、ネットもリアルも両方大切です。そういう時代の作法や流儀、対処を身に付けていくことは、もはや「品格」です。
これからの時代は、ネットやネットを「品格を持って」「正しく怖がり賢く使う」、そういう姿勢が求められます。100でもゼロでもなく、30か、50か、80か、大人と子どもで試行錯誤していくしかありません。残念ながら、歴史上のどこにも、世界中のどこにも、この経験の答えはありません。私たちが作っていくのです。
作者 | 竹内 和雄 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 時事通信出版局 |
発売日 | 2022年03月31日 |
『スマホの与え方・使い方の教科書 子どものスマホで「困った!」を防ぐ』

<あなたは子どもにスマホを安易に渡していませんか?>
子どものスマホ保有率は、この10年間で急上昇しました。それに伴い、子育ての新たな悩みとなったのが「スマホ問題」です。
小学校高学年、中学生、高校生のお子さんをお持ちの方、こんな悩みはありませんか?
「スマホのルールをつくりたいけれど、どうやって決めればいいのだろう?」
「ルールはつくったけれど、子どもが抜け道を探り、守られていない」
スマホは便利な道具です。しかし、親が正しい知識を持つことなく与えてしまうと、SNSトラブル、ゲーム依存、高額課金、睡眠不足、過剰な推し活・投げ銭など、大切な子どもの安全を脅かすものになってしまいます。
本書では、「子育て共育アドバイザー/学習塾塾長」である著者が、インターネットのしくみ、スマホが与える子どもへの影響、具体的なスマホルールのつくり方、ルールを守るために必須の親子関係構築のための「子育て共育7つの法則」をお届けします。
【目次】
1.スマホがもたらす新たな利点と問題点
2.子どもを取り巻くスマホの現状
3.ルールづくりの本質ーー親子関係のつくり方
4.スマホルールのつくり方・守り方
5.スマホを利用して学力アップ
6.子育ての最終目的「子どもの自立」
1.スマホがもたらす新たな利点と問題点
2.子どもを取り巻くスマホの現状
3.ルールづくりの本質ーー親子関係のつくり方
4.スマホルールのつくり方・守り方
5.スマホを利用して学力アップ
6.子育ての最終目的「子どもの自立」
作者 | 野本一真 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 産業能率大学出版部 |
発売日 | 2024年03月25日 |
『学校から保護者へ伝える スマホ・タブレットと健康的につき合える子どもの育て方』

学校現場で、家庭で、子どもたちはタブレットやスマホなど情報端末にふれない日はない。一方、長時間使用による健康トラブルやネット被害も指摘され、悩んでいる保護者は多く、著者はその相談に奔走してきた。本書は10万人規模のアンケート調査をふまえ、学校で指導できる具体的対応例をまとめた。
【目次】
はじめに
PART1 アンケート結果から課題を見いだす
1子どもの利用実態から課題を見いだす
2スマートフォンの所持率
3スマホやタブレットを何に使っているのか
4SNSの利用状況
5スクリーンタイムの状況
6ゲーム時間、SNS・動画視聴時間と学力の関連
7子ども自身が情報端末を使っていて健康・生活面で心配に思っていること
8困ったことが起きたとき、どこに相談するか
PART2 情報モラル教育の基本とスマホ・タブレットのしくみ
1「情報モラル教育」で抜け落ちがちな「健康との関わり」という視点
2テキスト生成AIの進歩と「情報リテラシー」
3正しい情報を「検索」する力を育てる
4端末固有情報とIPアドレス、位置情報ー 匿名でできることなどない
PART3 体の健康とスマホ・タブレット
1乳幼児のころから情報端末とのつき合いが始まっている
2生活リズムのくずれ
3視力への影響・体内時計への影響
4体力への影響
PART4 心の健康とスマホ・タブレット
1人との「よりよい関係づくり」を目指す心の教育
2SNSでの誹謗中傷やいじめ
3依存症を未然に防止する
4性被害を防止する
PART5 保護者に知ってほしいスマホ・タブレットとのつき合い方
1ペアレンタルコントロールー 親子で話し合って自分でコントロール
2家庭でのルールの作り方〈その1〉使用時間の約束
3家庭でのルールの作り方〈その2〉機器の管理やモラルに関する約束
4家庭でのSNS使用で注意すること
5オンラインゲームで注意すること
6「課金」にまつわるトラブルを防ぐ
7フィッシング詐欺などのわなにかからないために
8家庭での「心の健康」のために学校ができること
PART6 子どもの体と心を守るいざというときの対応事例
1オンライン活用の推奨によって増えたネット依存・ゲーム依存の子どもたち
2ネット依存・ゲーム依存に陥るまでの四段階
3不適切な写真や動画の投稿に関する事例
4ゲームの「課金」に関する事例
5ネットいじめ、誹謗中傷の特徴的な事例
6ネット被害、性被害に遭ったらどうするか
おわりに
引用・参考文献・ホームページ
作者 | 松島 恒志 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 日本標準 |
発売日 | 2024年03月27日 |
それぞれの家庭で考え方やルールは異なると思いますが、「子供のスマホのルールの作り方」について調べるきっかけになればと思います。おすすめした4作品は、全てが具体的な方法論を提案していますが、これが全て正しいというわけではありません。必ずしも答えを与えてくれるわけではなく、親と子供が一緒に考え、話し合う「きっかけ」を提供してくれます。
親御さん方の中には、子供のスマホの使い方について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、時代の流れと共にスマホは今や生活の一部になり、子供にとっても必要なツールとなっています。そのため、使わせるか使わせないか、という二択だけで考えるのではなく、どう使わせるかという指導が必要とされています。
スマホの普及によってトラブルは増えていますが、それはスマホが悪いわけではありません。使い方次第であり、それを親がどう育てるかによるのです。また、何をどれだけ見せるか、というのも大切な視点になります。全てを制御しようとせず、一緒に楽しみながら見守る、そして時には一緒に解決策を見つける、そんな共育の視点も忘れずにいてほしいです。
私たち大人にとってもスマホは手放せない存在かもしれませんが、子供たちはこれからの世界を生き抜くために、すぐれたツールであるスマホを適切に使いこなす力を身に付ける必要があります。そのためには確固たるルールが必要となりますが、それも子供自身が理解し納得したうえでのものでなければなりません。そのことを再認識するきっかけになれば幸いです。いつもありがとうございます。このブログを通じて、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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